何故かYouTubeでファミリーヒストリー『柳葉敏郎』さんを観てしまった。還暦を迎えるあんなにカッコ良い方が8歳で死に別れたお父様と
一緒にお酒を飲みたかった
そう言って泣いていた
もし、今も生きていて
その日暮らしで手に負えないお父様でも
同じ事が言えるのかな?
そんな事を思いながらもらい泣きしてた
去年、独身の兄を亡くし婿に行った弟さんが
高齢の母に代わって葬儀を仕切った
兄と母にお金が無かったので兄の病院代100万円を
たまたま自分の退職金が入ったので
悩んだ末立て替えた
葬儀代は姉達と出し合った
遺った90代後半の母は生活保護を申請して
ショートステイにお願いした
弟さんは葬儀の後、姉達と本山参りに行った
『本山は全てを許すお考えです』
それを伝えると、すがるように出かけていった
若い頃、もしくは兄が亡くなるまで
何か後悔する事があったのかもしれない
次女が葬儀をしたのだが、
火葬場で印磬を落として割ってしまった
かなり激しい音をたてたそうだ
謝る次女に、仏(ほとけ)の姉は
『謝らなくていいです
その音に喝入れられるくらいの
迷惑をかけた弟です。かえって
あの世へ行ってもう一度しっかりやって来い‼️そんな気持ちにさせていただき感謝してます』
数日前、弟さんが1周忌の申し込みに来てくれた
本山参りがとても良かったと話してくれた
そして、御自分の娘や息子の話をしてくれた
色々ある…何故
自分が兄の最期の世話をしたかというと
娘や息子に見せる為だと言っていた
だが、大黒さんには伝わってきた
この人は
優しいから
そして…《後悔》から
本心は聞かなかったが間違ってないと思う
大黒さんにもその時が近づいている
早く死に別れて会いたかったと泣く
柳葉敏郎さんが羨ましいような
後悔から.最期の世話をした弟さんが羨ましいような…
よく分からない
迷うなら
やらない方がいい
とよく言うが
大黒さんの迷いとは?
お寺で暮らしながら、日々
自分で自分に問うている