ゴルルゴンのブログ 〜横浜大好きロックバンドの活動記録 〜

神奈川発。横浜、川崎、町田、厚木、都内で活動。ライブよりもレジャーと居酒屋メイン!?楽しくインディーズバンドやってます。

盲目の天才 田川ヒロアキ 【連載 変態ギタリスト名鑑2】

2016年08月30日 | ギター情報
第二回は田川ヒロアキさんです。

変態ギタリストではありませんね。超絶技巧には間違いないですが。

まずはこちらをご覧ください。



ネックの上からすべて弾くんですね。
恐ろしい精度ですが、彼は盲目のギタリストなんですね。
全盲のために、床の上に置いたギターを弾いていたところ、このような演奏方法になったようです。

超絶技巧。江川ほーじん×菅沼孝三×田川ヒロアキ 手数セッションより。




これを生で見せられたらたまらない。


エンディング:ゴルルゴンのオリジナル曲「dear my…」




使用楽器

ギター: SADOWSKY TYO (OKADA International)
R1 Deep Blue Metallic, テレキャスターシェイプ Metallic Red

ギターアンプ: MARSHALL JMD501, JVM210H, 1936V

ストンプボックス: ZOOM G5, MS-100BT, MS-70CDR, MS-50G G3X, A3





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第一回マイケルアンジェロ

マイケル・アンジェロ・ベティオ Michael Angelo Batio 【連載 変態ギタリスト名鑑1】

2016年08月29日 | ギター情報
私はギターが下手すぎて教えられるテクがないので、少年時代に衝撃を受けたギタリストを解説していきます。



第一回は世界一早弾きの上手な男と言われているマイケルアンジェロです。ギターマガジンから世界最速の称号を与えられています。




NITROというバンドに所属していたギタリストです。
このバンドは全体的に変態で、ボーカルも6オクターブのロングシャウトでワイングラスを割る男、ジムジレットです。


初めて動画を見たときの衝撃ったらありません。


教則ビデオのSPEED KILLSより。ネックの上から、下から、反対の手で、曲芸的にとんでもない早弾きやタッピング、スイープを繰り返します。ピッキングが見えません。楽譜に起こすと最早tabがアリの群れです。







ネックが2本あるダブルアックスギターを同時にタッピングで演奏できます。1:04:00あたりから。






更に4本のクアッドギター。最早大道芸です。







必殺技?としてアンジェロラッシュというものがあります。これはネックの上下から超高速で交互に弾くというもの。




一応教則DVDが出ていますが、難度が半端ではなく、とてもじゃないけど参考にできません。

シグネチャモデルのギターがDEANから、オーバードライブがT-REXから発売されています。機材買ってあれだけ弾けるなら喜んで買いますが、、。







NITRO時代でおすすめの曲はこのあたりでしょうか。

Freight Train クアッドギターのギターソロがすごい。NITROの曲の中ではまともなほうです。



Machine Gunn Eddie   アルバムO.F.R. (Out-Fucking-Rageous) の中でもバカテクの際立つ一曲。ジムジレットが32秒間のロングシャウト。後半のソロもこれでもかという感じ。




Long Way From Home まさかこのバンドにバラードがあるとは。普通にいい曲ですが、ソロはやっぱりアンジェロ先生です。





原曲レイプと呼ばれるシリーズです。

ジミヘンもディープパープルもオジーもみんな撃破されています。




彼のこのギタープレイは賛否両論でした。音楽性や芸術性から離れ、視覚的な魅力にのみ取り憑かれていると。


ただ、教則DVDで語られた彼の言葉が忘れられません。

そこにいる全ての人に3つの言葉を捧げたい
practice practice practice...




途方もない努力の上にある彼のギタープレイをバカにする資格は我々にはないのかもしれません。

エンディング:ゴルルゴンのオリジナル曲「dear my…」



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第二回 田川ヒロアキ