ハチの家文学館

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ボクの誕生日忘れられてる

2009年07月08日 12時03分48秒 | 柴犬ハチのひとり言

お父さん、このごろ「ハチの家文学館」ノートにあまり書いてないみたい。
ちょっと覗き見してみたら、こんなことが書いてあった。

詩が書けなくなった
心が空っぽになった

そんなんだからボクの誕生日を忘れるんだよ。お母さんも忘れてる。こんなこと一度もなかった。なんだか寂しい気がする。「ハチごめんね」とお父さん、3日も経ってからやっと気が付いたみたい。

我が家はお父さん、お母さんとボクの三人暮らし。長年一緒にいるとお互い空気のようなもの、あって当り前、居てて当り前、毎日当り前のように起きて、当り前のように寝る。ボクもお父さんもお母さんも幸せボケしてる。しっかりしなくちゃ・・・と思う。

お父さん、この頃仏教の本ばかり読んでる。特に般若心経の本を読み返している。お父さんの般若心経は、おばあちゃんが亡くなってからずっと続いている。

今年の十月にはおばあちゃんの十三回忌があるそうだ。いつものことだけど、お父さんの般若心経は、ご先祖やおじいちゃんおばあちゃん、前のお母さんの供養も兼ねて読経しているみたい。般若心経ってよくわからないけど、お父さん曰く、心が軽くなって落ち着くそうで、空(くう)とか無とか、不の意味が何となくわかるんだって・・・。だけどお父さん、お釈迦さんの不飲酒戒(ふおんじゅかい)は一生守られそうにない。相変わらず「酒は天の美禄」「酒は憂いの玉箒(たまぼうき)」と宣って飲み続けている。21/7/7



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