あったーマルバツユクサ！

実は、このマルバツユクサは、過去に富士川東土手の１箇所だけで見つけた植物です。県内にもほとんど見られない植物で、海岸付近に生えるとあります。
しかし、今日の旧富士川町の生き物調査では、なんと富士川駅の周辺にたくさん生えていました。畑で草取りをしているお婆さんに「あんたら、何しに来た・・」「あの、植物調査です」「そんなら、この草はなんて言うだ・・・まったくどうしょうもないだ。見たことも無いこの草がいっぱいで困ってるだ・・・」といってこのマルバツユクサを投げてよこしました。それほどたくさんあるんです。びっくり・・・

コンクリート道路の脇まで生えているマルバツユクサ

マルバツユクサの群落

これだけたくさん生えていると、帰化植物でしょうか？

ツユクサ（左）とマルバツユクサ（右）が並んで咲いていました。

ツユクサの花はマルバツユクサの２倍の大きさです。花の奥にある黄色い仮雄しべは、ツユクサが３つでマルバツユクサが２つかな？

ヤブガラシは実をつけていました。

アオツヅラフジの花

別名：ピンピンカヅラと言いますが、おそらくこのツルをはじいて鳴る音から、つけられたのではないでしょうか。

ヒメヤブランの花

コミカンソウ：小さな花が咲いています。

実が小さなミカンに似ているのでコミカンソウと名づけられましたが、実にしわが無いのがヒメコミカンソウです。しかいｓ、まだ私はいていません。その代りに・・・

ここにもあったナガエコミカンソウ（ブラジルコミカンソウ）

コミカンソウと同じような小さな花が咲いています。

ここにもあったナガエコミカンソウ（ブラジルコミカンソウ）

富士市では、一箇所でしか見ていません。