命に係わる猛暑と記録的な豪雨により、写真散歩にとって逆境が続いています。
このような状況になることは、30年ぐらい前には既に予想されていました。
温暖化による異常気象については賛否両論あったものの、賛成側の分がかなり高かったはずです。
そして、それは専門家の間だけでなく、私のような人間の耳に入るほどの一般的な話として世の中に伝えられていました。
にもかかわらず、この30年間、温暖化に対する対応は十分とは言えないでしょう。
将来の不幸より足元の不便を避けたがるのが人間の性なのでしょう。
でも、これほど世界中で異常気象による災害を目の当たりにすると、
もはや、危機は将来でなく今のものと言えます。
それでも、多くの人が今も命を長らえていられるからでしょうか、
世の中全体の危機感はもりあがっているようには見えません。
人間の性とはこれほどのものかと思い知らされる気持ちです。
先週来、東京も台風10号の影響を受けいていましたが、
今日は風は強いものの快晴の猛暑。
相変わらず散歩には不向きですが、今日は通院で出かけなければなりませんでした。
道を歩いていると、道路に玉虫が・・・。
私個人としては、おそらく数十年ぶりの対面です。
カメラは持っていませんでしたが、
これを逃すと、生きている間に二度と会えないかもしれないので、
スマホでパチリ。
このままですと、間違いなく人か車に踏み潰されそうなので、
近くの植込みに放り込んでおきました。
何とか生き延びてくれればいいのですが・・・