おもい出し日記

お金が貯まる家

お金が貯まる家に住みたい!
高断熱化で450万円の節約!

新建新聞社・新建ハウジングで発売している「だん」に掲載された見出しです。





これは2020年に義務化される省エネ基準の家とHEAT20(民間団体)で考えるG2レベルの省エネ基準で比較した場合で差額が450万円になる。ということです。

まず、人生で一番高い買い物は建物ではなく、「光熱費」です。
50年間の光熱費を計算すると…
次世代省エネ基準は 2,593.6万円
G2レベルは   2,141.2万円

差額が452.7万円になります。
2020年度から義務化になる省エネ基準ですがレベルが低すぎるからです。

家を購入する場合は、将来のことも考え決めましょう!
ただたんに家賃レベルだから、営業の方がいい感じだから、安い家だから…は
もう、やめましょう!ということです。

弊社でもこのようなエネルギー計算をして比較しています。
一般社団法人 日本エネルギーパス協会に加盟し、次世代省エネ基準との比較をし、将来消費するエネルギーを金額で算出しています。


最近引き渡した平屋建ての家で比較してみます。
UA値:0.36、Q値:1.62、C値:0.5、第3種換気です。











年間の光熱費の差額が-169,466円です。
50年間ですと -8,473,300円になります。
これは全館冷暖房時での金額になります。
ちなみに間欠冷暖房時での計算もできます。





年間の光熱費の差額が-136,883円です。
50年間ですと -6,844,150円になります。

建物の大きさや形状により、すこし変わってきますが50年で比較すると大きな金額になることは間違いありません。

将来消費する金額まで提示すれば、なぜこのような仕様になっているのかわかってもらえるのではないでしょうか?


自然素材を利用しているからエコハウスとはすぐに言えません。
最近、自然素材をメインとしている会社もUA値を気にし始めました。

断熱性能を上げ、UA値も次世代省エネ基準の0.75から北海道レベルの0.46ぐらいまできていますが…。

UA値が低ければ良いかというと…それだけではわかりません。

消費エネルギーの計算まではいっていないところがほとんどですが、ぜひ計算をしていただき、差額がどのぐらいになるかまで確認したいところです。
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