閑談

ハイキング、旅、その他

自然の力

2016-01-09 07:54:40 | Weblog

夏休みに八ヶ岳方面に行きました。
まずは白駒池の青苔荘でテント泊しました。

翌日、西天狗岳を登りました!山深く、なかなか道のりが、長い長い!


頂上近くまで来ると、山の全体が見えてきて、山の成り立ちが見えてきて面白い所でした。
こちら辺りは、大昔の火山の🌋大噴火で大きな火口ができた後、風化し崩れた所かな?こちらは粘りのある熔岩が噴出して積もった所かなど想像していると、タイムスリップして火山活動の大パノラマを見ているような不思議な気持ちになってきます。
自然のとてつもない力の大きさに圧倒され、しばらく立ちすくんでしまいました。❗
長い年数がたち、この環境に適した美しい植物や虫や動物が生きているのも、火山活動からうまれたと思うと、地球の中の大きな生命力まで感じられ、自分も生きてるのだと実感させてくれます!
こんな発見があるから山登りはやめられないのです!帰りの下りで、足が痛くなるのも、生きているからこそでーといいきかせます!


新年に思うこと

2016-01-07 05:03:44 | Weblog


明けましておめでとうございます✨
今年もよろしくお願いします❗

一年をふりかえるとあっという間でした。『光陰矢のごとし』と昔の人は上手い表現をしたものです!
最近とくに早く感じられ、時に自分が流されていくとの気持ちを抱きます。あれもしたいこれもしたいけどやれなかったーと!欲張りなのでしょうか?

習っている絵の先生に見ていただく時、未完成状態!
描いている時間がなくてと言い訳をしますと先生が、『時間がなかった、ではなくて、描かなかったのでしょう❕』と厳しいかえしがありました。

その図星のかえしに困惑、時間配分の下手な私に劣等感を抱き、思うように描けず、はかどらず、しょげている自分にいや負けてはならぬといいきかせ、展覧会までに日にちがない中仕上げたのが写真の絵の『スイフヨウ』です。

絵を描いている時はいつもこんなどろどろとした気持ちで絵に向かっている状態です。
しかし、スイフヨウを写生している時に、輝くような真っ白な花の美しさにみとれていると自分の気持ちの中と対称的で全くかけ離れたものなのに、すいよせられて気持ちが浄化されていくように感じられます。土から、水分と栄養をもらいこんなに美しい花をさかせている。
私もこのどろどろした心を栄養として描き気持ちを育て、花として開くのが、自分の作品ではないか、それで良いのだ!と自問自答して髪をさかだてながらやっと仕上げました。
作品をみるたび、その時の気持ちとそれをまるで見守っているような白いスイフヨウの姿を思い出します。

今年も、咲いてくれるかな?きっと咲いてちょうだいね。私も大切に守っていくから、とスイフヨウにお願いしています。



貝母(ばいも)

2015-12-02 15:12:40 | Weblog


  なんと一年近くこのブログの事を忘れてしまっていた。

  貝母百合の写真。どこで撮ったのか覚えていない。

  
  ユリ科の植物。花被の内面に、紫の網状の紋があるため、アミガサユリ(編笠百合)の名がある。
  球茎を薬用にするとのこと。

  温かみのあるクリーム色と、この繊細な紋様が、心を和ませてくれる。
  
  植物学者の牧野富太郎の『新日本植物図鑑』で調べると詳細が書かれていて、なるほどと思う。
  
  国立科学博物館での牧野富太郎展を実際に見てきた。
  描かれた植物画は、ものの本質をとらえた作品ばかりで素晴らしいものだった。
  もう一度、見たい。

  

  
  




高山蝶

2013-12-23 06:21:00 | Weblog



夏休みの最後に山へ登りに行くと、マツムシソウが咲き乱れています。
花の写真を撮っている最中に、たまたま蝶がとまり一緒にパチリ。
虎縞のようなメリハリある翅の模様とオレンジ味の褐色の輝き・美しさは、近くで直に見られた感動を起こさせます。「地味な蝶」と図鑑などでみて間違った先入観が、一掃されました。

蝶に注目して写真を撮ろうとすると、蝶は殺気を感じるようで、とまった姿がなかなかとれないのです。
小さな虫も必至に生きているのだなぁと山に登るといろいろ考えます。歩きながら、頭の中も整理され、いろいろな発見で、リフレッシュされます。
自然に触れるのが、私の本来の自分に戻る大切な充電時間だと最近気づきました。

あとで高山蝶の本を子供とみていると絶滅危惧種・準絶滅危惧種のものが多いのに驚いてしまいます。
蝶の幼虫時の食草がはえている場所が減ったり、又、他の環境問題など一概には言えないようです。蝶の生存は、自然環境にとても影響が現れやすいバロメータのようなことも書かれていました。こんなに美しい蝶達が減ってしまうのは、とても寂しことに思います。

2013年・・・・心新たに!

2013-01-01 12:37:07 | Weblog

 明けましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします。

 またまた山の話。

 高くそびえる連山のパノラマ。夕日に赤く染まった山肌から、紫、漆黒へと刻々変化の光景。

また朝日がゆっくりと昇る時・(とはいえ、ピンクから金色の光に満たされるのは一瞬で、うっかりみのがしそうです)神秘的で思わず歓声あげてしまう・・・・・山で泊まる一番良い点です。

 八ヶ岳に登ったのは、2011年。山頂近くでのテント泊は、子供たちにとって生まれて初めての経験、大喜びでした。

 2012年は、五竜岳手前の唐松山荘周辺にテント泊。テント泊は、朝日の昇る光景が見事でした。天に近くにいるようで、自分の考えていたことなど、ちっぽけに感じられ、心洗われる思いがします。

 今年は、どこにいけるでしょうか?

そのためにも、日頃の体力づくり、はげまなくては・・・・・。


一年のまとめ 

2012-11-22 14:05:37 | Weblog

 ボタニカルアート展、今日で終わりました。作品を取りに行ってきました。

戻ってきた作品を前に、反省します。

 

 今は亡き日本画の恩師、米陀寛先生が私によく話されたのは、「自分の生きた証を残すために、絵を描くのだ」というお言葉でした。

今になって、そのことを話されていた先生の姿がよく私の脳裏によみがえってきます。

 

生きた証を残す、そういう絵を描いてきましたよ先生!!と報告することが夢なのですが・・・・。(それが先生への恩返しだと・・)

先生は、今頃天国で苦笑していることでしょう。

 この展覧会に出すことが、私の一年のしめくくりという気持ちで・・といっても、私にとって搬入直前は、髪が逆立っていました。

もう今年で最後かもと思ってみたり、来年も出品できるといいなぁと思ってみたりが、本音です。

でも、来年はこうしようかなと、考えているのです・・・・。

 いろいろと反省したりいろいろと言い訳してみたりひらきなおってみたり。

道に迷っても、曲がりくねっても、何かしかにたどり着くかもしれませんよね、山歩きのように。ゆっくりやります。

 

ps・仮面ライダー母さん、遠いところ、ボタニカルアート展までありがとうございました。とてもうれしかったです。

クリスマスローズの素敵な話を教えていただいて、クリスマスローズを味わいながら描いたら、先生にリボンをもらいました。またクリスマスローズ描きます. ぜひ仮面ライダー母さんの描かれた絵をみせてくださいね。

 


五竜岳 ーーー不思議な画像は、ブロッケン現象

2012-11-16 15:33:00 | Weblog

五竜岳 ーーー夏休み、山頂まで登った思い出

今までで、おそらく一番感動した景色だと思います。フォトチャンネルの右下四角をクリックすると、画像を大きくして見られます。そのほうが、臨場感があり、実際にその場で見ているようになります。

一年に一回ぐらいしか現れないという、ブロッケン現象もみられました。数分のみで消えてしまったので、なおさら出会えたことに感謝感激。子供たちにも貴重な体験を味わせられてとてもラッキーでした。

今後もとても良いことが起きそうな予感・・・・・・?


ブログをつくる、絵をかくわけは・・・・・・

2012-11-15 09:05:35 | Weblog

8歳・12歳の野生児と野生人のあくの強い家族の中で、いかして平常心を保てるかと、毎日悪戦苦闘
その中でボタニカルアートに目覚めつつある。
登山と釣りの好きな主人に連れられ、高山植物や野生の動物、風景に出会うと、まさに一期一会だなと、ひしひしと感じる。

高く連なる山々や、川や湖で悠然と泳ぐ魚、咲き乱れる花を目前にすると、自然に勝るものは何もないと断言できる。涙さえ浮かんでくる。どこへいってもその度、そう思い返される。きっとその気持ちを忘れたくなくて、山に行くのだと思う。

その気持ちを大事にしたい。それを残しておけたらと思う。