枕崎「すし匠五条」女将の日記

まくらざき春の市を終えて・・・

   こんにちは^^
   と言ってももう夕方です。

   昨日開催された
   まくらざき春の市

   推定人数2万人の方々が
   来られたそうです。

   それぞれの方々の感じ方
   色々だと思いますが、

   会長さんにお話をお伺いしたところ
   「盛り上がってよかったok
   と言われました。

   私は、今回は出店させて貰ったので
   会場内を見渡すことが

   あまりできなかったけど、

   ステージを中心に多くの方が
   楽しんでいた様子や

   まくらざき鰹船人めしブースが
   忙しくされていたことなど

   嬉しく思わせて貰えました。

   そして今回は
   全体のお手伝いはできなくて

   申し訳ない気持ちもいっぱいでしたが、

   「すし匠五条」の女将として
   やりきらせて貰いましたpeace

   「やりきる」ってこと
   ここ最近、そう感じたことがなかったので

  
   私的には満足でした。
   どうしてそう思えたのか?

   「まくらざき春の市」の本来の目的は?

   もちろん枕崎を盛り上げるって事で
   来場された皆さんが楽しい時を過ごす。

   よそから来られたお客さんが
   「枕崎に来て楽しかった、よかった。

    また、来年も来たいね。」
   って思って貰う。

   と言うお客さん側の楽しさももちろんだけど、

   「市」と言う出店者側の事を言えば、
   出店したことによって

   メリットを生むと言うことが
   目的なのではないか?と

   
   たくさんの方に来て貰って
   嬉しい、楽しい買い物をいっぱいして貰う

   それが「市」としての目的だと
   私自身は、そう考えさせて貰ってました。

   その思いの実現のために
   「すし匠五条」としてどう参加すべきか?

   ってこの1週間、いろいろ準備させて
   貰いました。

   今だから、言えることですが、
   重ちゃんとも大喧嘩でした。

   9時から15時までの間、すし屋として
   売るための商品を確保するのは

   そうそう簡単なことではありませんでした。

   売るためのにぎりずしをにぎるには
   重ちゃん一人では限界があります。

   もちろん生ものですから、冷凍したりで
   前もって準備することはできません。

   店でにぎって会場に運んでいたのですが、
   もし、売り切れた時はどうするか?

   と言うことで、

   先日から、店でお出ししている
   「すし屋のバウンドケーキ」を
   
   土曜日に40本焼きました。

   この準備もその日の私は
   朝4時から取りかかっていました。

   私にとっては売れるか売れないか分らない
   ケーキを作ったことは

   かなりの冒険でした。

   そして、重ちやんの方も、
   前日は徹夜でした。

   250人前のしゃり(寿司めし)を炊いたり
   ネタの切り出しでした。

   そして、早朝からにぎり始めていました。

   
   店では、800円~1000円のにぎりを
   春の市価格 500円で売るということは、

   数を売らないと赤字と言うことなのです。
   時間内に にぎるのも数に限界があります。

   そこで、従業員でも作れる「初鰹ちらし寿司」を
   考えて作ることにしました。

   しかし、ハプニング発生
   朝の早いことに慣れていない従業員

   昼頃に気分が悪くなり、ダウンでした。

   そう言うことで
   目標数を少し下回ったかもでした。

   それに、鰹節のふりかけや
   手作りドレッシングも

   この1週間のなかで時間の許す限りの中で
   作って準備してきてました。

   普段の何倍働いたことでしょう?^^


   そう言う下準備してきたからには
   それを売らなければ 努力は報われません。

   私の心の中は必至でした。

   お陰様で普段の朝市の何百倍もの
   お客さんが来られた会場でしたから、

   私は、声を出しっぱなしでした。
   「いらっしゃいませ、
    五条のにぎりずしどうですか?

    初鰹のちらしも美味しいですよ。

    手作りの鰹節ケーキ、試食して見て下さい。

    このふりかけもご飯やおにぎりに
    最高ですよ。

    すし屋で作る手作りドレッシングも
    白身魚やタコなどに相性抜群ですよ。」

   などなど、きっと周囲からすれば
   うるさいぐらいに 叫び続けていたと思います。

   振り返れば、ご飯も食べる間もなく
   周囲の様子にも 気付かないぐらい

   販売することに専念していました。

   顔見知りのお客様は、もちろんのこと
   ブース前を通られたお客さんにも

   ずっと声をかけっぱなしでした。

   そして、お買い上げ下さった皆々様の
   お陰様で、

   お寿司もケーキもふりかけも
   ほとんど完売させて貰いました。

   「本当にありがとうございました。」

   そう言うことで 
   体力的に限界を感じながらも
   準備してきて

   そして、精一杯販売して

   ほとんど買って頂けたことに

   自分の中では 十分に
   やりきらせて貰いました。

   昨夜も営業で 夜中まで働きづくめ
   でした。

   そして、今
   身体に疲れがあるけど、
   自己満足の時間過ごしています。
   
   
   でもまた、明日から頑張らなければと
   そうも思っいるところです。

   そう言うことで・・・

   この「まくらざき春の市」
   また来年に続くのかなぁ?

   今回は、朝市協議会の会長はじめ
   関係者の皆さんも

   予算のない中、また人手も少ない中
   大変な思いで 準備してくれたみたいです。

   イベントの裏側には
   頑張って下さる方がいてくれることに

   心から感謝させて頂きます。

   本当にみなさん、ありがとうございました。


   今回は、ほとんど写真撮れませんでした。
   ごめんなさいね。


   ちょっとこれからお出かけなので
   また後ほど少しだけ載せますね。

   では、明日からもまた
   次に向かって前進です。
              -hiromi-   

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