三池嵩史監督の「一命(いちめい)」は見に行くと思う。
市川海老蔵や瑛太が主役だかではない。
青木宗嵩が出演しているからだ。
何日か経過しているが、「青木宗嵩、自腹でカンヌに」
という見出しの新聞記事を見た。
しかし、自腹でカンヌ国際映画祭の会場に行っても、
カンヌ国際映画祭からの招待ではないので、
青木宗嵩はレットカーペットを歩けない。
市川海老蔵は謹慎中でカンヌには行けず、
カンヌ映画祭のレットカーペットは、監督と瑛太だった。
自分の出演した映画がカンヌ国際映画祭にノミネイトされ、
監督と主演が招待され参加していれば、
たとえ語学留学でニューヨークにいようがはせ参じる。
それが出演俳優として、青木宗嵩の矜持なのだろう。
俳優青木宗嵩を初めて見たのは、
NHKの「龍馬伝」、後藤象二郎役だ。
後藤象二郎は土佐藩の参政で上士、
大河ドラマという長丁場で青木の後藤象二郎は、
主役より前にでられないが、迫力があり存在感があった。
この俳優はもっとおおきくなると予感する。
きっとレットカーペットを歩く俳優になるだろう。
褒めすぎか。