八村塁選手の発言に直接は出てこないが、代表チームの選考については女子も問題はあったように思う。
2023-24年度Wリーグの得点女王は渡嘉敷選手だった。リバウンドも2位だ。しかし、渡嘉敷選手は代表選考に呼ばれた形跡はない。前年はシーズン前のカナダ遠征までは加わっていたはずだが、そこでもあまり出場はなかったのか、、、とにかく2023年の秋からは代表に呼ばれていない。じゃあ2023年度の秋からはずーっと同じメンバーだったのかというとそうでもない。2023年シーズンにサプライズ復帰した吉田亜沙美選手は1月のOQTから代表入りしている。また、宮沢選手も代表に直前で復帰した。もちろん選考にかかわる試合で結果を残していることは確かだ。そして、彼女たちの役割はあったはずだった。しかし渡嘉敷選手とは何か違うように感じる。また、QOT前にオーストラリアのリーグとの交渉がうまくいかず、オコエ選手は参加できずだ。また、オコエ選手に至っては五輪前に早々にチームを離れていて、選考のためのゲームには出ていない。これも何かを思わせる。こういったことについて一切JBAは口をつぐんでいるがどうなんだろう。
もちろんこういったことがまかりとおるのはジャーナリストたちが怠慢だからだ。きちんと取材して報道することは報道すべきなのに、なぜか、NPBなどにもみられる、こういった統括団体についての問題は報じない、という不文律がまかり通っているところに問題はあるように思う。今回の件もきちんと取材して書けばいいと思うんだがなぜできないんだろう。NHKのニュースでもBリーグのオールスターゲームの前のくだらないおふざけを流している時間があったら、こういった問題についてきちんと記者が取材して解説すべきだ。それをなぜか佐々木クリス氏のコメントで済ませるというのはあまりにもいい加減。報道機関じゃないと思う。要はスポーツに関しては報道機関ではなく、放送権を買って放送するほうが大切なのだろうか?そのためには放送権の価値を棄損するようなことはいわないと。そういうことか?