お墓をつくり直す施主から電話が入った
『確認したいのですが
古いお墓から御霊を抜いた後
新しいお墓をつくるとき…
着工する時は御住職
お呼びするんでしたっけ?』
『呼びません
お寺を呼ばず【御霊抜き】した時
とった【土】…仏壇に供えた【土】を施主と石屋さんで
墓地に戻してもらえば
大丈夫です
お墓が出来上がった時はお寺を呼びます
石屋さんにさらしを巻いてもらい
施主にさらしをほどいてもらって
【開眼供養】です』
『そうでしたか。御霊抜きの時用意するのは
お酒、塩、水、線香、御供物と教えていただきましたがそれぞれどのくらいの量を
用意すればいいんですか?』
『皆さんお酒は一升瓶。塩は半紙に掌分
お水はお墓にある桶一杯分
線香は1束。御供物は旬の野菜、果物少し
です。開眼供養の時も同じです』
昔は
開眼供養は派手だった
鯛や紅白餅をお供えした
今は素朴に質素にしてもらってる
というのは、
それらはお寺の御本尊様にあげていただく
僧侶家族でありがたくいただくのである
しかし、食べきれない😭旬の野菜、果物はなんとかいただけるが
鯛や紅白餅は難しい。大黒さんの場合は
お寺に奉仕して下さった方々に、新しければ
ほとんどお配りする
皆さん
縁起物なので
喜んでもらってくれる
他の宗派は分からないが
真言宗豊山派のうちの寺の場合は
こうである