左右の側弁には毛がありません。

普通のスミレには側弁に毛があります。これもスミレの種類を判定する決め手の一つです。サクラはいろいろな桜の総称です。ですのでサクラと言うなのサクラはありません。しかし、スミレは総称と一つの種類の名前と両方の意味があります。

石垣の門の上のタチツボスミレ

葉が厚いことと、葉先が尖がっていることが特徴です。

似た葉っぱにキツネノカミソリやヒガンバナがありますが、見慣れるとすぐに違いがわかります。

ツルボです。なかなか葉だけではわかりません。

この特徴の無い草は、何でしょうか。？

雄しべの数をしっかりと確認です。

ミツバツツジは雄しべの数を見ます。

このツツジは５本ですのでただのミツバツツジと言うことになります。
普通、ツツジの雄しべは５本か１０本です。ところが富士山周辺に自生する
アシタカツツジは６本～９本です。１０本のトウゴクミツバツツジやキヨスミミツバツツジと５本のミツバツツジの交配したものと考えられます。

今の丸火自然公園はミツバツツジが綺麗です。

ノキシノブがトウカエデの幹に

ついていました。ノキシノブの裏側に二列についている胞子のう群がついています。このノキシノブは乾燥に強く枯れて萎びてきても雨などに当たると息を吹き返します。

茎を切ってみると空洞の間に仕切りが無く、薄皮

がたくさんあるのみです。ですのでシナレンギョウと言うことになります。