閲覧注意(見てしまうと絶対食べたくなりますが……開けてしまいましたね)
価格高騰の渦中にある、食漫業界の現状をレポートするという企画の第三弾。
鰻だけに慢、満を持して登場したのは、市内からは少し遠く、アルコールも一緒にと
言う訳にはいかないが、そのお値段と内容のバランスがすこぶる宜しい南国市の鰻処・福さんへ。
金曜18:00過ぎの店内は先客二組、オーダーからサーブされる迄の時間約18分
うな重(¥2,450)
焼け具合は、相変わらず「外ばり派」ですが、大変綺麗です。
タレは、かかっておりませんので、山椒を使った後、上の蒲焼きを少し移動して、御飯に
タレをかけてから鰻を元に戻しましょう。鰻には極力、タレを掛けない方が宜しいでしょう。
お米は「たんぼ屋」さんのヒノヒカリでしょうか、粘りが少なく、パラパラでタレを掛けると
更にパラパラ度が増して、箸を使って持ち上げるのが難しいくらいになります。
そんな次第で、価格上昇分をなんとか「全体的な質」でカバーしようという姿勢が見て取れ
それは箸袋に店名入りの、上等な「竹製天削げ箸」にも感じられます。
一食、二千円を超える食べ物となった(都会では何十年も前からそうですが)鰻料理の
箸が、昔のままの一膳当たり1円~2円の中国産割り箸では「釣り合い」が取れ無いというものです。
香の物・うざくは変わり無いですが「八幡巻」が無くなりました(前回2008年参照)、肝吸いは、付いています。
冬の蒲焼きなら、温かいお茶を「間の手」に、美味しく頂ける事を認識しました。
--shop data--
店名:うなぎ処「福」
所在:高知県南国市久礼田432-1(Yahoo!地図)
電話:088-880-8833
営業:平日 11:00~14:00 夜17:00~20:00(夜営業無し)
営業:土日祝11:00~14:30 夜17:00~20:00
定休:毎週水曜・第3火曜
駐車:充分
喫煙:可