きゅー日記

日常ちょっとしたの出来事を掲載

65才になったら第一号保険者!?

2013-03-03 01:36:53 | Weblog
誕生日の前日話です、
変な物が郵送されて来た、保険証の更新にしては早すぎる?
中身は介護保険被保険者証でした。

封筒の中に、
保険料の表があり、基準額が年額¥89,400とありました。

忘れていた、手持ちの社労士の必修基本書を開いて見ました。
(07年に210時間ほど講義を受けた、社労士の本です。)



65才になると、介護保険法の第1号保険者になってしまいました。
従って、新たに保険料を払う必要があります。

下記の図は、健康保険組合に入っている場合ですが、図の赤□
増えた部分で、これは各市町村が運営をしています。

では、今まで支払っていた介護保険料は?
同じ世帯の40~65才未満の第2号保険者と言い、
各保険機関(健康保険組合又は国民健康保険)に支払っている保険料で徴収されます。

所得段階に依って、保険料率が変わります。基準額は約6万で市町村に依って異なる。
例えば、
住民税を払っている総所得額が190万~400万円迄は約1.6倍の
年額 ¥86,220となります。<神奈川県秦野市>
     下記↓参照
H24~H26年の介護保険料

ここで言う、総所得=年金支給額-公的年金控除となります。
例、支給額が¥250万x0.75-375,000
=総所得¥150万(初期は64才時点65才未満欄)
    下記↓参照
   公的年金等における雑所得の早見表

介護保険料は夫婦2人共に65才であれば、各人で払う事になります。
妻の場合は年金所得がマイナスなので、約5万円位になります。

納付の方法は、当初は納付書ですが、
保険料は公的年金額が18万円以上の場合は自動的に徴収されます。
*確定申告の控除対象です。<特別徴収制度>

保険証を使うには、各市町村の福祉窓口に相談する事となります。

介護保険の運用の例
要介護3(車椅子状態)で4段階(所得段階)の場合、
介護保険料で1割負担の場合の実際例 

下記の3.7万円が自己負担額で、
介護保険料37万円の9割は介護保険でまかなわれます。

(高額介護サービス支給限度額)
 ((尚、市民税非課税世帯では、26.4万円となります。)) 


◎老人保健施設の場合
4人部屋 30日間算定(概算)
合計金額=1割自己負担+食事+居住費+負担金 
¥11万=3.7万  +5.1万+1.0万+1.1万 

実際には食費、居住費、日常生活費などは介護保険の対象外なので、
毎月¥11万円の支払いが生じます。

2000年4月以前の施行は、37万円を健康保険組合が負担をしていました。


いゃー金が掛かるものですねぇ~!

基本を勉強して下さい。
   
下記を参照↓

"知るぽると”介護保険とは


基礎を学ぶ;みんなの介護  

これから65才になる方々のご参考になればと思いアップしました。

                   
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