先週は仕事だったし、暫く乗ってないな~~~
そんなわけで、「困った時のお天気豆知識講座」でお茶濁し( ^^) _旦~~
では無くて連休は乗ろうと思い、天気が気になります
高層天気図って?
あまり天気予報ではお目にかかりませんが
(ここにあります)
気象の観測は地上だけでなく、上空の温度や湿度、風や気圧の観測も世界中で同時に行われています。どうやって観測するかというと、水素またはヘリュームガスを入れた大きなゴム風船に観測機器をぶら下げて(ラジオゾンデ)放ちます。ラジオゾンデは上昇しながら測定し、電波でデータを送ってきます。このデータを使えば、いろいろな高さの天気図、高層天気図を作ることができます。
地上天気図は海面上の気圧分布ですが、高層天気図はある気圧になった高さの分布を示した天気図です。毎日の天気予報に使われる天気図は、下から850hPa天気図、700hPa天気図、500hPa天気図、300hPa天気図です
高層天気図の種類
① 850hPa天気図
上空約1500mの高さの天気図です
地表面の摩擦や熱などの影響がどうにかなくなる高さです。例えば、晴れた日には太陽の光で地面が温められると、それに接している空気も暖められます。しかし、850hPa面の高さになると、その影響がほとんどなくなります。
このため、どのような性質の空気、つまり“暖かい空気が覆っているか”、“冷たい空気が覆っているか”などの判断に使います。もちろんこれ以上の高さの高層天気図は地表面の影響がさらに小さくなります。
この高さの湿度と気温を組み合わせて、大雨になるかどうかの判断にも使います。よく天気予報で、「暖かく湿った空気が入り込むため大雨になります。」と言っているのを聞いたことがあると思いますが、この高さの空気のことを言っています。
(極東850hpa気温・風/700hpa上昇流/500hpa高度・渦度 3月16日9:00)
② 700hPa天気図
上空約3000mの高さの天気図です。
気圧の谷や峰の動きや、それに関連した寒気や暖気のようすが分かります。
少し専門的な話になりますが、この高さで上昇流や下降流を計算し、これより下の850hPa面の水蒸気の状態と組み合わせて、どの地域に雨が降りやすくなるかの判断に使います。“雨雲”もこの高さです。
この高さで、気圧の谷が来れば天気が悪くなり、気圧の峰が来れば天気が良くなるのは地上だけでなく山でも同じです。日本アルプスがこの高さなので、日本の高い山に登る人は、この高さの天気図は重要です。
③ 500hPa天気図
上空約5500mの高さの天気図です。
いろいろな気象現象が起きている対流圏のほぼ中間に位置していて、対流圏のほぼ平均的な空気の流れを見ることができます。
台風はこの高さの空気の流れに流されます。
冬に天気予報で、「日本の上空(主に輪島や秋田)に氷点下××度の空気が入っているため、日本海側では大雪・・・」と言っていますが、この高さの天気図のことです。
④ 300hPa天気図
対流圏の高いところで、約9000mの高さの天気図です。地球をグルット回っているジェット気流がどこにあるかを判断します。ジェット気流の位置や強さは、冬の寒気の様子や、日本の東海上から大陸まで連なる梅雨前線のような大規模な前線と密接な関係があります。
国際線のジェット機はこれよりも高いところを飛びますが、強いジェット気流を利用したり避けたりして飛ぶので、航空機の運行にも欠かせない天気図です。
hpaで天気図が表示されているので高度が判りにくいと思いますが
私は1000から hpaを引いて掛ける10と覚えています
(④の300hpaは置いておいて・・・)
例:②の場合は 1000(私が決めた係数)-700(Hpa)=300 →300X10(係数)=3000m
300hpaの天気図は凡そ3000mと算出できます
ここから本題です・・・
まず、高層天気図では風の向きが違います
地上では等圧線を斜めに横切る感じで風が吹きますが
高層では等圧線の中を(平行に)吹いているようです(見た事無いので、本当か?)
また、この等圧線の間隔が狭くなると風速が上がります
当然、狭くなるので・・・上下は考えない事・・・
高気圧に覆われても天気が良くない事があります
これは高気圧には2種類あるからです
普通の高気圧
上から下へ吹き降ろしているので青空、天気も良いでしょう
見た目高気圧、上空では低気圧
高層で上下に空気の流れが分かれています
これはあまり天気は良くありません
上空で水蒸気が冷やされれば雨にもなります
バロメーター(気圧計)だけを信じると・・・・・・
と、高層の様子が重要なことが判ったと思います
最後にもうひとつ
見せ掛けの高気圧(偽高気圧)
御存知のように高気圧とは気圧が高いところです
では、いくつまで上がると高気圧?
実は、決まりはありません
高気圧は周りより気圧が高く閉鎖的に(丸くなっている)部分を言います
この図では低気圧2つに挟まれた気圧が高いところが囲まれていますので
高気圧です
でも、この高気圧ここでは高気圧ですがどう見ても少し気圧が高い低気圧です
決まりがあるので天気図では高気圧となります
ご注意下さい
さて、連休の天気ですが
今の所、あまり良くなさそうです
日曜から荒れそうです
それもかなり・・・
これから天気の変更を掛け合ってきますので・・・(^◇^)ゞ
(説明は何処かのページのパクリです<(_ _)> 問題が有れば削除しますが情報として書いてみました)
そんなわけで、「困った時のお天気豆知識講座」でお茶濁し( ^^) _旦~~
では無くて連休は乗ろうと思い、天気が気になります
高層天気図って?
あまり天気予報ではお目にかかりませんが
(ここにあります)
気象の観測は地上だけでなく、上空の温度や湿度、風や気圧の観測も世界中で同時に行われています。どうやって観測するかというと、水素またはヘリュームガスを入れた大きなゴム風船に観測機器をぶら下げて(ラジオゾンデ)放ちます。ラジオゾンデは上昇しながら測定し、電波でデータを送ってきます。このデータを使えば、いろいろな高さの天気図、高層天気図を作ることができます。
地上天気図は海面上の気圧分布ですが、高層天気図はある気圧になった高さの分布を示した天気図です。毎日の天気予報に使われる天気図は、下から850hPa天気図、700hPa天気図、500hPa天気図、300hPa天気図です
高層天気図の種類
① 850hPa天気図
上空約1500mの高さの天気図です
地表面の摩擦や熱などの影響がどうにかなくなる高さです。例えば、晴れた日には太陽の光で地面が温められると、それに接している空気も暖められます。しかし、850hPa面の高さになると、その影響がほとんどなくなります。
このため、どのような性質の空気、つまり“暖かい空気が覆っているか”、“冷たい空気が覆っているか”などの判断に使います。もちろんこれ以上の高さの高層天気図は地表面の影響がさらに小さくなります。
この高さの湿度と気温を組み合わせて、大雨になるかどうかの判断にも使います。よく天気予報で、「暖かく湿った空気が入り込むため大雨になります。」と言っているのを聞いたことがあると思いますが、この高さの空気のことを言っています。
(極東850hpa気温・風/700hpa上昇流/500hpa高度・渦度 3月16日9:00)
② 700hPa天気図
上空約3000mの高さの天気図です。
気圧の谷や峰の動きや、それに関連した寒気や暖気のようすが分かります。
少し専門的な話になりますが、この高さで上昇流や下降流を計算し、これより下の850hPa面の水蒸気の状態と組み合わせて、どの地域に雨が降りやすくなるかの判断に使います。“雨雲”もこの高さです。
この高さで、気圧の谷が来れば天気が悪くなり、気圧の峰が来れば天気が良くなるのは地上だけでなく山でも同じです。日本アルプスがこの高さなので、日本の高い山に登る人は、この高さの天気図は重要です。
③ 500hPa天気図
上空約5500mの高さの天気図です。
いろいろな気象現象が起きている対流圏のほぼ中間に位置していて、対流圏のほぼ平均的な空気の流れを見ることができます。
台風はこの高さの空気の流れに流されます。
冬に天気予報で、「日本の上空(主に輪島や秋田)に氷点下××度の空気が入っているため、日本海側では大雪・・・」と言っていますが、この高さの天気図のことです。
④ 300hPa天気図
対流圏の高いところで、約9000mの高さの天気図です。地球をグルット回っているジェット気流がどこにあるかを判断します。ジェット気流の位置や強さは、冬の寒気の様子や、日本の東海上から大陸まで連なる梅雨前線のような大規模な前線と密接な関係があります。
国際線のジェット機はこれよりも高いところを飛びますが、強いジェット気流を利用したり避けたりして飛ぶので、航空機の運行にも欠かせない天気図です。
hpaで天気図が表示されているので高度が判りにくいと思いますが
私は1000から hpaを引いて掛ける10と覚えています
(④の300hpaは置いておいて・・・)
例:②の場合は 1000(私が決めた係数)-700(Hpa)=300 →300X10(係数)=3000m
300hpaの天気図は凡そ3000mと算出できます
ここから本題です・・・
まず、高層天気図では風の向きが違います
地上では等圧線を斜めに横切る感じで風が吹きますが
高層では等圧線の中を(平行に)吹いているようです(見た事無いので、本当か?)
また、この等圧線の間隔が狭くなると風速が上がります
当然、狭くなるので・・・上下は考えない事・・・
高気圧に覆われても天気が良くない事があります
これは高気圧には2種類あるからです
普通の高気圧
上から下へ吹き降ろしているので青空、天気も良いでしょう
見た目高気圧、上空では低気圧
高層で上下に空気の流れが分かれています
これはあまり天気は良くありません
上空で水蒸気が冷やされれば雨にもなります
バロメーター(気圧計)だけを信じると・・・・・・
と、高層の様子が重要なことが判ったと思います
最後にもうひとつ
見せ掛けの高気圧(偽高気圧)
御存知のように高気圧とは気圧が高いところです
では、いくつまで上がると高気圧?
実は、決まりはありません
高気圧は周りより気圧が高く閉鎖的に(丸くなっている)部分を言います
この図では低気圧2つに挟まれた気圧が高いところが囲まれていますので
高気圧です
でも、この高気圧ここでは高気圧ですがどう見ても少し気圧が高い低気圧です
決まりがあるので天気図では高気圧となります
ご注意下さい
さて、連休の天気ですが
今の所、あまり良くなさそうです
日曜から荒れそうです
それもかなり・・・
これから天気の変更を掛け合ってきますので・・・(^◇^)ゞ
(説明は何処かのページのパクリです<(_ _)> 問題が有れば削除しますが情報として書いてみました)