(写真は2日目です・・・さびしいので(^^ゞ)
1日目 往路
いつもより早い朝9時前に夢マリへ到着 途中湾マリのMさんからTELがある
しっかり 準備は整ったらしい 本日は 2艇のヨットで保田への1泊クルーズ
予定
天気は 今にも振り出しそうな絶好なクルージング日和(?)
予想は 雨90% 風 5~8m うねり 2~2.5m
実際は 雨90% 風 4~8m うねり 0.5~1.5m
最高気温 8度
ほぼ全員が集まっていた 気合が入ってるな~
「雨で人間、溶けませんから・・・・」を合言葉に・・・・
しかし Mさんは さらに気合が入っている 微妙な舵捌きを行う為
素手でこのクルーズを行うようだ、彼の手にはグローブは無い
ここで軟弱な私たちは、完全装備(着替え)に変身する
(約1名 とんでもない薄着で 後でとても後悔した方がおられましたが)
天気予報では 雨90% うねり2m~2.5m 風はN4~6m
全員 集まったところで 出航
私は MS24に乗る・・・何故って? ドジャーがあるから・・・
風は 弱めだが そこそこある
本日の艇は ヤマハ26と、このMS24、普段なら26のほうが確実に快適そうだが
今日の天気では 2GMを積む24が 有利 何よりもドジャー
いつもとは違う 小さなラットを握りマリーナを後にする
鉄橋をくぐると 先を行くヤマハ26のデッキにクルーが上がっている
「セールアップ」の号令と共に 船を上に回す
「えっ?、もう上げるの?・・・・・・いいけど・・・」
の声も聞こえたが 風は北・・・追い風なので どこでもそう変わらないだろう何しろ ヨットなんですから・・・
風も弱いが Y26はランニングでセールを上げている
こちらは とりあえず上に立てた 何しろマリーナですでにセールタイも外していたので・・・
Hさんが マストから戻りコックピットに座ったのを確認し「ジブ上げます・・・」ファーラーなので コックピットで作業はできる
予定針路を保つと デットランとなってしまう
若洲沖を抜けるまで ジャイブを3回ほどかけ ウォーミングアップ
さっとエンジンも止めてしまう
セーリンググローブは雨に濡れ余計に冷たくなっていたようですが・・・
Mさんは素手・・・・・・
ここで針路を 180に取りたいが 風も0からの風
予想通り 雨が降り出す・・・・ 見通しも悪く 1NMは見えないがうねりは無
い
2、3回ジャイブをこなし 角度をつけてMさんGPSの指す方向へところが なか
なか角度がつかない 風が回っているのか思い切ってラフしてもいつの間にか・
・・ このとき私はGPSを見ていない コンパス角度を指示されたとおりに維持
「180度!」「真ランになる為 だめで~す 210度へ振ってはしります~す」
GPSを見ているクルー「コースずれてます」「いいんです」「浦安行っちゃいま
すよ」「いいんです」「ずれてます」「いいんです」「もっと右」しょうがない
ので「ジャイブします」今度は「もっと左です」・・・・だから真ランを避けて
るのに・・・・・仕方ないので デットランコース 180+5度でジブは自然
に観音になろうとする
どうせならと、自然に開いた観音で行こうと Mさんがポールを用意する
しかし ポールのスナップシャックルが固着し開かないらしい
ポールを諦め 角度を付け 210度で下ることに、しかし風が弱く 風向も安定していない様、時々違う方向からブローが入る
ナチュラルジャイブを何度かしてしまう(ブームはドジャーの上だし、風も弱いのでそれほど気にしていなかった(^^ゞ)
このときすでにエンジンは止めていました(機帆走ではありません)
何度か ジャイブを繰り返し 冷たい雨に打たれながら
はるか向こうに 11:20 東京灯標を交わし、、風の塔を通り過ぎる
あたりは 何も見えない状態に 視程1NM、時々本船が見えるが、今日は避けたりすることはなかった
時々風でブームが上がってしまう
バングが無いこの船では仕方が無いが何とかしたいと相談、Mさんが持っていた ブロックと雑索で即席ブームバングを作成、ブロックが1個なので 南京ノット(トラッカーズノット)で1/4のティークルを作成 見事にブームを下げることができた
中の背を横断し 見えない横浜を通過(と思う)
うねりは予想に反して 0.5mと 雨さえなければ快調、ここらで遅れを取り戻す為に エンジン始動、さすが2GM 6~7ktで機帆走
ここでヘルムスを交代(事前に1時間交代しようと、話しておきました)
MS24は小さな ラットなので中腰でたたないと手が届かない
座ってしまうと ドジャーのせいで前が見にくい、長時間は疲れる船ですね
(天気がよければ コックピットに座り横から操船できますが・・)
と、ここで 一番優秀なヘルムスマンへの交代を提案、コネクターを接続し レバーをロック スイッチをON、ほんとに 腕が良い・・一同その操船振りに見とれる
当て舵、修正・・・無駄がない 針路も振れない・・・(但し角度だけですが=最近
のはGPSと連動し プロッター上のウェイポイントを目指し操船してくれるので
すが・・)
ヘルムを交代で取り(修正ボタン) 私はドジャーの影に・・・「うん、全然違う」
しかし前が見えない ラットの後ろで操船していても ジブの陰になり前はよく見えない上に座ったクルーの目が頼り、時々前を確認する為 角度を変える
たまに間違ってベアしてしまい ブームが返りそうになる(ご愛嬌)・・・(内緒だが、実際は何度か返ってしまった)
さすがにセーリングでは 26においていかれる
と、言うより 26のコースが 意味不明? なぜか 羽田方面を目指して 霧の中へ消えていく(後で確認したら やはりクォーターで帆走る為、角度をつけていたとの事、しかも45度まで・・)
東京灯標 11:00クリア(はるか右舷に見えた)
風の塔 12:00クリア
追い風 追い波で予想よりは いい感じ 時々波に乗り加速する
ここで先に行った Y26を見つけ そばに寄って様子を確認、手を振って分かれたが
こちらのコースが読めず Y26は回避行動を行い ワイルドジャイブ
(Uさんの帽子が落水したと後で Mさんが攻められる)
(2挺身は開いていましたが)
すかさず Y26から B旗があげられる
「なんか 赤い旗振ってるよ」突然の政治活動に呆然、誰も意味が分かりません
・・・・・・・なんて事は無く
ここからは MS24の威力、あっという間に(嘘です)Y26を引き離し
はるか後ろに・・・
針路とかなり違うコースを取っている
完全帆走 さすがヨットマン
「でもコース違いすぎない?」岸方向へどんどん進んでいく
「あそこでジャイブでしょう」「しないね」と はるか後ろで見えなくなる
我々、MS24は 高くなった追い波に乗り 8ktを越す速度で保田を目指す
海ほうを抜けると 雨も、風も、うねりも高くなったのでとりあえずワンポンをする
見ると ツーポン用のシートはセットしていない、いざとなれば 先ほどのブームバングの雑索でと、シュミレーションだけしておく
しかし2GMの機帆走+サーフィングは早い うねりは1mになっていたが
気持ちよく波に乗れる 押される感触が心地良い
平均7ktくらいでのクルーズとなる
しかしY26が見えない、この日、Mさんは 「先に行ったりしないよ」と、Y26のY船長に言っていた。
エンジン回転を落とし しばらく待つことに、それでも6kt以上は出てしまう
2時間 2kt違う速度で帆走っていたと考えると 2NMの距離があるはず
こちらが止まっていても 20分の差がある
このうねりの中で待つのはあまりやりたくない
後から考えると、悪天候下でのヒーブーツーをしてみたかったが
この雨の中 冷え切った体、 「早く行こう~」と暗黙の催促がクルー全員が聞こえてきていた<(_ _)>
金谷を通り過ぎ、ここで早めだがセールダウンを行う
時間は16時 悪天候で薄暗い これからすぐに真っ暗にる事が予想される
また、セールダウンでトラブッた場合、暗いと対応も難しい
それに保田周辺は 漁具が沢山あり 薄暗い中で直前で回避を行うとワイルドジャイブの危険もある
セールを下ろしたMS24はモーターボートと化して 目の前に現れるブイもササッと避けて漁港入り口を一直線に目指す
前方監視のHさんが 「12時にブイ(ボンテン)」すかさず私、右手でVサイン、[ここでもV!」Hさんだけが受けてくれた(ありがたい人だ)
ばんやのポンツーンには2艇のヨットが舫ってあった
その後ろ ポート側で着艇 16:20 無事、地面に足を下ろした
約6時間の後悔・・・・・航海でした
舫いとスプリングを取り、荷物を出して この雨の中、Y26を待つなど誰も考えず
ばんやへ向かう(ここで待っても・ばんやで待っても 同じですので)
ばんやへ入ると 若い店員が「濡れた服は困ります」と、おっしゃっている
「外で脱いでから入ってください」と・・・・「濡れて床がすべるからとの事
(外で服を脱いで 席でコップの水、こぼしてやろうかと考えました)
一度 みんな出ようとしたとき 店長(?)らしき人が 「いいよ、入りな」「あっちで脱げるから」と 温かい言葉 あっちとは 奥の厨房です
無人になった厨房を開放してくれて 「自由に使いな」「誰も来ないから荷物もここで良いよ」と案内してくれました
みんなオイルスキンを脱ぎ 濡れた帽子を置き、席に座り ストーブで暖をとりながらpも出だしたように「Y26はどうしたんだろう」「とんでもないほう向かってたね」とか話をし、電話をかけてみると もうすぐとの事、時間は 17時 あたりは真っ暗 ちょこっと不安、その後 電話が「保田の入り方教えてください」との事、前回も来ているメンバーだし・・・・・
GPSもある ・・・・?????
「折り返し電話します」とHさん
今何処に居るかも分からないので教え方が難しい
漁港の 「赤灯台と緑灯台の間だよ」と、当たり前のことしか言えない
いつもどおり「タバコ屋の角を曲がって3軒目を・・・・」とは言えない
「誰も舫いを取りに行かなくて良いの?」と話していると
いつの間にかOさんだけが舫いを取りに ポンツーンへ行っていた
さすが海の男である
到着の連絡もあり オーダーも開始、ここから 短めの弟1回宴会が・・・
(宿の入館が18時まで 食事が18:30からとの事)
それでも 海の幸 ビール、ワイン、熱燗を飲む
今日の反省 ・・・とか
Y26は聞くところによると 保田は 分かるのだが 暗くなってしまい
目の前に ブイが在り 進入できなかった様 ブイとブイの間でOKだったのですが
大きく迂回し 一周りして再度アプローチしたとの事でした
その後、宿へ移動 豪華な食事とビールで乾杯
大きな風呂に入り また宴会(忘年会)ではなく セーリング理論と実践についての
討議、質疑応答、を行い 就寝となりました
しかし 慣れない ラットに最初はてこずっていた皆さんも慣れるに従い、また
腕も上げていて この風、この波、この寒さの中操船されていました 私は安心
して ドジャーの影でボケッとして相手にされない(?)冗談ばかりしておりま
した
デジカメを忘れたと思って写真無しです すみません
後で見たら入ってました・・・・2日目に、こうご期待。
つづく・・・・・・・
PS 素手で戦いに挑んだMさんは グローブを忘れたそうです
楽しみにしていた ウォッカも・・・・
1日目 往路
いつもより早い朝9時前に夢マリへ到着 途中湾マリのMさんからTELがある
しっかり 準備は整ったらしい 本日は 2艇のヨットで保田への1泊クルーズ
予定
天気は 今にも振り出しそうな絶好なクルージング日和(?)
予想は 雨90% 風 5~8m うねり 2~2.5m
実際は 雨90% 風 4~8m うねり 0.5~1.5m
最高気温 8度
ほぼ全員が集まっていた 気合が入ってるな~
「雨で人間、溶けませんから・・・・」を合言葉に・・・・
しかし Mさんは さらに気合が入っている 微妙な舵捌きを行う為
素手でこのクルーズを行うようだ、彼の手にはグローブは無い
ここで軟弱な私たちは、完全装備(着替え)に変身する
(約1名 とんでもない薄着で 後でとても後悔した方がおられましたが)
天気予報では 雨90% うねり2m~2.5m 風はN4~6m
全員 集まったところで 出航
私は MS24に乗る・・・何故って? ドジャーがあるから・・・
風は 弱めだが そこそこある
本日の艇は ヤマハ26と、このMS24、普段なら26のほうが確実に快適そうだが
今日の天気では 2GMを積む24が 有利 何よりもドジャー
いつもとは違う 小さなラットを握りマリーナを後にする
鉄橋をくぐると 先を行くヤマハ26のデッキにクルーが上がっている
「セールアップ」の号令と共に 船を上に回す
「えっ?、もう上げるの?・・・・・・いいけど・・・」
の声も聞こえたが 風は北・・・追い風なので どこでもそう変わらないだろう何しろ ヨットなんですから・・・
風も弱いが Y26はランニングでセールを上げている
こちらは とりあえず上に立てた 何しろマリーナですでにセールタイも外していたので・・・
Hさんが マストから戻りコックピットに座ったのを確認し「ジブ上げます・・・」ファーラーなので コックピットで作業はできる
予定針路を保つと デットランとなってしまう
若洲沖を抜けるまで ジャイブを3回ほどかけ ウォーミングアップ
さっとエンジンも止めてしまう
セーリンググローブは雨に濡れ余計に冷たくなっていたようですが・・・
Mさんは素手・・・・・・
ここで針路を 180に取りたいが 風も0からの風
予想通り 雨が降り出す・・・・ 見通しも悪く 1NMは見えないがうねりは無
い
2、3回ジャイブをこなし 角度をつけてMさんGPSの指す方向へところが なか
なか角度がつかない 風が回っているのか思い切ってラフしてもいつの間にか・
・・ このとき私はGPSを見ていない コンパス角度を指示されたとおりに維持
「180度!」「真ランになる為 だめで~す 210度へ振ってはしります~す」
GPSを見ているクルー「コースずれてます」「いいんです」「浦安行っちゃいま
すよ」「いいんです」「ずれてます」「いいんです」「もっと右」しょうがない
ので「ジャイブします」今度は「もっと左です」・・・・だから真ランを避けて
るのに・・・・・仕方ないので デットランコース 180+5度でジブは自然
に観音になろうとする
どうせならと、自然に開いた観音で行こうと Mさんがポールを用意する
しかし ポールのスナップシャックルが固着し開かないらしい
ポールを諦め 角度を付け 210度で下ることに、しかし風が弱く 風向も安定していない様、時々違う方向からブローが入る
ナチュラルジャイブを何度かしてしまう(ブームはドジャーの上だし、風も弱いのでそれほど気にしていなかった(^^ゞ)
このときすでにエンジンは止めていました(機帆走ではありません)
何度か ジャイブを繰り返し 冷たい雨に打たれながら
はるか向こうに 11:20 東京灯標を交わし、、風の塔を通り過ぎる
あたりは 何も見えない状態に 視程1NM、時々本船が見えるが、今日は避けたりすることはなかった
時々風でブームが上がってしまう
バングが無いこの船では仕方が無いが何とかしたいと相談、Mさんが持っていた ブロックと雑索で即席ブームバングを作成、ブロックが1個なので 南京ノット(トラッカーズノット)で1/4のティークルを作成 見事にブームを下げることができた
中の背を横断し 見えない横浜を通過(と思う)
うねりは予想に反して 0.5mと 雨さえなければ快調、ここらで遅れを取り戻す為に エンジン始動、さすが2GM 6~7ktで機帆走
ここでヘルムスを交代(事前に1時間交代しようと、話しておきました)
MS24は小さな ラットなので中腰でたたないと手が届かない
座ってしまうと ドジャーのせいで前が見にくい、長時間は疲れる船ですね
(天気がよければ コックピットに座り横から操船できますが・・)
と、ここで 一番優秀なヘルムスマンへの交代を提案、コネクターを接続し レバーをロック スイッチをON、ほんとに 腕が良い・・一同その操船振りに見とれる
当て舵、修正・・・無駄がない 針路も振れない・・・(但し角度だけですが=最近
のはGPSと連動し プロッター上のウェイポイントを目指し操船してくれるので
すが・・)
ヘルムを交代で取り(修正ボタン) 私はドジャーの影に・・・「うん、全然違う」
しかし前が見えない ラットの後ろで操船していても ジブの陰になり前はよく見えない上に座ったクルーの目が頼り、時々前を確認する為 角度を変える
たまに間違ってベアしてしまい ブームが返りそうになる(ご愛嬌)・・・(内緒だが、実際は何度か返ってしまった)
さすがにセーリングでは 26においていかれる
と、言うより 26のコースが 意味不明? なぜか 羽田方面を目指して 霧の中へ消えていく(後で確認したら やはりクォーターで帆走る為、角度をつけていたとの事、しかも45度まで・・)
東京灯標 11:00クリア(はるか右舷に見えた)
風の塔 12:00クリア
追い風 追い波で予想よりは いい感じ 時々波に乗り加速する
ここで先に行った Y26を見つけ そばに寄って様子を確認、手を振って分かれたが
こちらのコースが読めず Y26は回避行動を行い ワイルドジャイブ
(Uさんの帽子が落水したと後で Mさんが攻められる)
(2挺身は開いていましたが)
すかさず Y26から B旗があげられる
「なんか 赤い旗振ってるよ」突然の政治活動に呆然、誰も意味が分かりません
・・・・・・・なんて事は無く
ここからは MS24の威力、あっという間に(嘘です)Y26を引き離し
はるか後ろに・・・
針路とかなり違うコースを取っている
完全帆走 さすがヨットマン
「でもコース違いすぎない?」岸方向へどんどん進んでいく
「あそこでジャイブでしょう」「しないね」と はるか後ろで見えなくなる
我々、MS24は 高くなった追い波に乗り 8ktを越す速度で保田を目指す
海ほうを抜けると 雨も、風も、うねりも高くなったのでとりあえずワンポンをする
見ると ツーポン用のシートはセットしていない、いざとなれば 先ほどのブームバングの雑索でと、シュミレーションだけしておく
しかし2GMの機帆走+サーフィングは早い うねりは1mになっていたが
気持ちよく波に乗れる 押される感触が心地良い
平均7ktくらいでのクルーズとなる
しかしY26が見えない、この日、Mさんは 「先に行ったりしないよ」と、Y26のY船長に言っていた。
エンジン回転を落とし しばらく待つことに、それでも6kt以上は出てしまう
2時間 2kt違う速度で帆走っていたと考えると 2NMの距離があるはず
こちらが止まっていても 20分の差がある
このうねりの中で待つのはあまりやりたくない
後から考えると、悪天候下でのヒーブーツーをしてみたかったが
この雨の中 冷え切った体、 「早く行こう~」と暗黙の催促がクルー全員が聞こえてきていた<(_ _)>
金谷を通り過ぎ、ここで早めだがセールダウンを行う
時間は16時 悪天候で薄暗い これからすぐに真っ暗にる事が予想される
また、セールダウンでトラブッた場合、暗いと対応も難しい
それに保田周辺は 漁具が沢山あり 薄暗い中で直前で回避を行うとワイルドジャイブの危険もある
セールを下ろしたMS24はモーターボートと化して 目の前に現れるブイもササッと避けて漁港入り口を一直線に目指す
前方監視のHさんが 「12時にブイ(ボンテン)」すかさず私、右手でVサイン、[ここでもV!」Hさんだけが受けてくれた(ありがたい人だ)
ばんやのポンツーンには2艇のヨットが舫ってあった
その後ろ ポート側で着艇 16:20 無事、地面に足を下ろした
約6時間の後悔・・・・・航海でした
舫いとスプリングを取り、荷物を出して この雨の中、Y26を待つなど誰も考えず
ばんやへ向かう(ここで待っても・ばんやで待っても 同じですので)
ばんやへ入ると 若い店員が「濡れた服は困ります」と、おっしゃっている
「外で脱いでから入ってください」と・・・・「濡れて床がすべるからとの事
(外で服を脱いで 席でコップの水、こぼしてやろうかと考えました)
一度 みんな出ようとしたとき 店長(?)らしき人が 「いいよ、入りな」「あっちで脱げるから」と 温かい言葉 あっちとは 奥の厨房です
無人になった厨房を開放してくれて 「自由に使いな」「誰も来ないから荷物もここで良いよ」と案内してくれました
みんなオイルスキンを脱ぎ 濡れた帽子を置き、席に座り ストーブで暖をとりながらpも出だしたように「Y26はどうしたんだろう」「とんでもないほう向かってたね」とか話をし、電話をかけてみると もうすぐとの事、時間は 17時 あたりは真っ暗 ちょこっと不安、その後 電話が「保田の入り方教えてください」との事、前回も来ているメンバーだし・・・・・
GPSもある ・・・・?????
「折り返し電話します」とHさん
今何処に居るかも分からないので教え方が難しい
漁港の 「赤灯台と緑灯台の間だよ」と、当たり前のことしか言えない
いつもどおり「タバコ屋の角を曲がって3軒目を・・・・」とは言えない
「誰も舫いを取りに行かなくて良いの?」と話していると
いつの間にかOさんだけが舫いを取りに ポンツーンへ行っていた
さすが海の男である
到着の連絡もあり オーダーも開始、ここから 短めの弟1回宴会が・・・
(宿の入館が18時まで 食事が18:30からとの事)
それでも 海の幸 ビール、ワイン、熱燗を飲む
今日の反省 ・・・とか
Y26は聞くところによると 保田は 分かるのだが 暗くなってしまい
目の前に ブイが在り 進入できなかった様 ブイとブイの間でOKだったのですが
大きく迂回し 一周りして再度アプローチしたとの事でした
その後、宿へ移動 豪華な食事とビールで乾杯
大きな風呂に入り また宴会(忘年会)ではなく セーリング理論と実践についての
討議、質疑応答、を行い 就寝となりました
しかし 慣れない ラットに最初はてこずっていた皆さんも慣れるに従い、また
腕も上げていて この風、この波、この寒さの中操船されていました 私は安心
して ドジャーの影でボケッとして相手にされない(?)冗談ばかりしておりま
した
デジカメを忘れたと思って写真無しです すみません
後で見たら入ってました・・・・2日目に、こうご期待。
つづく・・・・・・・
PS 素手で戦いに挑んだMさんは グローブを忘れたそうです
楽しみにしていた ウォッカも・・・・