Gomachan の後悔・・・航海日誌(?)

我ながら良く続いています
内容はともかく・・・
SINCE May-2005
続いているとは言えないですね

10月連休初日 台風前に・・・・・

2007-10-07 21:33:07 | クルージング
低気圧を見ると 高気圧と低気圧の境目 気圧の谷が通過する様
境目の気圧は1016hpa

いつもと違い2日前に予定が決まる(私の)
早速、H(hk)さんに連絡予定を確認
その後 hさん(hs)さんに打診
同時にAさんからも希望があるため確認
集合時間と場所だけ決めて 後は現場で・・・
とりあえずクルーズ案をメールする

この日の予定目的地は 保田
(再来週、行こうとSさんに誘われているのですが 下見と言う事で・・・・
なんだか 以前にも有ったようなパターン(^^ゞ )
hkさんの隠れ家からは Eへ10NMちょっと
予定では2時間半もあれば着く筈だが 天気予報を見るとうねりが有りそう
三浦側では1m 千葉よりでは2m
風はN3~5m
うねりがそれ程でもなければ 行きも帰りもアビームで快適に帆走る筈

とりあえず hsさんの車に拾われ 非常食(目的地変更時の昼ごはん)を調達
バスで走る道を 快適に15分ほどで隠れ家に
点検と出航準備をして居ると時間は11時 急いで(誰も急いでいないが)出航しようとするとアラームが ランプを見ると 水温・・・ エンジン停止
「hkさん、キングストーン開けた?」「忘れた」
以前から 絶対に忘れるから・・・と言ってたのですが 本当に忘れちゃいますね
エンジン再始動後 水の出ているのを確認して舫を外す

アスターンで出て アヘッドに入れた途端バウが落とされ 接触しそうになる
(その前に出て行った船も同じ状況なのを見ていたのだが)
すぐに アスターンで切り返す 少し回転を上げて無事出航
いつもどおり 防波堤を超えてセールアップ・・・・と、思い周りを確認
2時の方向に 見慣れた船が・・・・
「海賊だ!」 いつもと違い 黒船ではない 少し大きな白船である
向こうはこちらに気づいていないが コリジョンコースの為すぐに気が付かれる
ジブとインナージブを出して帆走っている
距離100mになり ロケットランチャーにロックオンされた事を知らせるアラームがなる
(hkさんのハンディGPSは メールが着信したり 電話が掛かってきたり こんな危険を知らせてくれる優れものだ=但し、詳細な使い方は 理解していないらしい)

観念し 白船のポート側に寄せる
白船の船長 Oさんから声がががる「何処へ行くつもりだ?」こちら「出来ましたら保田まで行きたいと考えているのですが よろしいでしょうか?」
「後ろから監視しているのでおかしな事はするな、保田まで付いて行く」
との事でした
(このあたり、多少脚色が在るかも知れません)
てなぁ訳で 保田まで連行される事に
すぐに風に立ててセールアップ スライダーが重く 中々メインが上がらないが無事セールアップ コースを戻しながらジブを出す
視程は良く 目的地が目視できる うねりは1mほど
風は少し触れてNE、クローズホールドで上って行く
(但し、目的地まで直線、一本道(?)なのでタックは無し)

今日は4名居るので オーパイ君はお休み
1時 風が上がり 30度以上のヒールも有り(お約束のビールもあり)
白船は ダウンリガーを曳いてる様で 時折 方向を変える
しまいには ジブ1枚にして艇速をコントロールしているようだ

うねりはそれ程でもなく ドライで居られる
本船航路を横切っているが 今日は(この時間は)かなり少ない
空気は乾燥し、風は気持ち良く冷たい 空には鰯雲が・・・

夏が終わった事を実感する

理想のコース(ただ1直線)を通っているだが 到着予定は1時間以上先、
前方に釣り船船団を見つけ その前のコース取りで ヒコーキを流す
うねりの中 まさにヒコーキが飛んでいる
そのまま 船団の前を通過する


目的地はすぐそこに見える 感覚では10分くらいなのだがGPSでは
40分を指す
距離は 12NMほど対地速度は平均5ktほど出ている でも2時間半では着かない、おかしい
リーウェイだろうか?(でも 目標は目視で見ているからそれ程、流されてるとは思えない(後でGPSのlogを見せてもらおう)

保田近くで 前線の通過 空が暗くなり 日は陰って風がEに振れた
少しコースを落とす
と、思ったら物の5分で復帰 どうやら前線を戻したようだ
針路も戻して 保田の防波堤に狙いを付ける
(でも 30分以上ある様)
振り返ると はるか後ろに居た 白舟がジブを巻き 機走で追い上げてきたかと思うと、横を抜いていった そのまま防波堤の切れ目に消えて行った

こちらもセールを下ろし 機走に切り替えるが速度は変らず
遅れる事30分くらいで番屋のポンツーンへ
連休なのでかなり混雑しているが 深くなった奥側は開いている
迷わず ドッキング
白舟は 手前の方に舫ってあった

時刻は14:00 なんと3時間も掛かってしまった
気持ちいいクルーズだったので良かったが 上りと言え 何故だろう???
と、そんな事は すぐに忘れ 番やで 注文を始める
思い思いに頼むとかなりの量になってる事に テーブルに届き出した料理を見て
後で気づく(ココの一皿は量が多い)
そのうえ hkさんは名物 イカ掻き揚げ丼を・・・

皆で後悔していると 白舟のメンバーOさんNさんが席に着く
これで 丁度良い量となり 一同一安心
ビールも旨い・・・
そのままOさんたちと話に夢中になり 気が付くと15時
帰りも3時間だと18時着 この日の日没は17:20
隠れ家への夜間帰港は誰もしたことが無い・・・・・
と、計算を話しながら また話に戻る
聞けばOさんたちは 2泊ほどする様
向こうもこっちが日帰りとは思っていなかった様
15:30 席を立つ
hsさんがお土産(干物?)を購入して 出航は15:45

帰りは風が落ちていた、「機走で」と言う意見も有ったが
これはヨット「フリーです、セールを上げましょう」とメインを上げ
ジブも出す ランニングかと思い スピンポールでの観音開きも想定していたが
理想な クローズドリーチ 風が弱く、うねりがあるのでワイルドジャイブも気になるがこの角度ならOKと270度にバウを向ける

エンジンは2000rpm程廻し 機搬送で6ktほど出る
良い感じ 時々大きなうねりが真横から入るが問題ない範囲
と、気づくとhkさんが、ヒコーキを流し始めていた
(ちょっと早すぎるのですが)
その後 hkさんが キャビンから座布団を出してきた
本物の 普通の座布団 しかも4枚
これが 中々気持ち良い コックピットの硬いシートに座布団は良いもんだ
Hkさんは スターンロッカーの上に正座をして流している
手には扇子と湯飲み茶碗が・・・
ミカンを前において・・・・・

(本blogには脚色部分が存在する事があります 写真は一部加工しています)

隠れ家を目の前にして日没、暫くはオレンジ色に明るい
城ヶ島大橋の向こうに富士山がシルエットとなって見える


目標の風車を確認 隠れ家は ライトアップされている
角度を合わせ 無事入港 そして着岸
18:00でした(計算どおりの2時間)

今日、急いだのは これから来ると予想されている台風対策を行なう為、
ジブを外し 舫をWにする ティラーとブームの固定
と、書くとそうでもないが 結構大変・・・19時には完了
hsさんとAさんの狭いポンツーンでのジブ畳み お見事でした


その後、駅まで送ってもらい 
本日はありがとうございました
そして皆様お疲れ様でした

帰りの電車でhkさんと話をしていて 夜、この辺を走って見たらどうか?
なんて話題がありました 湾奥や横浜港、YBMでは何度か経験ありますが
夜景が綺麗でそれはそれで良い物です
ココ界隈では何か見えるのか?
街の明かりは期待できない 何が見えるか? 一度は経験してみょうと言う事になった
が 多分、星が綺麗に見えると思うし 夏なら夜光虫 そして釣り船の灯り

と、考えていたら 今日辺りから ユーミンで有名なジャコビニ流星群が見えるらしい
この流星は昔から 船乗りの間で、「見られるといい事が起きる」「いい風が吹き早く帰れる」と言い伝えられている
朝方 見てみようかな~~~

台風の影響で連休残りは崩れそうですね

*くどいようですが本blogはドキュメンタリーですが一部デフォルメや脚色されている事が在るかも知れません)
*blogのデザインはハロウィンです (問い合わせ回答)
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2 コメント

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Unknown (hsです。)
2007-10-09 21:07:23
お土産は鯖の干物でした!
早速、翌日の夕飯のおかずとなりました。
Oさんがシーラのバター焼きが美味しいといっていたので今度釣れたら食べさせてくださいね!
返信する
ご同行ありがとうございました (Gomachan)
2007-10-09 21:27:16
次回は 名物メカジキの姿干し(どうやって持って帰る?)なんて如何でしょうか?

そうですね私はマヒマヒをオリーブオイルでソテーしてバター乗せて食べてます
クレジーソルトを振りかけて・・・・・
但し、完食するか お持ち帰りでお願いしますね
(捌いた魚はすべて食べるが原則です・・・だからマヒマヒは中々食べられないのです大きすぎる)
 もどり鰹も旬ですよ
次回はがんばって釣りましょうね
(Aさんは釣りはされないのでしょうか?)
返信する

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