ゴルルゴンのブログ 〜横浜大好きロックバンドの活動記録 〜

神奈川発。横浜、川崎、町田、厚木、都内で活動。ライブよりもレジャーと居酒屋メイン!?楽しくインディーズバンドやってます。

チューニングキー、イージーウィンガー等の小物【連載】脱初心者!ドラム講座3

2016年08月21日 | ドラム講座
みなさんこんにちは。
今日は相鉄線二俣川駅にあるスタジオスポットで個人練習をしておりました。

お部屋はこちら、Kスタジオ。
チャイナシンバルが常設されているのが嬉しいですね。



駅近でスタッフさんも親切なので毎月の4分の1から3分の1は練習のためこのスタジオSPOTに篭っております。





さて今回は練習・本番ともになくてもなんとかなるけどあったら便利なセッティングのグッズをご紹介。




左からイージーウィンガー、チューニングキー、シンバルスタンドアタッチメント、メジャーになります。



①イージーウィンガー
シンバルの角度や高さ、諸々の調整をするとき蝶ネジが固くて回せない経験は誰もが経験したことがあるとは思います。

ドラマーの皆さんであればスティックで挟んでなんとか回す方が多いのではないでしょうか。
私もその一人だったのですが、モノによっては上手く回せなかったり演奏する前から疲れちゃったり…。

というわけでそんなときにこちらのアイテムです。金属加工ができる方なら自作できそうな感じですが…。使い方は簡単で蝶ネジをこちらで挟んで回すだけ。いままで苦労してたあの固いネジも楽々です。また、固定する際も軽い力でしっかり固定できるため、演奏中に緩んだりすることもだいぶ減ると思います。

無くてもなんとかなるアイテムではありますが、一度便利さが分かると必須アイテムになります。




②チューニングキー
こちらはドラマーの方なら持っていたり、スタジオによっては置いてありますよね。ということで省略します。



③シンバルスタンドアタッチメント
これはいろんな使い方がありますが、私はシンバルスタンドにタムを取り付けるときに使用しています。

要望がなければ自身の好みでワンタムセッティングにすることが多いのですが、ドラムセットのサイズやグレード、メーカーによって、同じようにセッティングしたつもりでもどうしても微妙にタムの位置が異なったりするんですよね。

というわけで常にベストポジションにタムを持ってこれるようこちらを常備しております。
他の種類のアタッチメントによっては、取り付け穴が2つあるアタッチメントもあるので、皆様も試してみてはいかがでしょうか。



④メジャー
メジャーです。スローンの高さやスネアの高さ等、諸々の高さ調節に使用します。スローンの高さってちょっと違うだけでも演奏のフィーリングが変わってくるんですよね。

スローンの高さが低いのが良いか、高いのが良いか、これは色んな意見があると思いますので今回はあえて言及はしません…。

ちなみに私は現在50cmと割と低めのセッティングにしています。ツインペダルをガンガン使用していた頃はちょっと高くして53-55cmの間で最適な高さを模索していたのを記憶しています。




ギターやベースに比べ、ドラムセットはリハーサルスタジオ備え付けのものを使用することが多いのではないかと思います。

もし今までセッティングはフィーリング!で行っていた方は、是非演奏のパフォーマンスの標準化のため、これらアイテムを使用してみてはいかがでしょうか。


続く

エンディング:ゴルルゴンのオリジナル曲「dear my…」




バックナンバー

第一回ドラムのビーター 【連載】脱初心者!ドラム講座1

第二回ペダルの調整方法【連載】脱初心者!ドラム講座2





ペダルの調整方法【連載】脱初心者!ドラム講座2

2016年08月10日 | ドラム講座

みなさんおはようございます。
第2回目ではペダルのお話をば。




皆様、マイペダルをお持ちでしょうか。


スティックを買った方は次に買うのはペダル!というケースが多いのではないかと思います。


ちなみに私はスティックより先にツインペダルを買った口です




さてこのペダルのセッティングについて今回は見ていきます。



おそらく皆様演奏する上で調整をどうしようかと気になるのは以下が多いのではないでしょうか。
①ビーターアングル/ビーターの長さ
②スプリングテンション
③フットボードの角度




①ビーターアングル/ビーターの長さ
ここは踏み心地・コントロールと音量に関わってきます。

弄ったことがある方は分かると思いますが、ビーターの角度をバスドラムから離したりビーターの長さを長くすると、普通に踏んだだけでもだいぶ音が大きくなります。

これはビーターのテイクバックが大きく取れるからですね。感覚的にわかるのではないかと思います。ただ一方、踏んでからヘッドに当たるまでのラグが出てきてしまいます。

逆にビーターの角度をバスドラムに近くしたりビーターの長さを短くすると踏んでからヘッドに当たるまでのラグは短くなりますが、音量が犠牲になりやすいです。

(この際、軽く踏んでから一瞬で離すことによってスプリングのテンションを利用し、テイクバックを稼ぎ音量を出すという方法もありますが、これはまた別の機会にでも…)

デスメタルやグラインドコア等、高速で踏みまくるドラマーさんはビーター角度を浅くしてトリガーで補っていることが多いようです。

ただこれは音量を補うということもありますが、常如何なる機材環境でも最適なキック音を出したいという考えもあるようです。

ちなみに私大佐は、ビーターの角度は標準の位置で、ビーターの長さをほんのり短くして使用することが多いです。

アコースティックな生演奏では異なりますが、ライブハウスではマイクを通すことが殆どなので、コントロールのしやすさを優先しております。








②スプリングテンション
これも人によってキツくするか緩めにするかバラバラですね。色々試されてみて自身の好みを見つけられると良いと思います。

ただ私の周囲では緩めにスプリングを設定する人が多いようです。ペダルによってはある程度スプリングテンションを作ってあげないとボードの戻りが見るからに遅くなるので、そこはご使用されているペダルと要相談でしょうか。

リバウンドの影響ももちろんありますが、イメージとしてはペダルを踏んで離す際、何となく足の裏に吸いつくような感覚になるぐらいのテンションがオススメです。

ただそのポイントを見つけるのが最初のうちは大変かもしれません。

あまりテンションを強くすると足に無駄な力が入って疲れてしまったりしますので、そこは上手く良い具合のテンションバランスを見つける必要があります。




(豆知識その1)
リハーサルスタジオのペダルのスプリングテンション、かなりキツめの設定がされていることが多いです。
これは酷使されてすぐテンションが緩くなってしまうことが影響しているかもしれません。
いつも特に調整されずに使用されている方は一度緩めてから使用してみると良いかもしれません。
また機会があれば解説しますが、リハーサルスタジオのバスドラム打面側ヘッドの貼り具合も往々にしてゆるゆるだったりすることが多いですね。
ここを調整するだけでも大分変わりますよ。

(豆知識その2)
ビーターのリバウンドを取るためにスプリングを外して連打するという練習方法があります。
もしかしたら皆さんも聞いたことがあるかもしれませんね。
別にこの練習だけを延々とする必要もないと思いますが、足でリバウンドを拾う感覚を養うために、トライしたことのない方はチャレンジされることをお勧めします。





③フットボードの角度
こちらも後回しにされがちですが演奏の感覚がだいぶ変わってまいります。

ペダルによってはビーター角度と連動して決まるもの、ビーター角度とは別に調整できるものがあります。

フットボードの角度を変えることで演奏のしやすい/しづらいは主にダブルキック時に出てくるのではないでしょうか。


アップダウン、スライド、ヒールトゥー、ダンスステップetc、、、
私個人としてはアップダウン時に角度の影響が演奏に出やすいため、最初にセットアップされている角度を維持して使用することが多いです。







ペダルに関してはまだまだ奥が深いので今回だけでは語りきれません。

ペダルの比較、選び方、踏み方、練習方法などなど、書きたいことは山ほどあるので、
続きはまたの機会に!

質問があればコメント欄へ!わかる範囲で回答します!


つづく。

エンディング:ゴルルゴンのオリジナル曲「dear my…」




第一回はこちら
ドラムのビーター 【連載】脱初心者!ドラム講座1

第三回はこちら
チューニングキー、イージーウィンガー







ドラムのビーター 【連載】脱初心者!ドラム講座1

2016年08月08日 | ドラム講座

おはようございます。
ゴルルゴンのドラム担当、大佐です。

脱初心者!のタイトルでドラムの機材などの情報を投下していきます。

第一回は「ビーター」のお話。
初回から多少ニッチでマニアックでしょうか。


(左から、DS30、SM101、B300F、SM105、F3500。中央の熊はコリラックマといって、ビーターではありません。)



ちなみに私のビーター遍歴は、

TAMA DS30

DW SM101

Pearl B300F

DW SM105

kitano F3500




以下、私の超主観的インプレッションです。

TAMA DS30
最初に買ったペダルに付属していました。
プラスチック面でバスドラムに当てるのが好きです。正直特に良いとも悪いとも印象がありませんが、ある意味スタンダードなビーターかもしれませんね。改めて持ってみると結構重かったです。


DW SM101
こちらは尊敬するメタルドラマー様がプラスチック面で使用していたのを見て憧れて使い始めました。
ビーター自体がなかなか重いのも相まって結構いい感じのドッスン感がでます。
ただこの重さは好みが分かれそうですね。
一時期、ブーツを履いてツインペダルにこのビーターを2つセットして高速フレーズを踏むのがかっこいいと思っていました。
使用アーティストは
Tatsuya Amano(Crossfaith)
晃直(lynch.)
Katsuma(coldrain)
ナヲ(マキシマムザホルモン) など


Pearl B300F
なにか違うビーターを、と模索していた時にデーモンドライブについてきたこちらを試してみると意外と良くて使い始めました。
個人的には結構好きです。ドラム奏者側に踏んでいて気持ちいい低音を返してくれます。ビーター自体は結構軽めの印象があります。フェルトなので同じ面をずっと使うとそこだけ平らになってくるのはご愛嬌。。。
使用アーティストは
村上ポンタ秀一
Shinya(DIR EN GREY)
ARCH ENEMYのドラムの人
チルボドのドラムの人など



DW SM105
こちらは他所様のHPで拝見したビーターウェイトを沢山つける仕様にして使用していました。
ぶんぶん振り回す感じとバッチバチな感じが結構癖になります。今でもたまに使用します。
これでしか出せない音がある、を地で行っている気がします。


kitano F3500
いくつかあるkitanoチタンビーターの中でF3500のタイプを使用しています。シャフトが軽くヘッドが相対的に重いためか、コントロールしやすく音量も割と稼げる印象です。
フェルトやプラスチックとは違うドスン感がありますね。粒立ちといいますか、結構音の輪郭が出る印象です。






現場には大体kitano F3500、DW SM105、Pearl B300Fの3種類を持って行って使い分けています。大体はチタンビーターで済ませてしまいますが…。





ビーターはなかなか奥が深いんです。

ヘッドの材質から始まり
シャフトの材質に
ビーターウェイトをつけるのか
ビーターメモリーをつけるのかetc

一概にこれがオススメ!とは言えないんですね。

今までビーターにこだわりのなかった皆様!ぜひ付け替えて、使い分けて、比較して!とにかく色々遊んでみるのがおすすめです!

いつものあの曲やフレーズの雰囲気が変わったりして面白いかもしれません、、、。


質問があればコメント欄へ!わかる範囲で回答します!

エンディング:ゴルルゴンのオリジナル曲「dear my…」



つづきはこちら

第二回
ペダルの調整方法【連載】脱初心者!ドラム講座2

第三回
チューニングキー、イージーウィンガー