敬老パスを使って自動改札ではなく駅員改札口を通過する高齢者がグンと増えた。高齢化社会はますます進む一方である。また、外出先では杖を持つ人が多くなったと感ずる。そう思うのは自分が年取ったせいかもしれない。
転ばぬ先の杖という諺の意味は、失敗しないようにあらかじめ用意しておくということ。杖がなくては歩けないわけではないが、転倒予防のためという人も多かろう。
74歳になろうという私も足の衰えを感じている。エレベーターやエスカレーターを利用せず、極力階段を歩こうとするがついつい誘惑に負けることが多い。それでも健康寿命を延ばすために階段利用が少しずつ増えている。
テレビのコマーシャルも、足の関節痛や筋肉の衰えに効くと謳った健康食品花盛りだが、日頃から何でも食べて、よく歩くことが最上の健康法であることに間違いはない。
些細なことかもしれないが、毎日の食器の片付けも、お盆を使わず手に一つずつ持って流しに運んでいる。とにかくこまめに体を動かすことである。
うちのカミサンはよく動く。パソコンやテレビの前で長時間座っていると、「あなた動かなきゃダメよ」と叱咤の声が聞こえて来る。
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