トンネルの向こうから「リン」の涼やかな音が聞こえて来ます。
グルメ調査の途中で「お遍路さん」に遭遇するとなんだか美味
しいものに巡り会えそうな気がするタカシです。
最近では「鍋焼きラーメン」を高知市内で探す事は止めました。
黒ちゃん食堂あたりだったら雰囲気も良いのですが最近開いて
無いですもん。それに「名物はその土地でこそ」と言うじゃあない
ですか。
お店の場所は随分前にチェック済みだから迷う事もなく予定時間
キッカリに到着(11時11分)
未だ並んではいません。ドアを開けると中は「ムッ」とする位の暑さ
今日は相当湿度が高いのか、それとも換気が悪いのかと思ったけ
れど時間が経って(待ち時間15分は覚悟よ)くると蒸せる程では無い
事に気が付く。あれは店の熱気?それとも客の熱気だったのかねえ。
↑
「○○△■」どおりに撮影していますが写っていません。
熱っつ熱やからピンが合わせられんがですよ、「湯気もうもう」なんで。
今まで食べた鍋焼きラーメンで一番の熱っ熱。猫舌のT田なんか別の
器を借りないと絶対食べられません。
隣の女性が頻りに「舌鼓を打つ」のは癖だけじゃなく熱いからなのか
も知れませんねえ、それでも美味しさを味わっている事は充分解ります。
一寸、落ち着いて来たので再撮影。
やっぱし「鍋焼き」は土鍋に限ります、鉄鍋を使う店も有るけど
あれはどうも食器という感じがしませんなあ。
お味ですか?、流石に有名店だけ有って基本条件は忠実にクリア
しているようです、特に古漬沢庵の酸っぱさは完璧。
ストレートの細麺、コクの有るスープの美味さがしっかり美味しい
物リストに入力されるのは間違い有りません。
橋本知事がスープまで完食されたのは「お愛想」では無いでしょう。
メニューはこれだけ、なんら迷う事有りません、量の事だけ考えて
注文すれば宜し。今日の私は「普通」に「小ライス」で630円也。
注文を聞いていると「大」が多いのも納得です。
唯一「難」をいえば「おひや」をもう少し「りぐって」頂けたらぐっと
満足度がUPすると思います。
熱いラーメンの「おひや」はとても重要な要素です。
おっとう、11時半を過ぎると順番待ちの列が出来始めましたよ。
--shop data-
店名:橋本食堂
所在:高知県須崎市横町4-19(Yahoo!地図)
電話:0889-42-2201
営業:11:00~15:00(L/O 14:50)
定休:日曜・祝日・年末年始
駐車:5台
※関連ブログ
「サービスの眼」味部門
鍋焼きラーメンはそちらの名物なのですか?
土鍋の中は「うどん」ではなく、卵の入った細麺というのは、はたしてどんな味なのか……想像が付きそうで付きませんね。スープは「鶏」ですか。で長ネギが入り……なんとなくイメージできてきました。
いったい誰が始めたのか、「元祖」と呼ばれる(あるいは称する)店もあるのでしょうか。ちなみに東京では鍋焼きラーメン、まだ知られていないように思います。
http://www.tabite.net/shikoku/food/12/index2.htm
須崎の名物ですね。
ええ、有名店が群雄跋扈する東京では知られてないと思います、でも橋本食堂が難波の「浪速麺だらけ」に出店していた時は一番客の入りは多かったです。背脂等に無縁なあっさり系だけどコクの有る庶民的な味は一度食べれば胃袋にしっかり「インデックス」が付く筈です。ダシは「かしわ(親鶏)」で卵は殆ど火が入って無くスープにとけ込むのが宜しいです。チャーシューは入れても合わないでしょう、「竹輪」との相性バッチリです。これは自信を持ってお奨め出来ます。
因みに「一個人」3月号(95P)では「地元自慢の至高の味ベスト20」に選ばれています。