
完成見学会や構造見学会などで、二ヶ月に1回の割合で小さな広告は出していましたが…。
なかなか知名度が…。
もう少し、みなさんに知ってもらいたい。
地域に合った高気密で高断熱、地元の木も取り入れた家づくりなど…。
誰もが手の届く、自然素材と省エネの家づくりを!
そんな思いで今回、住宅雑誌に掲載しました。
お陰様で…
週末になると雑誌を見た方がモデルハウスまで直接来て下さるようになりました。
みなさん真剣です。
そして、私の話を聞いてくれます。
高気密高断熱、地元の木の話、居心地のいい空間、価格の比較、家づくりスケジュール、約2時間も…
くだらない話もありますが…真剣に聞いていただいていることに感謝しています。
弊社は設計の名前がついているのでハウスメーカーのような「営業」はいません。
設計者が打ち合わせをしていまので「ごり押し」はありません。
大手住宅会社の営業で嫌なところをお客様から教えていただきますが、
また、我々地元工務店の気になるところもいろいろ教えていただきました。
「地元工務店は規模が小さいので会社が潰れたら…」
誰もが一番に思うところだと思います。
国交省地域型グリーン化事業というものがあります。今回で2年目です。
以前は地域型ブランド化事業といい、3年間ありました。
原木供給者、製材、設計、工務店、業者・職人がグループを組んで地域にあった質のある住宅を提供する!
そういうところを国は応援します。
そこで家を建てていただいた建て主様に補助金100万円を助成するという事業です。
グループの条件としては工務店が5社、最低でも必要です。
伊藤工設計が事務局になっている「近くの木と職人でつくる家づくりGG」は、工務店が5社集まり、毎月勉強会やセミナーを行なっています。
その中ではグループ内のどこかが、廃業や倒産した場合のことも考えています。
万が一そうなった場合、お客様はどうすればいいのか?迷ってしまうはずです…。
「グループとしてOB様の近くの工務店がその後を引き継ぐように考えています」等の話をすると…安心されるようでした。
逆のパターンもあります。
中央資本の会社が仙台から撤退し、今後家を観てもらえない…、どこを頼ればいいのか…。
外装リフォーム工事で来られたお客様は、値段が安いことに越したことはないが…。
見積書をとった中で多少高くても適正価格で今後お付き合いできるのであれば、お願いしたいとおっしゃっていただきました。
この考え方に共感しました。
合い見積もりの金額比べで安ければいいという考えでないことがわかりました。
見積書をつくるには現地に行って確認します。
塗装、大工、サッシ業者、みんなで現地を見て確認します。
写真を撮り数量を計算し…多少の手間はかかります。
注文いただかなければ報酬はありません…。
そんな世界です。
基本、合い見積もりは弊社ではしておりませんがお客様の考えに共感しましたので今回は現地に行って見積書をつくりたいと思いました。
それで仕事が発生しなくも、報酬がなくても問題はありません。
考え方に共感したからです。
それぐらいの気概はあるつもりです。
知名度はありませんが…。