




奥羽山脈の最北に位置する八甲田連峰は南北に分かれ、厳冬期は津軽海峡からの強烈な季節風によって出来る自然の造形オオシラビソの樹氷が有名な豪雪の山です。しかし春を待たずして粉雪を求め入る山スキーヤーも少なくありません。南八甲田は櫛ガ岳を主峰に駒ガ峰や乗鞍岳など、北八甲田と対照的にたおやかな山容で山スキーは春の時期がメインとなります。一方白神山地から北へつづく本州最北の独立峰として聳える岩木山は津軽富士として慕われ八甲田山と両雄相対する存在で共に青森県の象徴と言ってよいでしょう。このどちらの山域もオオシラビソ、ブナ、ダケ樺の原生林など奥深い自然はすばらしいものがあり雪に覆われた世界は言葉に表せないほどです。
スキーという道具を使えば雪山の大自然が身近になり、その楽しみ方は無限に広がります。
今回は北八甲田連峰と岩木山のバックカントリースキーツアーを実施しました。スキー本来の醍醐味はやはり雪の大自然を縦横無尽に滑り、風を感じ、雪を感じ、そして山の大自然を感じることではないかと思います。北東北・津軽の大自然をゆっくりと満喫した旅でした!
八甲田山初日はキャンプサイトの開設~その後、酸ヶ湯温泉でマッタリ





二日目はあいにくの雨


谷地温泉は開湯400年の歴史をもつ日本三大秘湯の一つです



夜から雪に変わりあたりは真っ白

