鎌倉駅を降りて徒歩約10分の妙本寺。例年12月上旬が紅葉の見ごろの寺である。
まずは総門をくぐり、方丈門からの階段を上っていくと寺務所・書院が見えてくる。ここらあたりから紅葉した樹木が目に入る。更に鐘楼を左手に見ながら歩いていくと、なだらかなカーブを描いた鎌倉一の瓦屋根を誇る祖師堂に出る。参拝を済ませて周辺の紅葉撮影に入った。
祖師堂前の朱塗りの二天門脇の大きな木が、見事に紅葉していた。今日は日曜日とあって紅葉目当ての参拝客が絶えない。静かな佇まいの中に、恋人同士、家族同士の会話が飛び交い、師走に入ったばかりの晩秋の境内は、一時の賑わいを見せていた。
今年もあとひと月足らず、一年という歳月のスピードが年ごとに早くなってくるような年齢になってきた。先日買い置きしておいた新年の手帳に、そろそろ書き込みを始めようと思う。
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