三崎~横浜廻航 2010年3月28日 荒れてました
潮が悪いので沖だしをする
波高は上がる、スプレーを浴びだす
物の10分で全身ビショビショになる
みんなに習ってフードをかぶっていたのは正解だった
速度は波に叩かれ2ktほどまで落ちる
クローズホールドでは波で叩かれて速度が出ない
もう少し落としたいが、それでは着かない
GPSの数字と時間でどれがお得な選択か計算する
(色々な角度での艇速)
80~90度に向けて帆走る事に・・・
本当に保田に着いちゃいますが・・・・・
それにしても冷たい
完全防備で濡れるのは手と顔くらいだが
スプレーが目に入ると塩が痛い
普段、サングラスを掛けているのであまり経験しない
このスプレーを避けるのが(避ける言っても、顔を伏せるか、上体をひねって後
ろを向くだけだが)
中々、楽しい・・・
小さなスプレーを避けて顔を上げた瞬間に大きなスプレーをかぶる
ジャブを避けたとたんカウンターをもらう感じだ
たまに、ワン・ツー そしてワン・ツー・スリーも有る
しかもまのぼり状態で右左と
常に小雨のようなスプレーが掛かってくるがこれを気にすると
ストレートやフックを避けられない
やや顔を下げ帽子のつばから前方を確認し、カウンターに備える
そのうちに音だけでも判るようになるが、これも深い
音も無く大きなスプレーが上がる
オイルスキンのフードの上に「ザザッ~」「バシ・バシ・バシっ」と振り注ぐ
バウからのスプレーはまだ良い、その気になれば避けられる
時間が有るからだ
ところが、横方向から来るスプレーは避けられない
横波を受けて船が傾く、波があたる前に当たる方向に傾く(波が引く感じ)
その次に大きな波が(必ずかぶるとは限られない)顔を出す、と次の瞬間
スプレーではなく波そのものが襲い掛かる
ハイキックを受けた様だ
これは、かわし様が無い、前を向いているし、フードが視野を狭くしている
遠くから来るうねりは変化して船に届くまで予測が出来ない
うねりが急に盛り上がる(?)時も有るようだ(見落としか?)
なんて事を、他にする事もないので考える
コックピットでは私の上体は、ジンバルと化し、波で揺れる船と同期しない
自然と体は垂直を保とうとしている
おかげで、翌日(月曜)は腰が痛かった・・・
朝は歩けないかと思ったくらい・・・・時間が経てば特に問題は無かったが
背筋の筋肉痛か?
これも、最後の方では腕がウィンチに寄りかかって居たので同期していたのかも
しれないが・・・
剣崎を越えると更に波が悪くなる
三角波か?と思い、沖だしするがあまり変らなかった
三浦海岸(金田湾)を遠くに見て北上
角度は5度~355度に(一回転してるわけではありません)
風は、エンジンが無ければ上れない角度
辛うじてシバーはしないがメインを引き込む
この船にウィンデックスは無い、ステーに糸が付いているが
ステーに張り付いている
風を感じる場所は顔しかないが、風は受けたくない
セール(カーブ)を確認する為に上を向くと無防備になる
その瞬間(マーフィーの法則)大きなスプレーを浴びる
目が痛い・・・・
それでもセールトリムも行いながら
一番良い角度を探す、GPSの速度を確認し
0.5ktを稼ぐ
スロットルが自然に戻る事に気づく
2800rpmを維持したいが、気が付くと2600rpm
船が、「この回転にして」と、言ってるよう
セールが効いているうちはこの回転で
潮がきつくなり、風も流せなくなると 2800rpmまで倒す
その場を回避して忘れた頃に2600pmに戻っている
10回以上スロットルを倒した
音で判りそうな物だが、波に揺られていると音が変化する
恐らく排気口が水没しているか・出ているか?
ウォーターロックにどのくらい水が逆流したかだと思うが・・・
猿島をポートに見て波が小さくなった気がする
ここで思い出したようにタバコを取り出す、中々、取り出せない
ライターの火は付いているが(ターボライター)タバコに火が中々付かない
湿っているわけでもないのだが・・・
やっと着く、タバコを吸い終わり
これまた思い出したようにカメラを取り出す
(撮影は行いたかったが、オイルスキンの内側に入れていたので
スプレーの中、オイルスキンのファスナーを下ろす気にはなれなかった)
(殆ど真向かいの為、ヒールも無いです)
少し撮影するが手が冷たいので断念・・・・
グローブ無しだと1分で手が悴む
痛いくらいに手が冷える・・・・
(時折、小雨も・・雨かスプレーかはわからない)
(ツーポンながらトリムを行いカーブを出す)
ますます、波は悪くなる
横から受けるのを回避する為に無駄なタックを繰り返す
スロットルを倒し、2900rpmまで上げる(そのうち2600だが)
スタボタックで斜め後ろから・・・
お尻が持ち上げられて気持ち悪い
ポートタックで斜め前から・・・スプレーが綺麗に弧を描いている
ポートに座ってもスタボに座っても変わらない
時々、大きな波を受ける、バウが45度くらい上空を向く
(嘘です・・・・そんなに大きな波は有りませんでした)
30度くらいに持ち上げられる
次の瞬間、波間にバウが刺さる・・・・
(これも嘘です、ドックハウスが邪魔でバウまで見えていません)
バウ沈はしていなかったと思います
2ポンメインのおかげでウェザーヘルムは殆ど無し
時々メインを出したり、引いたり
(トラベラーはシートが付いていないタイプなので弄らず)
ツーポンが綺麗にセットしきれていないようで
ドラフトが深い、レイジーに引っかかり2段のカーブを作っている
この状況ではあまり関係ないか?
ブームバングを引きたいが、マストまで行くのは面倒だし・・・
と、色々考えながら寒さをこらえる
冷たいのは手と足だけだが・・・
濡れたグローブを変える
カヤック用の薄いネオプレーンにセーリンググローブを重ねた物
しかし、薄いネオプレーンは冷たい
真冬用のグローブを持ってこればよかった・・・
そういえば、2,3日前にPiterStormの防水パンツをオークションで処分してし
まった
これも、数年前に雨のロングをしたときに完全防水が欲しいと思って購入した物
だが、その後、使う機会もないので処分した
マーフィの法則どおり・・・・
しかし、今回は先週の回航の準備のままだったので厚手のオイルスキンを持って
いた、日帰りなら薄手のオイルスキンを選択していたと思う
これは、ラッキーだった
やはり、普段の行いが良いからだ・・・・
(だったらこんな天気にならないよ~~~~~~~と、声が聞こえる)
八景島の前を通過・・・・
通過・・・・
通過・・・・・
通過・・・・・
しない、何時までたっても三角の屋根が真横にある
0.2kt・・・
船は進んでいない
回転を上げる・・・・・0.4kt
予定では連れ潮で1ktは稼げるはずだったが・・・
予定通りには行かない
仕方ないので風に落とす
横浜へリポートに向けて30度ほど舵を切り船にスピードを付け
15度ほど戻す
何とか走り出す 2.2kt、このコースは網がある筈、早めにタックし
沖に出す、タック角度は100度
これ以上は上れない(機帆走ですよ)
航路ブイの手前50mまで沖に出し、進路を戻す
3kt前後
波にたたかれると1ktまで落ちるが3ktでていれば明るいうちに帰れそうと・・・
タバコに火を付けようとしたが面倒なので止める
Sさんは三崎をでて暫くしてキャビンの中で睡眠中
Oさんは、(オーナと言う立場上?)コックピットでうつら、うつらしている
が、時々、遠くを見ている
今日は本船も少ない(1隻もコース上には無く、避ける必要も無かった)
漁船は 数隻いるが、みんな追い抜いて帰港していく
しかし釣り客も根性がある?・・・後悔していると、思うが・・・・
やがて根岸に差し掛かる
ここでまた景色が変わらない30分くらい機帆走のヒーブツー
ふと、気づき、また落とす
船は進みだす、回転も上げる3000rpm ここからは早く逃れたい
1分後には2700rpmに落ちていた
ここでカメラを取り出してみる
少し撮影(この後は暗くなってしまうので)
手がかじかみ、すぐに中止(^^ゞ
2010年3月28日廻航2
廻航 横浜近辺 3/28
(この時だけは帆走ってます・・・・)
(どれも同じような画面です、考える余裕も有りませんでしたので・・)
(こちらは根岸のキリン)
[*ちなみに全撮影はティラーを片手に、私が行っています]
この後、Sさんが起きてくる
「残念、落ちなかったか・・・・・」
聞く所によると、船の傾きに合わせて自然に手で押さえられるらしい
流石、本船のり、外海はこんなもんじゃ無いのは十分承知しているが
本船がこのくらい揺れるのは想像が出来ない・・・
本牧の岸壁近くは波が悪い、防波堤を超え、変進
あまり、横浜港の入り口から離れないように
(波が悪いのは・・・・今更・・なので、我慢)
あたりは暗くなり
本牧のキリンにがナトリュム灯でオレンジに光る
結構綺麗だが写真を撮る余裕は無い
「そろそろ、航海灯をお願いします」とOさんに伝える
お二人は2度目の暗闇に入る
私も、まさか三崎から日暮れ前に帰れないとは思っていなかった
岸壁の明かりが眩しい、どこが目的地(横浜港の入り口)かわからない
何度も通っているのだが・・・Oさんに確認「ここでしたっけ?、あっちでしたっ
け?」
「あっち」・・・・・まだ先でした
最近、目が悪くなり(老眼では有りません・・乱視です)夜になるとまったく見
えない、光が幾つも見えて自分だけ、イルミネーションを見ている様
何しろ、月が7つは見れる
なんでもないクリスマスツリーの光に感動するくらい
綺麗に多く見える
そんななわけで横浜港に入ったころには真っ暗、ベイブリッジ下の
左の水路がわからない、Oさんに指示してもらう
(そばに行ったらちゃんと緑と赤の明かりがありました)
左折し、セールダウン
タイクーンの前の水面で停止、アスターンを入れてみる
ドッキングに備えての、プロップの確認とアスターンにちゃんと入るかの確認
スターンの流れはそれ程でもないが(KQに比べて)舵は効かない(スゲックラダー)
船が5ft長いだけなのでいつもと同じアプローチを
良い感じでアスターンで桟橋によるが、向きが変わらず
桟橋に並行にはならない
そのまま、アヘッドで前に出す
アスターンで・・・今度は距離が足りず舵が効く速度まで上がらない
再々度、前に出し、アスターンで息足をつけ
舵を切る、舵は効いた、ギアを抜く
早すぎた・・・・艇速が落ち、舵が効かなくなる
そのまま斜めにスターンを桟橋に寄せ、ア・ヘッドでバウを振ると同時に
自分で桟橋に降りて舫を掛ける
無事着岸
18時30を過ぎている(と、思う・・確認忘れ)
三崎から6時間、安良里から27時間(休憩1時間マイナスで)
お疲れ様でした
舫を固め、熱いコーヒーを入れてもらい
キャビンで一息、
殆ど手付かずのみんなの食事を頂、甘い物も・・・
さらにコーヒーお替りに、黄金色の燃料を
キャビンにはガスストーブもセット、暖を取りながらのお開きと成りました
私としては、三崎からだけでは物足りないな~と思い
保田行きも、計画していましたが
十分楽しめた回航でした
三崎って遠いですね・・・・(何度も行ってるけど)(^^ゞ
(APRSの航跡、時々陸を走ってますが・・・波が高かったからです)
時間での天気図の推移
(28日3時)
(28日12時)
(28日15時)
剣崎と観音崎の風
(剣崎)
(観音崎)
波打つように10mを超えていますね
潮が悪いので沖だしをする
波高は上がる、スプレーを浴びだす
物の10分で全身ビショビショになる
みんなに習ってフードをかぶっていたのは正解だった
速度は波に叩かれ2ktほどまで落ちる
クローズホールドでは波で叩かれて速度が出ない
もう少し落としたいが、それでは着かない
GPSの数字と時間でどれがお得な選択か計算する
(色々な角度での艇速)
80~90度に向けて帆走る事に・・・
本当に保田に着いちゃいますが・・・・・
それにしても冷たい
完全防備で濡れるのは手と顔くらいだが
スプレーが目に入ると塩が痛い
普段、サングラスを掛けているのであまり経験しない
このスプレーを避けるのが(避ける言っても、顔を伏せるか、上体をひねって後
ろを向くだけだが)
中々、楽しい・・・
小さなスプレーを避けて顔を上げた瞬間に大きなスプレーをかぶる
ジャブを避けたとたんカウンターをもらう感じだ
たまに、ワン・ツー そしてワン・ツー・スリーも有る
しかもまのぼり状態で右左と
常に小雨のようなスプレーが掛かってくるがこれを気にすると
ストレートやフックを避けられない
やや顔を下げ帽子のつばから前方を確認し、カウンターに備える
そのうちに音だけでも判るようになるが、これも深い
音も無く大きなスプレーが上がる
オイルスキンのフードの上に「ザザッ~」「バシ・バシ・バシっ」と振り注ぐ
バウからのスプレーはまだ良い、その気になれば避けられる
時間が有るからだ
ところが、横方向から来るスプレーは避けられない
横波を受けて船が傾く、波があたる前に当たる方向に傾く(波が引く感じ)
その次に大きな波が(必ずかぶるとは限られない)顔を出す、と次の瞬間
スプレーではなく波そのものが襲い掛かる
ハイキックを受けた様だ
これは、かわし様が無い、前を向いているし、フードが視野を狭くしている
遠くから来るうねりは変化して船に届くまで予測が出来ない
うねりが急に盛り上がる(?)時も有るようだ(見落としか?)
なんて事を、他にする事もないので考える
コックピットでは私の上体は、ジンバルと化し、波で揺れる船と同期しない
自然と体は垂直を保とうとしている
おかげで、翌日(月曜)は腰が痛かった・・・
朝は歩けないかと思ったくらい・・・・時間が経てば特に問題は無かったが
背筋の筋肉痛か?
これも、最後の方では腕がウィンチに寄りかかって居たので同期していたのかも
しれないが・・・
剣崎を越えると更に波が悪くなる
三角波か?と思い、沖だしするがあまり変らなかった
三浦海岸(金田湾)を遠くに見て北上
角度は5度~355度に(一回転してるわけではありません)
風は、エンジンが無ければ上れない角度
辛うじてシバーはしないがメインを引き込む
この船にウィンデックスは無い、ステーに糸が付いているが
ステーに張り付いている
風を感じる場所は顔しかないが、風は受けたくない
セール(カーブ)を確認する為に上を向くと無防備になる
その瞬間(マーフィーの法則)大きなスプレーを浴びる
目が痛い・・・・
それでもセールトリムも行いながら
一番良い角度を探す、GPSの速度を確認し
0.5ktを稼ぐ
スロットルが自然に戻る事に気づく
2800rpmを維持したいが、気が付くと2600rpm
船が、「この回転にして」と、言ってるよう
セールが効いているうちはこの回転で
潮がきつくなり、風も流せなくなると 2800rpmまで倒す
その場を回避して忘れた頃に2600pmに戻っている
10回以上スロットルを倒した
音で判りそうな物だが、波に揺られていると音が変化する
恐らく排気口が水没しているか・出ているか?
ウォーターロックにどのくらい水が逆流したかだと思うが・・・
猿島をポートに見て波が小さくなった気がする
ここで思い出したようにタバコを取り出す、中々、取り出せない
ライターの火は付いているが(ターボライター)タバコに火が中々付かない
湿っているわけでもないのだが・・・
やっと着く、タバコを吸い終わり
これまた思い出したようにカメラを取り出す
(撮影は行いたかったが、オイルスキンの内側に入れていたので
スプレーの中、オイルスキンのファスナーを下ろす気にはなれなかった)
(殆ど真向かいの為、ヒールも無いです)
少し撮影するが手が冷たいので断念・・・・
グローブ無しだと1分で手が悴む
痛いくらいに手が冷える・・・・
(時折、小雨も・・雨かスプレーかはわからない)
(ツーポンながらトリムを行いカーブを出す)
ますます、波は悪くなる
横から受けるのを回避する為に無駄なタックを繰り返す
スロットルを倒し、2900rpmまで上げる(そのうち2600だが)
スタボタックで斜め後ろから・・・
お尻が持ち上げられて気持ち悪い
ポートタックで斜め前から・・・スプレーが綺麗に弧を描いている
ポートに座ってもスタボに座っても変わらない
時々、大きな波を受ける、バウが45度くらい上空を向く
(嘘です・・・・そんなに大きな波は有りませんでした)
30度くらいに持ち上げられる
次の瞬間、波間にバウが刺さる・・・・
(これも嘘です、ドックハウスが邪魔でバウまで見えていません)
バウ沈はしていなかったと思います
2ポンメインのおかげでウェザーヘルムは殆ど無し
時々メインを出したり、引いたり
(トラベラーはシートが付いていないタイプなので弄らず)
ツーポンが綺麗にセットしきれていないようで
ドラフトが深い、レイジーに引っかかり2段のカーブを作っている
この状況ではあまり関係ないか?
ブームバングを引きたいが、マストまで行くのは面倒だし・・・
と、色々考えながら寒さをこらえる
冷たいのは手と足だけだが・・・
濡れたグローブを変える
カヤック用の薄いネオプレーンにセーリンググローブを重ねた物
しかし、薄いネオプレーンは冷たい
真冬用のグローブを持ってこればよかった・・・
そういえば、2,3日前にPiterStormの防水パンツをオークションで処分してし
まった
これも、数年前に雨のロングをしたときに完全防水が欲しいと思って購入した物
だが、その後、使う機会もないので処分した
マーフィの法則どおり・・・・
しかし、今回は先週の回航の準備のままだったので厚手のオイルスキンを持って
いた、日帰りなら薄手のオイルスキンを選択していたと思う
これは、ラッキーだった
やはり、普段の行いが良いからだ・・・・
(だったらこんな天気にならないよ~~~~~~~と、声が聞こえる)
八景島の前を通過・・・・
通過・・・・
通過・・・・・
通過・・・・・
しない、何時までたっても三角の屋根が真横にある
0.2kt・・・
船は進んでいない
回転を上げる・・・・・0.4kt
予定では連れ潮で1ktは稼げるはずだったが・・・
予定通りには行かない
仕方ないので風に落とす
横浜へリポートに向けて30度ほど舵を切り船にスピードを付け
15度ほど戻す
何とか走り出す 2.2kt、このコースは網がある筈、早めにタックし
沖に出す、タック角度は100度
これ以上は上れない(機帆走ですよ)
航路ブイの手前50mまで沖に出し、進路を戻す
3kt前後
波にたたかれると1ktまで落ちるが3ktでていれば明るいうちに帰れそうと・・・
タバコに火を付けようとしたが面倒なので止める
Sさんは三崎をでて暫くしてキャビンの中で睡眠中
Oさんは、(オーナと言う立場上?)コックピットでうつら、うつらしている
が、時々、遠くを見ている
今日は本船も少ない(1隻もコース上には無く、避ける必要も無かった)
漁船は 数隻いるが、みんな追い抜いて帰港していく
しかし釣り客も根性がある?・・・後悔していると、思うが・・・・
やがて根岸に差し掛かる
ここでまた景色が変わらない30分くらい機帆走のヒーブツー
ふと、気づき、また落とす
船は進みだす、回転も上げる3000rpm ここからは早く逃れたい
1分後には2700rpmに落ちていた
ここでカメラを取り出してみる
少し撮影(この後は暗くなってしまうので)
手がかじかみ、すぐに中止(^^ゞ
2010年3月28日廻航2
廻航 横浜近辺 3/28
(この時だけは帆走ってます・・・・)
(どれも同じような画面です、考える余裕も有りませんでしたので・・)
(こちらは根岸のキリン)
[*ちなみに全撮影はティラーを片手に、私が行っています]
この後、Sさんが起きてくる
「残念、落ちなかったか・・・・・」
聞く所によると、船の傾きに合わせて自然に手で押さえられるらしい
流石、本船のり、外海はこんなもんじゃ無いのは十分承知しているが
本船がこのくらい揺れるのは想像が出来ない・・・
本牧の岸壁近くは波が悪い、防波堤を超え、変進
あまり、横浜港の入り口から離れないように
(波が悪いのは・・・・今更・・なので、我慢)
あたりは暗くなり
本牧のキリンにがナトリュム灯でオレンジに光る
結構綺麗だが写真を撮る余裕は無い
「そろそろ、航海灯をお願いします」とOさんに伝える
お二人は2度目の暗闇に入る
私も、まさか三崎から日暮れ前に帰れないとは思っていなかった
岸壁の明かりが眩しい、どこが目的地(横浜港の入り口)かわからない
何度も通っているのだが・・・Oさんに確認「ここでしたっけ?、あっちでしたっ
け?」
「あっち」・・・・・まだ先でした
最近、目が悪くなり(老眼では有りません・・乱視です)夜になるとまったく見
えない、光が幾つも見えて自分だけ、イルミネーションを見ている様
何しろ、月が7つは見れる
なんでもないクリスマスツリーの光に感動するくらい
綺麗に多く見える
そんななわけで横浜港に入ったころには真っ暗、ベイブリッジ下の
左の水路がわからない、Oさんに指示してもらう
(そばに行ったらちゃんと緑と赤の明かりがありました)
左折し、セールダウン
タイクーンの前の水面で停止、アスターンを入れてみる
ドッキングに備えての、プロップの確認とアスターンにちゃんと入るかの確認
スターンの流れはそれ程でもないが(KQに比べて)舵は効かない(スゲックラダー)
船が5ft長いだけなのでいつもと同じアプローチを
良い感じでアスターンで桟橋によるが、向きが変わらず
桟橋に並行にはならない
そのまま、アヘッドで前に出す
アスターンで・・・今度は距離が足りず舵が効く速度まで上がらない
再々度、前に出し、アスターンで息足をつけ
舵を切る、舵は効いた、ギアを抜く
早すぎた・・・・艇速が落ち、舵が効かなくなる
そのまま斜めにスターンを桟橋に寄せ、ア・ヘッドでバウを振ると同時に
自分で桟橋に降りて舫を掛ける
無事着岸
18時30を過ぎている(と、思う・・確認忘れ)
三崎から6時間、安良里から27時間(休憩1時間マイナスで)
お疲れ様でした
舫を固め、熱いコーヒーを入れてもらい
キャビンで一息、
殆ど手付かずのみんなの食事を頂、甘い物も・・・
さらにコーヒーお替りに、黄金色の燃料を
キャビンにはガスストーブもセット、暖を取りながらのお開きと成りました
私としては、三崎からだけでは物足りないな~と思い
保田行きも、計画していましたが
十分楽しめた回航でした
三崎って遠いですね・・・・(何度も行ってるけど)(^^ゞ
(APRSの航跡、時々陸を走ってますが・・・波が高かったからです)
時間での天気図の推移
(28日3時)
(28日12時)
(28日15時)
剣崎と観音崎の風
(剣崎)
(観音崎)
波打つように10mを超えていますね