8番:仏教セミナー(1)

2025-03-11 04:58:38 | 日記

仏教セミナー(1)

講師は修行に耐えきれずお寺を逃げ出してきた
元僧侶見習いのゴタぴょん先生です.
来世はえらいお坊さんになります.(かな?)
(なれるといいね!)


 ブッダの真理のことば、第一章の13.

「 屋根を粗雑に葺いてある家には雨が漏れ入るように、
  心を修養していないならば、情欲が心に侵入する。 」

侵入する、と言っています。情欲はまるで、ドロボーの
ように書かれています。
情欲・・・いわゆる、女にのぼせ上がる、ということでしょうな。
女性でしたら、男に夢中になる、ということですな。

入れ込んでしまうと、ケツのケまで抜かれてしまう、おそろしい不幸
が待ち受けているかもしれない。

そういう意味では、これはドロボーが侵入したのと同じになります。
悪魔が侵入したかもしれない。

なので、こういう事態にならないために、「心の修養」をしなければ
ならないのだが、あいにく、そういうトレーニングセンターはありません。

筋トレなら、ジムに行けば、インストラクターもいて、自分に見合った
メニューを作ってくれるのだろうが、「心のトレーニング」を
扱っているジムはありません。本来、お寺がするものでしょうけど、
お寺にそういう「心トレ」ジムはありません。

お坊様は、朝は5時起きです。ご内陣の掃除をします。
朝6時になったら、勤行が始まります。午前8時まで続きます。
それが終わると、30分間の朝食。食べ終わると、食器を洗って、今度は
自分の衣類の洗濯。導師の随行で出ていく日もあります。

その間、お寺はカラッポ。誰も心の筋トレしてくれる人はいません。

お寺さんに言わせれば、その勤行の時間が「心のトレーニングだ。」
というわけでしょうが、とんでもない。あんな漢文の棒読み、誰が
意味が分かりますか。意味がわからないから、「ありがたい」と言って
います。それなら、上級者用英語リスニングCD聞いている方が、まだ
身に付くと思うが・・・どうせ、意味がわからないなら。

さて、あんまり、ケチをつけていても仕方がない。
「他人のしなかったことを、見るな」 というブッダのことばも
ありますので、このぐらいにして、我々だけで、「心トレーニング」を
始めます。

それは、はい、一切欲望を捨てます。そしたら、あなたは、幽霊のように
なります。夢も希望も捨ててください。あんなもの、夢ですから。

幽霊は、空中に浮かびます。夢も希望もなくしたあなたも、
空中に浮かんでいることでしょう。
もしかしたら、この時点で、幽体離脱しているかもしれません。

まあ、これで、「如風於空中一切無障礙」 になりました。
きょうのトレーニングはこれまで。またね。ばいばい。

 

コメント
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