息子の義父が久しぶりにみえてウクライナ・イスラエルの先頭のお話をさせていただいたが。
義父の方は二歳で実父を亡くされて四歳で実母を亡くされたそうである。
お生まれは第二次世界大戦の真っ最中であり、物心ついたころにはアメリカの日本都市への
空襲で、当時4歳だった義父はお母さんの背中におぶさっていて雨あられと降り注ぐ焼夷弾の
中で家を焼きだされて、逃げ場所は公の作った中心部の防空壕に向かったが、その近くいた方が
こんな中に入ると焼け死んでしまうから大河に向かえと言われて逃げまどいながら約10キロ
ちょっとの縁者を頼って逃げ迷ったそうである・・・その途中には牧場があるので爆弾攻撃は
ないだろうとの判断でもあったそうです。
ご姉妹が5人いらっしゃったが長兄は戦争に行かされており、母子(姉3人、と末っ子てあった
義父)で縁者の家に2か月居候させてもらい、その後に約30㎞ぐらい離れた山の檀家寺に移動
2年間をお過ごしになったそうである。
幼子を引き連れてのその距離はすべて自分の足でしかない当時・・・想像するだに悲惨な状態だったろう
そのお寺で2年間いて敗戦で生き延びた長兄が来てくれて兄弟姉妹が何とか生き延びれたご苦労を
話されておりました(お母さんはご本人が4歳時に亡くなったということはお寺に疎開されている途中)
その後実兄と義姉に育てられて他の姉三人はいざ知らず自分は学校へも行かしていただき人生を真っ当に
これたのもお二人が父母代わりとなりお世話になったとしみじみと述懐されておりました。
逃げまどうときにはアメリカ戦闘機の戦闘員のあざ笑う顔や、逃げまどう人々を掃射する機関砲の
恐怖等も話されておりました・・・・そういう貴重なる体験を僅か4歳の実話として記憶に刻んでの
現在世界中で起きている戦闘行為を憎んでおいででした。
本やドキュメンタリーテレビやドラマでの話は身につまされておりましたが、わずか4歳の子供というより
情事の実体験は語るべきことではないでしょうか?
頽廃としか言いようのない現在の日本や、アメリカやロシヤ・中国・その他戦闘行為を行っている自己中
人間の強欲な輩に何故????天の神は閥を与えぬのでありましょうか?
何とも言いようなに気持ちで記しております。
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