ブエノスアイレスのIOC総会で、2020年オリンピック・パラリンピック東京開催が正式決定。福島原発の汚染水問題で危ぶむ声もあったが、本当に決まってよかった。
偶々ながら今日の午前、家の中の古い段ボール箱を整理していて、49年前東京で開催された第18回オリンピック競技大会記念切手と、東京オリンピック募金協賛カードが出てきた。
記念切手の発行日は昭和39年10月10日、今の体育の日である。上の写真のように5円、10円、30円、40円、50円の組み合わせ切手で、我が家にも手つかずにきれいに残っている。切手蒐集は親父の代からで、昭和33年4月12日13歳から私も始めた。親父からもらった小さなStock Bookには、戦争中の大日本帝国郵便切手や中華民国その他東南アジアの切手も多い。
銀行に入社した昭和38年暮れに、吹奏楽など音楽にのめり込んでいた私は親父に頼んで前借し、コンソールタイプのステレオを買った。日本ビクター製のSTL-560型というやつで、真空管出力30Wの大出力アンプを備えていた。
このとき「みんなの手で東京オリンピックを成功させましょう」という、日本ビクター独自の5000万円募金協賛カードがマニュアルに入っていて、1点につき1円をビクターがオリンピック資金財団に寄付する仕組みになっていた。この時は100点だったから100円を寄付したことになる。当時私の月給は14500円だったから、決して少なくない金額だった。
2020年東京オリンピックは、国も東京都もそれなりに資金力があるかもしれないが、国民参加の意識高揚のためにもいいアイデアだったと思うので、どこかの企業で名乗りを上げてくれないか期待してしまう。
昨日から中学1年生の孫娘が泊まりにきていたが、7年後の2020年にはちょうど20才になる。オリンピックの楽しみとともに、孫たちの成長も楽しみである。
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