タカシのB級グルメ日記

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笠岡ラーメン「おっつぁん」(岡山県笠岡市)

2007-12-30 23:52:32 | ラーメン・中華
笠岡と言えば小説の舞台や映画のロケ地に採用される事が多く
(後述で詳しく)その方面で名前が通っているのだが、此処に
「地ラーメン」と呼ばれ、有名人も訪れる評判店が有ります。


第一候補はこちらの「坂本」でしたが日・祝日が定休日とのことで
同じく笠岡ラーメンのルーツ「斉藤」の流れを汲む「おっつぁん」に。
特徴は煮鳥(かしわ)を使ったところ、同じ醤油味で「かしわ」を使った
高知須崎の「鍋焼きラーメン」と比べてみたく成ったのです。


NET情報の取り違いで旧店舗の電話番号をnavi君に入力したことに
気付かず、富岡の住宅街にある元のお店の前で暫し考えましたがな。
幸い住所は新店舗の物だったので程なく5分ほど離れた総合卸売市
場内にあるお店を発見。始めて行かれる方には市場前に有る中国銀
行の広い駐車場が目印に成るでしょう。











↑醤油ラーメン・半チャンセット(¥750)


メニューには「豚骨ラーメン」豚骨と醤油をmixした「おっつぁんスペシャル」
等が有りますが、ここは迷い無く「醤油ラーメン」を選択。
先ず、箸が行くのは程良く味付けした煮鳥をチャーシュー風にした「かしわ」
歯ごたえ良く(堅くは無い)スープと合っています。これは「有り」ですね。


スープは鶏ガラ、煮干し、香味野菜、果物など使っていると思います。
とても淡泊ですが旨みが有って最後まで飲み干せました。
特徴的なのは醤油の塩分を全く感じさせないところ、これは地元の醤油
と関係するのでしょうか。須崎の「鍋焼きラーメン」とは全く違った正当派
の「醤油ラーメン」と言えるでしょう。


麺は普通のストレート麺ですがスープと良く合っていて替え玉をさせる
スタイルも頷けます。麺の纏まりが良いので早食いもOKでしょう。
炒飯には「豚叉焼」が入っていて一寸油っこいですが、旨みは良く出て
いますので炒飯(スープ付き)だけという選択も宜しいかと。













かなり完成度が高いというか、特徴的なスタイルを持った地ラーメンと
いう事が確認出来ましたのでこの町を近い将来、再訪させて頂こうと
思います。






--shop data--

店舗:笠岡ラーメン「おっつぁん」
所在:岡山県笠岡市11番町11-68(Yahoo!地図)
電話:0865-62-5005
営業:11:00~20:00
定休:水曜
最寄:JR笠岡駅から車で10分


          ∫∫∫


◇笠岡関係映画memo◇

1981年制作『悪霊島』原作:横溝正史 監督:篠田正浩 
出演:加賀丈史・岩下志麻・古尾谷雅人・伊丹十三
※原作では岡山県に有るとされた刑部(おさかべ)島が舞台
CF「鵺の鳴く夜は恐ろしい」は未だ記憶に新しい。
岩下志麻をこれ以上無いくらい美しく撮っているのはさすが。




1984年制作『瀬戸内少年野球団』原作:阿久悠 監督:篠田正浩
出演:夏目雅子・郷ひろみ・岩下志麻・大滝秀治・伊丹十三
※笠岡諸島の真鍋島でロケハン、原作の舞台は作者阿久悠の郷里淡路島
夏目雅子の遺作と成ったのですが、郷ひろみと金刀比羅宮で再会する設定
は原作には無く、脚本家の田村孟と監督の創作であると此方に。




1986年制作『彼のオートバイ、彼女の島』原作:片岡義男 監督:大林宣彦
出演:原田貴和子・竹内力・KAWASAKI-650RS・W3
※原作では笠岡諸島に有る白石島がヒロイン「ミーヨ」こと白石美代子の故郷。
映画版では信州で出会った功を後に電話で誘うシーンでは「お盆に伯方島に
来ない?」となっている。尾道向島近辺、バイク併走で印象的なシーンは広島
県(184号線)畑トンネルとか此方のHPに詳しく・・男は斯くもロマンチストなり・・





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3 コメント

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おっつあんらーめん (もも)
2009-07-01 12:52:56
わざわざ橋を渡って笠岡のおっつあんラーメンに行きました。同じくナビで違うところに行かされ迷って迷ってたどり着いたお店です。
醤油ラーメン・・・思い出してもむかつく。一口食べてもう次は食べれないくらいまずい。ブログにだまされた。豚骨醤油は普通にいけるけど橋渡って高速のってわざわざ行くほどでもない。しかも値段が新しく改正された新しい紙に書かれた610円(だったったと思う)に消費税が加算あれていた。くそまずい上にぼった食らえたかんじで笠岡ラーメン全体に悪印象を持った。笠岡にはもう2度と行きたくないし,周りの友人にも笠岡ラーメンのそのままの印象を伝えたら絶対に行かないと断言していた。
人のブログは美味しい美味しいと書いてるが味覚音痴なのか?某グルメテレビ番組の安請け合いで何でも美味しいと言うのが暗黙の了解なのか?本当に美味しい物を伝えて欲しい。
返信する
もも様 (タカシ。)
2009-07-01 22:37:46
「NO-CLAIM NO-RETURNでおねがいします」と書いちゅうろう。「本当に美味しいもの」は誰が食べても美味しいものかえ、そんなもん、有るわけ無いじゃいか。ワシは自分が美味いと思うたら記事upするけんど、不味かったらなんぼ評判が良かっても「提灯記事」は書かんぜよ。すまんけんど、他のグルメブログを当たって頂戴。
返信する
サトー様 (タカシ。)
2010-05-16 19:55:31
まったく貴殿の「お怒り」はごもっともです。が、既に昔の事です、その後
「笹岡ラーメン」を批判するようなコメントは来ておりませんし、批判の対象
となるような部分は全く無いということ、私が確認しております。
そして、当然ながら私は味覚音痴でも無く、マスコミの提灯記事を安請け合い
している訳でも有りません。およそ一巡した感もありますので、取材が浅い処
は再訪も計画しております、どうぞ、その時でも改めてコメント頂けたら大変
有り難いと思います、そんな次第で今回の貴コメントは保留とさせて頂ました。
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