予報では昼に風が落ちるが15時には南が吹いてくるとのこと・・・
行くしか無い
今日は一人なのでゆっくりと(あまり変わらないけど)
食糧と飲み物を調達しハーバーへ
到着するとちょうどOさんがニスの買い出しに行くところ
今日はメンテの様
最近はやりの手入れが楽で塗り重ねられるやつを調達すよう
Yさんは待機で事前準備?
ホースで水を掛けている・・・・えっ濡らしていいの?
さっさと偽装を行う、そう、見つからないように・・・
じゃなくて艤装を行う
早くしないと釣り船が戻ってきて出られなくなる・・・・
と、舫いを解いていると帰ってきてしまいまいした。
次々と3隻が横抱きし、もうさがれるスペースはありません
(青い船の外側に更に1隻白い船が留まります、桟橋との隙間はギリギリ通れるくらい、いつもはスターンをそちらに振るが左の桟橋が開いているのでスペースが出来、右にスターンを振る事ができました)
と、思ったら向かいの船が桟橋の向こうに移動している
つまり桟橋間のスペースは十分
いつもと違うアスターンで左にスターンを振って出ることに
それでも桟橋先端はH鋼なので其処を超えないと曲がれない
幸い風の影響はなさそうなので切り替えし10回ほどで(曲がらない~)
水路に出て、ひとつ向こうの桟橋の間にスターンを入れる
そのままアヘッドでやっと出航!
風がなければいいトレーニングですが・・・(まさに今日は)(^^)v
予報によると昼くらいには風が完全に落ちるらしい
そこにランチタイムを当て込んで
船を進める
久々に(先週のお休みだけだが)橋をくぐる
本牧ノキリンは整列状態で遠く沖から来る、餌をくれるのを待っているよう
ちょどいいくらいの雲、暑くもなく寒くもない
(後に涼しくなりすぎオイルスキンを着こみましたが)
防波堤前でマノボリ状態(風は東)
そのままセールアップしてしまう
上がったと思ったら何故かリーフロープが弛んでいる(?)
ピッタリに調整しクリートしてあるのだが・・・
反対側からみると下から2番目のスライダーが引っ掛かって上がっていない
(0.3ポン状態)
マストへ行くと、前々回スライダーが割れて交換したその破片がグルーブの中で
引っかかり、そこにスライダーが挟まっている
あれこれいじるが駄目で、一度コックピットに戻り、メンハリを緩める
(こんな時、一人だと忙しいです)
再びマストに何かでこじれば動きそう・・・ドライバーを取りに戻ろうとしたと
きにライジャケに付けているプライヤーツールを思いまだす
(スタンレー製の小型の折り畳みノーズプライヤー+ナイフ+ドライバー等)
役立つ時もあるのだと「バシッ」(ピンを押すと片手で開く優れもの)と
広げ、グリグリ動かすと少しずれた、セールを上げればそのまま上がりそう
と、再びコックピットでハリヤードを引く、先ほどより上がるがまだ上がりきらない
また、マストへ
少し上で引っかかっているグリグリすると見えなくなる
(多分、グループの奥側に入り下まで落ちたよう)
手でセールを上げてみる大丈夫そう
と、ハリヤードを引き定位置に
波が無いから良かったが、荒れた海面ではやりたくない
シングルで作業を行う場合はハーネスを付けたほうが良いが
横浜港の入り口、沢山の船が出入りしているのですぐに舵を切れないと怖い
事前確認が必要だ
気を取り直してジブを展開
これは問題ないが・・・・風がシフトし始めてる
すぐにタック
いきなりヒールが・・・・ではなくカメラごと斜めなだけ(上に乗り出して撮影のため)
ここまでオーパイは使っていない
風が弱い速度は1~2kt遅多久2~4mほど
岸から離れて(沖だしというレベルではない)エンジンカット
漂いながら辛うじて船は進む
リーウェイは大丈夫そうなので一息、ゴクリ
錨泊している沖の船をめざしオーパイをセット
こんな微風はオーパイ君のほうが上手いので
時々気持ちい風が吹いてくる
SEの風だがブローはSSEの様
間もなくSに変わるだろう
沖に錨泊中の大きな本船
行きにはバウが北を向いていたのですが帰りは南を向いてていたので別の船かと思いました
スターンが絞り込まれてカッコ良いです
日差しは有るが雲もある
チャポチャポと良い音が聞こえる
遠くから本線が南下、それを避けるためにタック
プッシャーですね
オーパイを解除(私はタックでオーパイは使いません)
微風なので少し落とし、艇速を上げてクローズへ戻す
そのままタック、ジブのリリースはぎりぎりまで待つ
裏が入る、風でバウを押してくれる
ゆっくりとリリースし、シートを引き込む
ウィンチは使わない
引くときは一気に大きく引き過まで引くので、あとは少し出すだけ
こんな微風のときはヒールも武器にするが
一人では船は大きく傾かない(-_-)
こんどはコンテナ船
本船をやり過ごしすぐにタックを戻す
少し風が出てきた、気持ちいい
3ktほどで帆走る
必要ないが、さらにセールを引き込み無駄なヒールさせる
速度は変わらないが早くなった気がする
ついでに下に移動しさらにヒールを創る
・・・・なんてことラジオを聴きながら遊んでみる
午後から南が吹いてくる予報なので
できるだけ南下して楽しみに備える
今度は岸より(根岸航路)を避けるためにタックし、元に戻すので失敗
風が弱く失速
ちょうどお昼なので航路と航路の間(南本牧沖)でヒーブツーしランチタイム
波がなく穏やかな海面でヒーブツーが成り立つ適度な風
おろしヒレカツ重弁当 249円(?)を広げ、ワッチしながらパクパクと
グビグビと・・・これはお茶です
FMから聞こえる音楽と、波の音、遠くのエンジン音(これ不要)
頭上のヘリの音(これも不要だが、なぜか沢山飛んでいる)
雑音は通り過ぎて気持ちい良い音だけになる
スタボタックのジブが裏になってます
対水・対地も0kts
舵を押して離脱!
そのまま南下、風はまた少し上がり速度は4ktほど
ヒールもしだした
バウで異様な音が「ガッシャーン」
「うっ」
見ると箱に入ったワインが箱から出て転がっている
完全には落ちていないクーラーボックスに引っかかり数本が転がっている
割れたのは無いので許容範囲としよう
上手く引っかかっているので転がったのだけ退避させ後は帰港後に片付けよう
ポートタックでそのまま伸ばし
根岸1番を目指す
右の海面では練習中のヨット数艇がこっちへ向かってくるがこちらの進路にかか
る前に変針し避けてくれました
風のシフトが続きほとんどSに
根岸1番回航を考えてががこの角度ではかなりの大回りになる
真横に見てタックが無難で・・・そのままYBMの前まで伸ばしジャイブ
再び1番の脇を通過しジャイブで沖だし
いつもながら途端に風が感じなくなる
対地3.5ktほどで北上
クオーターリーで操船の上手いオーパイ君にお願いする
ますますやることが無いのでセールトリム
ハリヤードを緩め、アウトホールも緩めてドラフトを目いっぱい深くする
スピンも考えたが、さらに風が上がる気配なのでさっさと頭から消去
ジブを大きくはらませ、シートを手で操作
速度は5ktsまで上がったが
これはトリムなの風が上がっただけなのか不明(^◇^)ゞ
錨泊中の行きに見た船 南を向いてます
それでもあっという間に
南本牧を通過
ジャイブしてそのままシンボルタワーを目指せるが
アビームまで上らせて速度を楽しむ
風は10m近いようだ(追手で気づかなかったが)
見るとウサギも数羽いる
アビームで6.5kt程を維持し西進
徐々に北に向けてシンボルタワー前でセールダウン
後ろからYCCのGWが来ていました(彼らは港内でセールダウン)
桟橋へ付けると丁度、Oさん達が帰るところ
(後で見たらメールも頂いてました)
舫いを拾ってもらってお疲れ様でした
(Qのガンネルが綺麗になっていました)
まだ早いのでゆっくりと解装をすまし
「シュポッ」と一人で寛いでから帰途につきました
明日は南風・・・・また、桟橋崩壊か・・・・(-_-;)
APRSの画像ですが間引かれているので南本牧で終わっています
細かいタックやジャイブも見えないです
右の三角の頂点がランチポイントです(丁度、沖側と岸側の航路の間になるようです)
今日の気圧配置と風速(本牧)
時速35kmで高気圧が東進、それを追うように低気圧が沢山寄ってきてますね
この状態では等圧線も混んでないのですが
前線の前は等圧線が混みあい風が上がる傾向があります
それを知っていると14:00頃まで南下し上がってきた南で帰るという楽ちんな計画が立てられます
その逆に昼過ぎまで東の風で北上してしまうと帰りは真上りの悲惨な光景に出会えますね
(好んで行うのはいいと思いますが・・・・)