ハチの家文学館

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奇しくも二人の知人の話が舞い込む

2013年08月31日 14時56分33秒 | ハチパパのひとり言

                        左:普賢菩薩  中央:釈迦如来 右:文殊菩薩                                                                             

                      (浜松市 奥山半僧坊 方広寺)

50日ぶりに兄の店の定休日に合わせて帰郷、兄夫婦と食事を兼ねて酒を酌み交わす。場所は浜松駅南の割烹「原の谷」。民家風の小さな小料理屋で、店主は兄が浜名湖舘山寺温泉のホテルで料理長をしていたころの仲間とのこと。

私の出身校を聞いた店主夫婦から、同級生のY君がここの常連客と知り、女将さんが携帯でY君にかけてくれた。Y君とは数十年ぶりである。11年ほど前に奥さんを病気で亡くしたらしい。私も前妻を亡くしているが、もう41年も前のことで今は再婚している。彼は今も独り身を通しているようだが、年とってから奥さんを亡くすのは実に寂しいことと思う。

Y君は地元の大きな清掃会社を親父さんから受け継いで、今も社長として頑張っている。ましてや社長として、大勢の従業員の生活を保障しなくてはならないだろうし、社会的責任も重いだろう。「原の谷」へは初めてきたが、この店での再会を約束してY君との電話を切った。

そういえば、新幹線で浜松に早く着いたこの日、このところ行きつけになった「さくら」という喫茶店に立ち寄った際、隣席の80代男性が、私が駅前の銀行に20年いたことを聞いて、「Sさんと一緒だ!」という。そのSさんとは、銀行を中途退職して不動産業を始めた昔の仕事仲間で、事業に失敗したあと消息がわからなかったが、偶然にもその男性から、別の事業で元気に活躍していることを聞いた。今日は奇しくも旧知の二人の話が聞けた。今度帰郷したら、二人ともぜひ会ってみたいと思っている。25/8/27

写真は翌日、浜松市北区の臨済宗方広寺派総本山方広寺を訪ねて撮影させていただいた御本尊の釈迦三尊像。観応2年(1351年)の作。経年劣化の損傷により、平成23年10月から修繕の為方広寺をしばらく離れていたが、平成20年12月に私が撮影させていただいた時より、際立って光り輝いていた。

今年4月から御本尊御帰還記念展を開催中で、10月1日(火)から11月25日(月)の期間、方広寺の鎮守である「半僧坊大権現」の、15年に一度のご開帳がある。またお参りして写真撮影をさせていただこうと思っている。



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