発達障害の息子の育児に思い詰めたある母親が、同じように葛藤する親たちをSNSでつないだ。やがて「発達障害の子を持つ親の会~話してみませんか」のフェイスブックを立ち上げ、現在では8300人もの人が参加しているという。
「死にたくなった時、どうされてますか?」。こんな書き込みが出た時は、「わかります」「悲しい曲を聴いて泣きます」など、体験を交えたコメントがたくさんついたりする。投稿した親も、周囲を頼ることが出来たりして励みになるようだ。
ネット社会で生きる私たちにとって、とりわけこの記事のように、共通の悩みを打ち明けられるSNSは、たとえ一時的でも救われる思いがするであろうし勇気をもらえるであろう。
家族に重い病気や障害を持った人たちの苦労は計り知れないものがあるだろう。平々凡々と暮らしている自分は、こういう家族の本当の苦しみを知らない。必死に生き抜く人間の姿を真っ向から見ていない。
こういう人たちがたくさんいることを思えば、自分がいかに恵まれているかわかる。この頃、何のためにそんなことしてるのと全否定したりすることがある。自分の悩みなど取るに足らないことばかりで、恥ずかしい限りであるが、気持ちを切り替えて一生懸命生きることに集中していきたい。
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