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夕べはほろ酔い気分で9時に寝て、午前3時に起きてしまい久し振りに枕元のポケットラジオのスイッチを入れ、NHKラジオ深夜便を聴きました。
3時台の「にっぽんのうた こころのうた」が好きで、丁度起きる時間と合うのも理由の一つ。今日は昭和49年の流行歌特集でした。当時のことが走馬灯のように思い出されます。
「二人でお酒を」梓みちよ
「涙の操」殿様キングス・・・デビュー曲
「空港」テレサテン
「よろしく哀愁」郷ひろみ
「甘い生活」野口五郎
「ひと夏の経験」山口百恵
「ひまわり娘」伊藤咲子デビュー曲
涙なんか知らない いつも微笑みを・・・いい歌詞です。
「結婚するって本当ですか」ダ・カーポ (榊原まさとしと久保田広子)
花屋の前の赤電話などと懐かしいものが出てきます。
榊原まさとしは横浜市戸塚区出身、身近な街ですので余計親近感が
沸きます。
のちに二人は結婚、広子さんのあの透き通るような歌声がすばらし
い。「裸の大将」シリーズで必ず唄われる「野に咲く花のように」
は彼女の歌です。今は、ひとり娘の麻理子ちゃんがメンバーに加
わり、ダ・カーポとして活躍中だそうです。
「あなた」小坂明子
自身で作詞作曲、ピアノの弾き語りがなんとも言えません。
「赤ちょうちん」かぐや姫
あの頃 二人のアパート・・・。赤ちょうちんが大好きな私、新婚時
代の狭いアパートを思い出します。
人気絶頂のかぐや姫は、翌昭和50年解散しました
どの曲も覚えています。当時の私は29才、妻を亡くしてまだ2年でした。歌を唄って気を紛らしていた時間も多々あり、今でも忘れることなく思い出します。
その頃は、東京の勤めから郷里の浜松に転勤させてもらって、一時は酒浸りの毎日でしたが、一念発起して大学の夜間部に入学、仕事に勉学に勤しんでいた時期です。その昭和49年の出来事はと聴いていると・・・。
「ユリゲラーの超能力ブーム」「堀江謙一のヨット世界一周」「ベルサイユのばら初演」「長島茂雄現役引退」「モナリザ展」があった年。
有名なモナリザの微笑を、私が勤める銀行がその年の1枚モノのカレンダーで配布したところ品不足となるほどの大人気でした。その3年後、パリのルーヴル美術館で再会したときのことをよく覚えています。17年前、今のカミサンにも結婚式を兼ねたパリ旅行でルーヴル美術館を訪ね見せてあげました。
「空港」を唄ったテレサテン、12年前にカミサンと泊まったタイチェンマイのホテルは、偶然にもテレサテンが42才で亡くなったホテルだったのです。この曲などテレサテンの歌を聴くとチェンマイを思い出します。
このラジオ深夜便、昔懐かしい歌とともに、当時の出来事を知ることができ、番組への手紙も様々な人間模様が伝えられ、とてもいい番組だと思います。
久し振りに深夜パソコンに向かって、ハチの家文学館に投稿してみました。
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