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齋藤務作[特殊超空母ジョピターゼウス一型艦]

2015-06-20 03:16:15 | SF小説


齋藤務作[特殊超空母ジョピターゼウス一型艦]


ー 序章 ー   


1 新日本皇国  国際軍事同盟軍  (同盟条約調印)


新日本皇国総合国軍、皇国国家外交参謀部、書簡記録部、記録、


地球上の人類と、新たに生まれた人工人類は、共に壮絶な戦争を繰り広げ、互いに滅亡仕掛けて、双方が生き延びる為に、休戦交渉の結果、一時的な休戦を受諾した。

人類と人工人類は双方ともに自滅的な殺し合いから、ようやくと抜け出して、人類は最終戦争を終えたのだった。

そして、生き残った人間たち後期人類は、再び、新たな新国家建設を始めた。

そして、この新世界に置ける、新帝国の新日本皇国国家は、以前の帝国をも凌ぐ、強大な軍事力を持った。

地球の地上に残される超大帝国で有った、この超帝国の力を警戒していた人工人類の作り上げた、地球規模の大同盟組織の、国際軍事同盟軍は、

その超大帝国との、突発的な衝突を防ぐべく、互いに自滅的な戦闘を避ける為に、超帝国との軍事的同盟を模索して、

遂に、外交ルートの交渉を介して、共同平和的な全世界安定の為の、軍事同盟を果たしたのだ。

それは、人工人類の国際軍事同盟軍が、極東に置ける。自己組織の脅威を、外交手段に寄って安全に回避したのだった。

そして、新日本皇国軍と国際軍事同盟軍が、共同に軍事展開を、軍事同盟の条約条項の規約通りに規準して、共に統合共同合流軍を創設した。

かつて敵だった帝国と国際軍事同盟軍組織が平和を目的に手を取り合ったのだ。

そして、ここに、新日本皇国軍と、国際軍事同盟軍の、共同軍隊が誕生した。

新国際統合共同合流軍条約、国際共同合流軍、連合国家防衛戦闘軍団、第一次国際総合軍、総合指令部、新日本皇国、小笠原戦略防衛航空基地防波に所管、

全領域航空戦闘部隊、直属、空中戦闘機動部隊、旗艦、超弩級反重力浮遊型飛行戦闘航空母艦、ジュピターゼウス一型、FCV-16は、

国際軍事同盟軍から、新造艦と戦闘降下機動兵器ボディーアーマーを、新日本皇国に、共同軍創設の締結で批准した規約条件通りに条約譲渡された。

その乗艦する戦闘部隊は、双方の組織国家から、共同参加する事に為っていた。

その為に、新日本皇国軍からは、戦闘降下部隊の、一部隊が提供された。

それを指揮する、戦略指揮官には、谷間英愛、新大佐が着任した。

彼女は、また、総合の戦略戦闘降下部隊の最上級航空指揮官と為り。

この超空母、ジュピターゼウスの上級戦略参謀指揮官として、任命された。

そして、共同軍機動部隊を所管する。小笠原防空基地で、その新造艦の完成を祝う為に、国際共同合流軍、軍事同盟を果たした。

双方が参加した、条約締結式典の象徴と仕手、大規模に進空式典が、行われる運びと為った。

その超空母のジュピターゼウスのブリッチでは、艦長の天月加美大佐が、艦長席に就き、その式典の、処女航海に向けての、全艦機能の確認作業をしていた。

そこに、着任した。上級戦略参謀指揮官として戦略戦闘降下部隊航空指揮官も務める。

谷間新大佐が、ブリッチの艦長に着任挨拶に来たのだ。

「あ、艦長、私が、谷間英愛新大佐です。着任したばかりで、挨拶が遅れました」

「ああ、ご苦労、大佐、そんなに、気を使わなくてもいい、私も、ここに来て、色々と忙しくてね。大佐を、出迎える暇が無くて、済まないな」

「あ、いいえ、私こそ恐縮です。所で艦長、私は、この共同任務が上手く機能するように、微力ながら、出来るだけの協力は惜しみません。どうぞ同胞の部下のように、御命令を仕手下さい」

「有り難い気遣いを仕手貰って、貴官に感謝する」

その後、谷間大佐は、艦長から紹介されて、副官の、ベータ中佐やブリッチの指揮官達と、挨拶をした。

そして、その式典の、メインイベントの、航空部隊による、上空での曲技飛行をする為に、谷間大佐は目の前の、地上基地の小笠原戦略防空、空軍基地の防波に向かった。

然し、防波基地では、谷間大佐の直属の部下達が、何故か大騒ぎをしていたのだ。

それは、その防波の基地内で、大変な事態のトラブルが起きていたのだ。

谷間大佐が、騒いでいた。

その部下を捉まえて聞いた。

「どうした!何が有ったんだ?」

「ああ、た、大佐、ああ、初めまして、自分は」

「自己紹介はいい、何が有った?」

「ああ、そうだ、大変だ!沙紀少尉が、沙紀少尉が」

「沙紀少尉だと、どうした。少尉に、何か有ったのか?」

「腹が、腹が、はじけそうに巨大に為っているんです」

「は、腹がか?」

「そうです。転がって、腹で立っているんです」

「腹で立つ?ええ、立っているのか、腹で?」

「あ、はい、腹で立っています!」

「バカか、そんな事が有るか?」

谷間大佐が、沙紀少尉の所に来て、驚いた。

「ああ、腹が、ああ、腹で、た、立っている!?」

そこには、腹が脹れて転がった。沙紀少尉がいたのだ。

「ああ、お前、なぜ言わなかった。こ、こんな大きな腹に為るまで、誰の子だ!貴様らの誰かか?」

その場の、全員、首を横に振っていた。そしてその中の一人が言う、

「ち、違います。沙紀少尉は、あ、あの、その、自分一人で、その」

「じ、自分で?何を言っている。一人でこんな体に為るか!お前ら、バカか?」

「で、でも、一人で為ったんです」

「お前らー、言い逃れを言うな、一人づつ並べ、性根を叩き直してやる!」

ボカツ、ぎゃー、ボカツ、ぎゃー、ボカツ、ぎゃー、谷間大佐は、そこにいた部下を叩きのめした。

怒った谷間大佐に殴られて、ヨレヨレの部下が言う、

「な、なんで?俺達が、さ、沙紀少尉は、勝手に一人で料理のメニューを全部食べたんだ。タダに為ると聞いて」

「な、なにー、タダ飯を食ったのか?」

「うーーん、うーーん」

転がった、沙紀少尉が、苦しそうに唸っていた、呆れ果てる、谷間大佐、

「ああーー、大事な式典の前に、こんな体に為って、ああ、どうするんだ。この後に、編隊飛行をするんだぞ!ああ」

「一体、何を、どれだけ食べたんだ?吐けー!」

隊員が言う、

「沙紀少尉は、ここのメニュー全部です。ステーキ、焼きそば、カレーにラーメン、餃子にシューマイ、スパゲッティにかつ丼、味噌汁、焼き肉、肉まん、マカロニサラダに野菜炒め、刺身に牡丹餅、ケーキにピラフ、すしにパエリヤ、ウナギに焼き鳥、エビフライに天ぷら、お好み焼きにたこ焼き、たい焼き、ホットドックにハンバーガー、後は、えーと、えーっと、ああ、そうそう、今も、飴を舐めてます。あ、あーー、それは、ダイエット キャンディー 見たいです」

と、見ていた仲間が、分からなく為る位だ。谷間大佐は、気分が悪く為って、頭を抱えていた。

そんな谷間大佐が、傍にいる部下に聞く、

「ああ、なんで、どうして、そんなに食べたんだー!」

「それは、沙紀少尉は、男に逃げられて失恋したんで、妬けに為って、タダ飯を食って、安上がりに死のうと仕手いたんです」

それを聞いた。谷間大佐は、そのくだらない理由に、呆気に取られていた。

今、盛大に行われている式典は、緊張が高まっていた。

双方の平和的な解決の手段と為る。大事な物だった。

この晴れの舞台で、メインイベントの編隊飛行に、欠員を出す事は、それは、新日本皇国軍の、恥となり兼ねなかった。

その大変な事態に、谷間大佐は、眉間に皺を寄せながら、手でひたいを押さえて、途方に暮れていた。

そんな中、式典は、恙無く進んでいた。式典祝いの、全部隊飛行の時間の近付く中で、谷間大佐は、焦っていた。

「ああーーー、アイツら、どいつもこいつも、あーー、腹が立つ!」

谷間大佐は、そこにじっと仕手られずに、航空基地内を、考え込んでイラつきながら、歩き回っていた。

航空式典までに、欠けた部隊の編成をどう変えるか?何とか、上手い事を考えないと、

谷間大佐は、そんな事を考えながら、独り言をブツブツと言いながら歩いていた。

と、そんな所に、谷間大佐の目の前に、何故か偶然と、賑わう式典の基地内を歩いて回っていた。

美味しそうな式典の食べ物を、両手に一杯に抱え持った者を見付けた。

「何だ!あのバカは?浮かれやがって、子供みたいな奴だ!」

その時は、美味しそうな食べ物を持ったバカじゃ話にならんと言い、上手い話を考えていた。

その谷間大佐とは、その者は反対回りをしていて、何度か基地内で、すれ違ったのだが、

そして、今、そこに上手い位の、その上手そうな物を、持つ馬鹿者に出くわして、

そして急に名案が閃く、谷間大佐が、ニーーと不敵に笑いながら、いい事に気付いたのだ。

「あつ、ああ、あれだ!上手く行くかも知れない。もう、そうするしか無いじゃあないか!クククク」

それは、谷間大佐の、苦肉の名案だった。

 

 

 


新日本皇国総合国軍、皇国国家外交参謀部、書簡記録部、機密記録、


人工人類との地球上での壮絶な戦闘の末に、人類は大多数を失い、大規模な戦災で各地に残された人類の救助を優先させるための休戦交渉で、

人工人類側との一時的な休戦を受諾した。

ここに人類は最終戦争を終えて新たなる出発点としたのだった。

世界中の戦闘で、各都市は壊滅し、人工合成物が野放しとなり、生き残った人類を無差別に殺戮し続けている。

人工生物の結束を謳い、国際軍事同盟を結んだ人工人類軍は、凶暴な人工生物には手を焼いていた。

彼らは、自分たちをモルモットにして来た人類に対して復讐と仕返しを繰り返している。

人工人類軍は、人工生物に対して国際軍事同盟の条項に従い、彼らと共闘しているが、然し、一部の強硬な反抗的な生物組織を制圧する任務も追っている。

 

人工人類外の危険な人工生物掃討作戦は、人工人類が基盤とする秩序を乱す元凶とされて、今後、人類との共存のためには、しなければならない任務だった。

研究室で生み出された人工人類は、その種類は様々な形態が存在している。

クローンキメラを始め、バイオモンスター、亜人、合成人間、複合人間、私用、軍用、研究用と、

遺伝子レベルでの合成から、多種生物間での合成も含めれば、膨大な種類の生命体が存在し、非公認も合わせて、人類は隠れて化け物たちを生産していた。

それら野放しの人工生物に対して、人工人類軍は、国際軍事同盟を結ぶに当たり、人工生命体を、5段階の知性階層をに準じて、

規格外の凶暴な者には、警告を与え、返答なければ、制圧作戦を行っている。

その一方で、人類との戦闘も継続している事で、彼らも人工生物掃討を後回しにせざる負えないのが現状だった。

 

今回の共同平和的な全世界安定の為の、人類側との一時的な軍事同盟は、彼ら、人工人類同盟軍側でも望まれた条約だった。

新日本皇国軍と国際軍事同盟軍が、有害人工生物掃討と孤立人類救出の目的で共同に軍事展開を、軍事同盟の条約を経て、共に統合共同合流軍を創設した。

人工人類の国際軍事同盟軍は、生え抜きのエリート部隊と新造艦を人類側に提供、人類側もエリート部隊を新造艦に乗艦させて、各、任務を遂行を目指す事となった。

国際軍事同盟軍組織は、その裏では、度重なる戦闘で壊滅し掛けていた軍事組織を立て直す時間稼ぎを目論んでいる。

人類側の代表となった新日本皇国は、人類側の各国は、その新日本皇国の軍事力を削ぎ取ろうと目論まれていて、

人工生物掃討や人類救出での国際軍事同盟との軋轢での偶発的な戦闘で、新日本皇国の大規模な軍事力の浪費を企んでいたのだ。

ともあれ、国際軍事同盟軍との共同軍設立は恙無く進み、新造艦の処女航海の運びとなったのだった。

 

 

2015、6、20、個人雑誌グラス、副編集長兼雑用、主力作家の齋藤 務、
文章表現の修正の為に、載せた内容が変わる事が有ります。ご了解してください。


追加修正、2024,2,14,