寺町通りの中ほどに真宗のお寺が三つ並んでいますが、本誓寺を境に右側に證明寺、左側に専立寺が建っている。證明寺の開山は江戸時代前期(1699年)で開基は明慶法師と言い伝えられており、天台宗の僧侶であった明慶が、現在の真宗に転宗しそれを機に盛岡に移ったと考えられます。
明治期に無住の時代があり、裏付ける史料もないため、来歴の詳細は不明ですが、本山の東本願寺から下付された親鸞聖人画像に「明和9年(1772年)本聖寺下・森岡・證明寺」の裏書があるので、開創した元禄のころから現在地にあったとみられます。
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