おもい出し日記

南三陸町の木を見てきました



10/8(火)南三陸町にある丸平木材㈱さんに訪問させていただき、いろいろなことを学ばせていただきました。

参加者は近GGメンバーの井上さんと菅原さん、伊藤工設計から2名が参加しました。

まずは南三陸町の木について、レクチャーを受けました。





南三陸町は宮城県の東北部・太平洋に沿岸に位置し、分水嶺で囲まれ、山・里・川・海の連環が確保されている地域です。

杉が成長するには水分が必要で、海からのやませの影響があるそうです。
また風が強く吹かない地域でもあり、杉の良材が採れる条件がそろっています。
色目がキレイです。


2011年1月にFSC国際森林認証を取得していますが…。
山・里・川・海がそろっているからこそ!というのが分かりました。


丸平木材さんの施設を見学させていただきました。
すごく広い敷地です。被災し、山を崩し広くしたそうです。
ダンプで1万台とか…。







低温乾燥は37℃で約1カ月乾燥させます。
ゆっくり乾燥させることで自然な乾燥に近く、色目が変わらなく、強さも確保できます。
「しなり」という強さがあるそうです。
ヤング係数も一般の杉材よりあり、私が聞いた感じでは桧材ぐらいあるようです。




近くの山にも行きました。



手入れされた山です。
下草は国際的に残さないといけないそうです。



手入れされていない放置された山です。
違いが分かると思います。

土壌が酸性になり、根が張らず、山がくずれる可能性があります。
土砂災害が多発しているのは、「放置された山」の影響があるようです。

山に入ると気持ちいい!
ここでコーヒーを入れて飲んだら…幸せ気分は、上昇は確実です。



約2時間のレクチャーと工場・山の見学をさせていただきました。
丸平木材㈱ 小野寺社長、ありがとうございました。

シンun・gbの2階小屋梁は大体あらわし(見える)になるので利用したいと思います。


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