いま、やまだかつてないゴールドラッシュが――夏の湿ったフロアのホコリを巻き上げながら――起こっている。まわりの人間は、「ひと山あててやろう」という探鉱師――もちろんトーシロからベテランまでそろっている――と、そうでない人間の2種類しかいない。やはり、前者のうちのだれもが金脈を探り当てることを夢見て行動しているのだろうか……。
俺も、そのなかの凡百の匹夫に過ぎないと自覚したくはないんだけど、それでも少しでも周りの状況を確かめたいと、手をおそるおそる広げるたび、抗えない突風に全身をかすめとられそうになる。もう、ワラをもすがりたい気持ちで、助けを求めるべく、野放図にか細い叫びをひり出すも、巨大な坑道に残響が消えゆくばかりなんだ。
せめて、迷子にならないように、自分の「立地点」だけは失わずにいよう――そう思うのだった。パンくずをちぎりながら行くのか、ロープを固く結びつけるのか。はたまた、GPS携帯を使うのか……この際手段はどうでもいい。大事なのは、どうやら「誠意」ってヤツらしい――コンパスがぐるぐるまわりはじめる。梅宮辰夫が羽賀健二に突きつけたあの名ゼリフ、「誠意って何かね?」が不安な胸をつんざく。
そもそも、俺の「立地点」って……
……何? ……どこ? ……地球上に存在し得るの? ……そもそも、宇宙に僕の居場所はあるの? ……最近、このBLOGの文章が分かりにくくなってるって?(すみません、うるせー、ごめなさい)
ああ、人生、「?」と書いて「はてな」ばっかりだ。
「とくダネ!」の「はてなの真相」コーナーを毎週月曜にちゃんと見れば、少しは成長できるのかな。できねーよ。
結局、金脈なんてどこにもなかったら……?
秋には、金脈ならぬ自分探しの旅に出ているのかもしれない。管直人ばりに。
ゴールドラッシュが――起こっている。
俺も、そのなかの凡百の匹夫に過ぎないと自覚したくはないんだけど、それでも少しでも周りの状況を確かめたいと、手をおそるおそる広げるたび、抗えない突風に全身をかすめとられそうになる。もう、ワラをもすがりたい気持ちで、助けを求めるべく、野放図にか細い叫びをひり出すも、巨大な坑道に残響が消えゆくばかりなんだ。
せめて、迷子にならないように、自分の「立地点」だけは失わずにいよう――そう思うのだった。パンくずをちぎりながら行くのか、ロープを固く結びつけるのか。はたまた、GPS携帯を使うのか……この際手段はどうでもいい。大事なのは、どうやら「誠意」ってヤツらしい――コンパスがぐるぐるまわりはじめる。梅宮辰夫が羽賀健二に突きつけたあの名ゼリフ、「誠意って何かね?」が不安な胸をつんざく。
そもそも、俺の「立地点」って……
……何? ……どこ? ……地球上に存在し得るの? ……そもそも、宇宙に僕の居場所はあるの? ……最近、このBLOGの文章が分かりにくくなってるって?(すみません、うるせー、ごめなさい)
ああ、人生、「?」と書いて「はてな」ばっかりだ。
「とくダネ!」の「はてなの真相」コーナーを毎週月曜にちゃんと見れば、少しは成長できるのかな。できねーよ。
結局、金脈なんてどこにもなかったら……?
秋には、金脈ならぬ自分探しの旅に出ているのかもしれない。管直人ばりに。
ゴールドラッシュが――起こっている。