その昔、かれこれ20年前にはなろうか、百石町にはサンビームという丁寧
に珈琲豆をハンドピックするマスターの居る喫茶の名店が有った。
小さな耐熱ガラスの器に千切りキャベツとハムを敷き生卵を割り入れ塩胡
椒した後、レンジでチンすると目玉焼きが出来る、一年中、熱々のキャベツ
と目玉焼きが美味しいモーニングを出すお店でした。
住宅街と密接した地域も最近は土佐道路の延伸拡張に伴い、随分様変わり
したようですが、そんなエリアに
「凄い流行っちゅう喫茶が有る」
「以前、愛宕の変電所西に同じ店名の店が有った」
と言う情報が弥二朗さんからMixiでもたらされた。
最初に訪問したのは日曜の10時頃だった、何とか駐車は出来たものの店内
満席で待ち時間有りと何組か待っている様子が――なんだか慌ただしいのは
敬遠気味なので日を改めて今度は土曜に出直しました。
『いらっしゃいませ』
『相席に成りますが宜しいでしょうか』
『ハイ』と言ったものの、向かいはおじいちゃんかぁ・・・・・・
(何、期待してまんねん)
いや、なんか手紙読んでるし~、話し掛けられ無いなあと。
(良いお天気ですねえ、とか言うんかいな)
いや、耳が遠かったらスベるんで止めときます。
あっ、私の注文とおんなじ350円の日替モーニングやぁ。
(そう、大体、ご老人は小食です)
でも向こうの席のおばあちゃんはコレ↓食べはった後、話に夢中ですよ。
立派な「朝定食」やねえ、私、次回はコレにしますわ。毎日okと言うことは
このお店、年中無休みたいですね、どこにも書いて無いけど。
モーニングも飽きられないよう、良く考えられてますわ、パンは月曜の黒糖
ロールからジャムトースト、レーズントースト、牛乳パン、トーストサンドの
ローテーション。
これに「ゆで玉子」「目玉焼き」「スクランブルエッグ」の日替わりにサラダと
スープ(土日は豚汁)が付いてこのお値段とは今時、あり得ないですよねえ。
弥二朗さんのモーニング上限説¥500も軽くクリアしてます。
(それじゃあ、おじいちゃん、お先へ失礼します、御ゆっくり)
後からサーブされたのに撮影して食べ終わったのは私が先でした。
(年寄りと競争してどないしますねん)
お勘定の時、そんなに丁寧に挨拶されるとホンマ、また来ようと思います。
『ごちそうさまでした』
の挨拶が自然に出てくる良いお店でした。
--shop data--
店名:カフェレスト「サウサリート」
所在:高知市百石町2丁目33-15(Yahoo!地図)
電話:088-832-0842
営業:07:00~20:00(日・祝祭日07:00~17:00)
モーニングタイム:07:00~11:00
定休:無休
駐車:10台(店舗20m北に別駐車場有り)
喫煙:可(※箱マッチ)
(感想1)
高知の女性の言葉がかわいい!ものすごくイイ!惚れてしまった!!それに運がよかったんでしょう、かわいい方も多かったです。「ちょっと まっちょきぃ」なんて言われると背中ゾクゾクでしたよ。。。M系ジャナイヨ 笑
(感想2)
モーニング文化なんですね。空気もいいし観光の目玉に朝の散歩とモーニング巡りで企画ができそうですよね。安いしボリュームはあるし・・あ!紹介者の人徳抜きには語れませんなぁ。。
(感想3)
帯屋でしたっけ?21時頃によさこいの練習をしてましたが、驚異的な風景でした。目抜き通りでフルボリュームで踊れるなんて凄過ぎです。30分ほど見とれていました。
(感想4)
駅裏になるのか商店街が軒を並べていましたが、大事にしたいですね。建物も雰囲気も無くなると取り返しがつかない大事なものです。広島はあいにく廃れて個人の路地店が少なくなってます。うらやましい!!
本戦の「かつおたたき」を刀舟家でいただきましたが、結論「広島じゃあ無理!うまいたたきが食べたいんなら、800円を食べに1万円を使う贅沢とゆとりを持つべし」ほんまに ぶち うまかったでぇニヤニヤ
でした。
このHPに出会えたおかげで良い時間を過ごすことができました。感謝 感謝 ありがとうございました。
「ちょっと、待っちょきぃ」で「はちきん磁石」に吸い寄せられ、土佐の女性を嫁にしたと言うような話しは良く耳にします。これ変格活用されますんで注意が必要です。「一寸、待っちょってって言うたろ」「なんで待てんが!」ここまで来るともう、収拾が付かなくなりますんで。ハイ。
観光とモーニング的発想は「有り」でしょうね。なのでホテルも朝食には気が抜けない。私的にはホテルでの朝食は付けずに朝から近隣の喫茶モーニングを楽しまれるのがお奨めです。一番にリーズナブルですから。
この時期の「よさこい風景」はイベント絡みの出番じゃあ無いでしょうか。街中商店街の活性化と観光客へのサービス&アピールが主な目的かと。これを体験して夏の本番を観にリピーターが増えるのなら多少季節感が削がれるのは我慢出来ます。
商店街、街中は例に漏れず衰退気味ですが一寸、郊外に足を伸ばすと市井の商店街が残っていますのでこれは高知遺産として残したいですね。
鰹タタキ、当たりが良くて幸甚でした。私共が250円の讃岐うどんを食べに往復6千円の高速代を出すのと同じですね。観る観光+食べる観光、これに清々しい思い出が+されると多少財布が軽くなるのも値打ちの内かと。ご存知の通り、基本「鰹」は高い魚ですので千円前後で美味しい物が食べられるのが其処に暮らす者の特典と考えております。
少しでもこのブログがお役に立ちましたのなら、グルメブロガー冥利に尽きます。旅のご成功誠に宜しゅうございました。(だんだん)←朝ドラ見過ぎです(笑)