プラン、耐震性、デザイン、断熱・気密等…他にもいろいろあると思いますが!
アンケートを4段階に分けて精査した資料があります。
最初、家族で考えていた家づくりのこだわりは住んでみてどうなったか!
は参考になるので紹介します。
4段階というのは
S1:家族ではじめに思ったこと
S2:設計者からすすめられたこと
S3:話し合って大事にしたこと
S4:住んだ後の満足度 です。
S1~S3の上位は
1位:プラン
2位:耐震性
3位:室内温熱環境
4位:自然光利用
5位:デザイン となります。
S1~S3の中で多少順位の入替えはありますがS4の住んだ後の満足度で、
室内温熱環境が11位とかなり下がっています。
省エネ性能も11位から15位になっています。
残念ながら新しい家に暮らすようになって、室内温熱環境や省エネ性能の満足度は得られなかった低い結果となりました。
期待を裏切ってしまったようです。
問題は、なぜ低くなったのか?
イメージと建物価格が優先された結果ではないでしょうか?
安くて、見た目が良い?
もう一つはつくる側の「室内温熱環境」に対しての意識が低いということでしょう。
建て主様の予算に合わせた建物全体の価格と長期のランニングコストを含めた提案というものがつくる側にないということです。
建て主様の予算にあった工法、空間、素材のみでつくられている…。
ということでしょう。
設計者、工務店はもう少し、嫌われる(契約できない)勇気をもって、「お金は少かかりますが…」的な説明をしなくてはなりません。
建て主様の予算内で最低2ランクUPの断熱・気密、省エネ性も確保できるよう設計しなければ…。
「今だけが良い」ではなく、「30年後も良い」家づくりで説明するべきと考えます。
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