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写真を趣味としていても、知らない写真家は沢山いるものだ。素人がチマチマした写真を撮っているだけでは当然かもしれない。今朝の朝日新聞生活欄に目がとまる。
新聞のタイトルは「新たに紡いだ昭和の肖像」96歳笹本さん写真展。米国人ジャーナリストのケイトさんが、夫の写真家小西康夫さんと、笹本さんの写真ネガを一枚ずつ調べて企画した写真展が、東京・目黒で開かれている。笹本さんが年齢を明かしたのは今年になってからだそうで、年を隠していたのは、若く見られたいからでなく、年を忘れていたいからだったそうだ。新聞の写真を見ていて、とても96歳とは思えない若々しさだった。66歳で仏像写真家を目指す私も、いつまでも年を忘れて現役でいたいと思った。
写真展会場では、歌手の藤山一郎、政治家浅沼稲次郎、作家の井伏鱒二など、著名人の知られざる日常のスナップやその背景から、昭和の日本を知ることができるようだ。ぜひ見てみたいと思う。写真展会場 「ギャラリーコスモス」
ちなみに、ギャラリーコスモスは、昨年私が浜松で行った仏像写真展で使用した越前和紙にコーティングした印画紙の販売元があるところで、もう一度訪ねてみたいと思っていたところでもある。
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