今日のラジオ深夜便午前2時台は、懐かしのジャパニーズ・ポップス:フランク永井集。「16トン」が唄われるのが端からわかっていたので、ちょっと前に起きて録音しようとラジオカセットを準備していたが、肝腎の録音部分が故障していたため叶わなかった。
昭和38年、高校3年生のときに北九州小倉のキャバレー「月世界」で、伯父の率いるビッグバンドをバックに初めて聴いた「16トン」。そのときはアメリカから来たという黒人の歌手が唄っていた。お腹のそこにドーンと響きわたる重厚な声と節回しで、「これがジャズか!」と感動したのを今でもよく覚えている。
「16トン」はもともとアメリカの歌であるが、フランク永井の歌もいい。低音の魅力を如何なく発揮している。フランク永井は、ジャズ歌手としで米軍のキャンプなどて活躍、その後歌謡界に転じ一世を風靡して昭和60年に自殺未遂。一命は取り留めたものの、平成20年10月76歳で亡くなるまで、23年間歌手としての空白がある数奇の人でもある。私の郷里浜松の医療センターで脳外科に入院してたことなども思い出される。
今日は「16トン」に聴きほれ、「恋人よ我に帰れ」「ラブレター」などの外国曲も堪能できた。
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