
この写真は、所属しているデジタル写真同好会「レインボー」の写真展に出品した際、題名を「早春賦」としたものである。
JR二宮駅近くの吾妻山公園から菜の花畑越しに富士山を望んだもので、ヒコーキ雲がまっすぐに、真っ青な天空に伸びていました。題名の「早春賦」は、すぐに閃いたように決まりました。
さっき、NHKラジオ深夜便で日本合唱協会のコーラス「早春賦」が聞こえて来ました。
吉丸一昌作詞
中田 章作曲 大正2年
春は名のみの風の寒さや
谷の鶯 歌は思えど
時にあらずと 声も立てず
時にあらずと 声も立てず
氷解け去り葦は角ぐむ
さては時ぞと 思うあやにく
今日もきのうも 雪の空
今日もきのうも 雪の空
春と聞かねば知らでありしを
聞けば急かるる 胸の思を
いかにせよとの この頃か
いかにせよとの この頃か
そういえば、「早春賦」の歌碑が長野県安曇野を流れる穂高川べりにあったのを思い出す。この歌は、遅い春を待ちわびる農民の心を鶯にことよせてつくられたものとのこと。一昨日は2年ぶりの大雪・・・春が待ち遠しい。
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