わが家の中は和室を除いて天井と壁は白い。築30年にもなると元の白さは失いつつあるが、カミサンのおかげでいつもきれいにしてくれている。
今月に入ってから、カミサンが部分的に整理清掃してくれているが、夫婦二人で本格的に始めたのは今日からで、いつも通り和室の仏壇から始める。
帽子とマスク、そして仏壇仏具に手が直接触れないよう、白い手袋をはめてとりかかる。とくにご本尊の大日如来坐像は、小さく繊細な木造仏のため、毀損しないよう毛羽たきで丁寧に埃を掃う。
わが家の仏壇は真言宗の形式で、ご本尊の両側に掛け軸の不動明王と弘法大師がおられ、毎日この三尊のご真言と、般若心経を唱えることが一日の始まりとなる。
仏壇がきれいになったあとは、床の間ほか和室全体のお掃除を済ませ、階段から2階廊下の壁、出窓の順できれいにしていく。カーテンの洗濯も併行してスッキリ。今日の最後は私の部屋、モノが多すぎて隅々まで清掃とはいかないが、気持ちはスッキリした。
家の汚れを落とすことは、心の汚れを落とすことにも繋がる。普段からきれいにしておくことが、普段の心持ちをきれいに保つことであろう。そういう生活ができるよう来年からは精進したい。
まだ先ですが、4月の写真展へのご来場お待ちしております。