高層天気図 その２

明日からの連休、本当はある船の廻航予定でした
西伊豆から横浜までですが
１晩で持ってくる予定だったのですが
日曜はかなり荒れるようなので断念しました

明日は夏のような良い天気なのですが
明日の朝、家を出ると到着が昼過ぎになるので
出航が３時前くらい(それより早いと暗いうちに着いてしまうし・・・）
勿体無い明日の１日です
それに騙されると、日曜は大荒れ、途中で避難港に入ってやり過ごすと
翌、月曜日の最低気温が３度との事
風があるので体感は０度・・・・

真っ暗で寒いのも何なので・・・・延期となりました

高層天気図数字がわからないとの質問が大勢の中のごく一部の方から有りました
直接教えれば済んでしまうのですが、わざわざ書き込んでおきます



(クリックで少し拡大）

なん～だ・・・と、お思いでしょが

そうです　
最初の数字(上）気温(当然高度が高いのでマイナス表示です）
次が　露点温度
（ろてんおんど）とは、水蒸気を含む空気を冷却したとき、凝結が始ま
る温度のことです

つまり水蒸気が水に変る温度です
後は風向と風速ですね
あまり見ない（地上天気図でもある）黒旗が付いています

上の図だと　旗ひとつ50kt、長い棒3つで30kt　半分の棒ひとつで5kt
合計85ktになる説明図です
風速約43mの風ですね

後は、以前にも書きましたが気圧の谷や尾根
復習：気圧の谷が有るから気圧が下がるのではない
気圧が低いから谷が出来る
つまり透明人間（低気圧）にペンキをかけたのが谷に見えるのです
（尾根は高気圧）
＊低気圧、高気圧はまるで囲まれていますが、この場合は囲まれなくてもOKです

前回も書きましたが　1020hpaの低気圧、999hpaの高気圧も有ります

花粉の・・・ちゃう！、メイストームの季節です
皆さんも急な天気の変化を海上で楽しまれてくださいな・・・・