僧侶の力

阿保ゴリラ🦍

『大腸ポリープ

癌細胞検査

異常なし！

だったぞぉーーーー！』

すっごい満面の笑み

………

…

🥱よかったねぇ〜…………

…………

『コーヒー☕️おごってやるから

車だせ！』

…😑怒らせると面倒くさい…

『はいよ』

『高校もな！

リモート授業やるんだぞ！

俺がモデルに

なって

動画撮るんだ

😤』

…😶生徒達

可哀想に…

『頑張ってね』

『パソコンで動作の名前を

プリントアウトして

それを両手で持って

ニコッ(^^)と

笑って…』

😳？

ニコッと？？笑う…

厳つい顔で？？

………🤣笑笑！

ゴリラ🦍は

不思議と子供達に好かれる

義父もそうだった

寺に遊びにくる

ハイハイする赤ちゃんも

『あ〜』

と言いながら

笑顔でゴリラ🦍に近づいてくる

ゴリラ🦍は

どうしていいか分からず

笑って誤魔化しながら

後退りする 笑笑

純粋無垢な赤子に好かれるなんて

持って生まれた《僧侶の力》

なのかもしれない

高校生になると

言葉が通じるので

ゴリラ🦍はやりやすい

ほとんど休んだ事がない

なんだかんだと

教員の仕事が大好きな

ゴリラ🦍住職である

我慢、我慢の人生って？

この頃

夜がよく眠れる

ショートスリーパーなので

（次女ちゃんに教えてもらった）

昼寝をのぞくと平均睡眠時間

3時間？？くらいである

今は5時間くらい寝てる😪

多分、気温差についてけない

のが理由だと思う

帳簿をつける時も

拡大鏡は

必需品😳！加えて

ゴリラ🦍の顔を見たくない…

完璧に老婆化である

………………………

……………

…………

たまに葬儀受付の時

『うちの母（父）は

我慢、我慢の人生でした………』涙

と言う方がいる

凄い！😧と思う

心の底から尊敬する

まず大黒さんの人生には

我慢なんて

たまにしか

でてこない

我慢、我慢なんてしてたら

短命になる

ゴリラ🦍にだって

我慢してやったら

その分

100倍返しである

（子供達には無限に我慢できる）

今週末

娘さんに

『我慢、我慢の人生でした』

と言ってもらった方の一周忌がある

どんな

我慢の人生だったのかな…

ついつい

考えてしまう

10月11日スポーツの日

な、なんだって⁉️

10月11日

カレンダーでは祝日なのに

祝日じゃないの❗️😳

法事35.49.100日法要

入れちゃった

でしょーー！

急いで変更だ！

葬儀混んでるから

大変だ‼️

前にもこれ…

調べた気が…する

しっし！

不機嫌そうに

庫裏からゴリラ🦍がやってきた

住まいの玄関に入ってきて

いきなり

『ウーパールーパー

くせぇんだよ！』

怒鳴ってきた

何時もの事だし

ハッキリ言って

義父母宅の

掃除をしないうえ

換気を嫌うための

大悪臭に比べたら可愛いもんである

だが大黒さんは

超💢不機嫌だった…………

帳簿をしめていた…イライラMAXだった

バシッ‼️ブチ切れた

うるせぇ‼️

だまれ‼️

静かにしろよ！

いつもなら

ここでゴリラ🦍は静かになるはずが

『なんだ

この野郎💢』

（省略）

帳簿作業が終わり

あの馬鹿を冷静に分析した

🤔どしたんだろ？？絡みが長かった

…😀あ〜！もしかして

あれ？？

😄うんうん

きっとアレが原因だな！

洗濯室の白衣！

昨日の分（通夜に着た白衣）まだ洗ってなかった

今日の分（告別式の白衣）と一緒でいいやと

足袋だけ洗った

あの馬鹿は自分は不潔なくせに

白衣だけは真っ先に洗って欲しがる

大黒さんも気付いてるが家族の分もあるし

雨☔️だし色々、考える……………………

………ほんっとに面倒くさい、、、

心からどっか

行ってくれ！と思う

近寄るな！

遠くに行け！

しっしっ！

即納骨

ゴリラ🦍が告別式を終えて帰ってきた

70代後半のお母さんである

『何人きたの？』

『家族葬だから10人くらいかな』

『川沿いの〇〇さんは？』

『来ない』

『同じ苗字だよね？

親戚じゃないの？』

『親戚付き合いしてないんだろ』

『あの辺は〇〇さん多いよね？

何処が本家なの？？』

『分からない』

田舎は苗字を言えば

あそこの地区でしょ？とすぐに分かるか

ほぼ親戚である

中には苗字をもらっただけの関係で

親戚ではないこともある

今回は境内墓地である…

『納骨は？』

『アッ、そうそう…

49日までお骨を置いときたいそうだ』

5月に大腸癌と分かり

病院🏥に緊急搬送され

あっちこっち悪いところが見つかり治療に入った

体力がなく心臓🫀がとまった

もちなおしまた手術…

子供達の気持ちが追いつかないまま

治療、治療…

そして永遠の別れとなった

前兆はあったのにいくら言っても

病院🏥に行かなかった

そんなお母さんの気持ちなんとなく理解できる

70代後半、夫は数年前に亡くなっている

子供達は全員、自立してる

大黒さんはお寺もあり

チビが小さいので

70代でもちゃんと病院🏥に行くが

お寺じゃなく、夫はすでに《あの世》で

子供達が全員、自立してるなら

亡くなったお母さんと同じ事するかもしれない

治療せず自然のまま

夫の元に行きたいと願うかもしれない

このお母さんは幸せだと思う

子供達に

『お骨を置いておきます』言ってもらえるなんて…

9割の家族は即納骨である

大黒さんもきっとそうだと思うが

『絶対❗️即納骨ね！』

と自分からも伝えておこう

大黒さん亡き後泣いてたら

（そんな事は無いと思うが）

『いつまでも

メソメソするんじゃない！』

と子供達の後ろで怒鳴るかもしれない…

…………

こんな母親だから

確実に

即納骨だろうな