おもい出し日記

感謝祭がありました

10月27日(日)は伊藤工設計の感謝祭がありました。
年に1度、今年で3回目になります。以前は「夏休み工作教室」として活動していましたが暑すぎて、秋に変更となりました。





完成引き渡ししてからも建て主様ご家族と交流したい、子どもたちに木を触れさせたい、少しでも感謝を忘れないように名前も「感謝祭」に変えました。子どもたちにはこれがきっかけでものづくりや建築に興味を持っていただければ、出来れば建築の世界に、との想いで…。

久しぶりに建て主様家族とお会いすることが出来、嬉しい限りです。お子さんは一年ですごく成長するのがわかります。家づくりの打ち合わせ時は、お腹の中にいたお子さんが今ではピアノを上手に弾いている…話など聞くと涙が出そうになります。

さて、夏休み工作教室の当時まで話を遡ります。
小さな活動でしたが、次年は少しでも進化できるように記録も撮っていました…。

震災後、国交省地域型住宅ブランド化事業(現グリーン化事業)がはじまり、助成金(100万円)を利用して家を建てることが出来るようになりました。諸条件や複雑な申請書類、決め事等いろいろな難題がありましたが、以前から地域型住宅を試行錯誤の繰り返しでつくってきましたし、理念、標準工程表、チェックリスト等、地域材活用割合、リストや実績の記録がありましたので申請書類は問題なく、揃えることが出来ました。
その中に要求されていない夏休み工作教室の写真を忍ばせたことを思い出します。

おかげさまで第一回目事業の採択を受けることが出来ました。後日談ですが第一回目の審査はかなり厳しかったようです。宮城県では復興の対策として90もの復興グループができましたが、ブランド化事業に採択を受けたグループは10ぐらいでした。全グループが応募申請をしたわけではありませんが全国的に見るともっと審査は厳しく採択率は低かったのです。

当グループはその後も毎年申請し、審査を受け採択をいただいていますが、今年は「優良グループ」として予算が例年より多く付きました。宮城県からは1グループのみで光栄なことです。でも、どうして優良グループに認定されたのかはわかりません…。

普通にグループの工務店さんと勉強会をしたり、完成・構造見学会セミナーを開催したり、感謝祭に参加してもらったり…。

建て方や忙しい時は、協力しながら行っていますし、もし廃業することになった場合なども話していますが、なぜそれだけで「優良グループ」なのかはわかりません…。

でも、次のグループラインで「グループ」=「仲間」がわかると思います。
台風の被災で感謝祭に来れなかった工務店さんとのやりとりです。






感謝祭、ご協力ありがとうございました。
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