工務と設計から各進捗状況を、私からは今年最初の近木職会議なので、市場の動きや今年の目標等を話させていただきました。
住宅業界に明るい兆しがありません…。
・ 資材の継続的な値上がり
・ 住宅ローンの金利上昇?
・ 地価の上昇
・ 週休二日による時短。
・ 性能向上の欲求と価格UP
住宅着工棟数減で、前年度比-6%が予測されています。
毎年10%減は常態化していて、もう不況という言葉は使えません。
各ハウスメーカも前年度比でマイナスが続いています。
戦後、住宅が不足して大量に造らなければいけなかった時代は終わったのです。
でも…大手ハウスメーカーは数を求めなければいけません。
日本の住宅メーカーが米国の住宅会社を買収したのは、売り上げを落とさないためでしょう…。
それでは、地域の工務店はどうするのか…。
マーケティング、高気密高断熱、耐震等級3、高耐久等、いろいろ勉強してきました。
学習意欲のある、地域の工務店は進化してきました。
性能は大手ハウスメーカよりはるかに良く、その地域で育った木材と、地域に合った家を提供しています。
社員だけでなく、職人・業者も顔を出し、見える形でつくっています。
「地域の家は、近くの工務店が建てる」そんな気概をもった工務店は…。
仕事が絶えることはないでしょう。
そんな工務店を目指していきたいと思います。
これからも、ご協力お願いします。
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