もしかしたら絶滅したと見られるイヌノフグリかな？

と思いましたが、種子を調べてみると種子に毛が生えていないので
イヌノフグリではありませんでした。

フラサバソウ２

鏡石公園の植物２０

富士市で初めて観察する植物：フラサバソウです。
興津で初めて見ましたが、ここ鏡石公園に生えていました。
オオイヌノフグリの花の４分の１ぐらいの大きさでしょうか。
外国から来た帰化植物ですが、なかなか珍しい植物です。

鏡石公園の植物１９

ムラサキサギゴケがいっぱいです。

鏡石公園の植物１８

こちらはムラサキサギゴケですが、花だけでトキワハゼと見分けるのは難しいです。
下唇の色がトキワハゼが薄い紫なのに対してムラサキサギゴケは紫です。また上唇の真ん中の切れ込みがムラサキサギゴケの方が深いです。

鏡石公園の植物１７

下唇の表面にこん棒状の毛がたくさん生えています。

鏡石公園の植物１６

トキハハゼの花

鏡石公園の植物１５

仏炎苞の中をのぞいてみると、やはり花粉をもつ雄しべがたくさん見られました。
これは雄株です。たくさんまとまって咲いているのは雄株が多いですね。

鏡石公園の植物１４

真ん中から細長い付属体が出ていますが、これを釣り糸に例えて浦島草の名前がつきました。

鏡石公園の植物１３

葉をどけるとウラシマソウ（浦島草）の花がたくさん隠れていました。