67番:過去日記から2010年8月27日(金)

2025-03-12 09:22:57 | 日記
2010年8月27日(金)

【ロンドンからのお客様】
 



昨日(26日)、高台寺玉半旅館からの、
電話依頼を受けて、きょうは、ルンルン鼻歌まじり。

朝9時30分のお迎えです。
きょうのタクシーは、都タクシーを利用します。                                                                                                          
お客様は、ロンドンからお見えのご夫婦です。
奥様は、18歳・・・じゃない、 
奥様は、魔女・・・じゃない、
奥様は、クリスティナ・ファットーリ様。

英語の名前じゃないな、と思ったので、
聞いてみると、家系は、イタリア出身だと言います。

(オーソーレ・ミーロー) と、
わけのわからん歌を腹で、歌います。

さて、荷物をトランクに、積み終わったところで、
前日に用意した、日程表を見せる。

やや、ご不満の様子。

「We'd like to see more the rock garden.」
(ロック・ガーデンをもっと、見てみたい。)

という。

それは、かまわないが、
どんなロック・ガーデンのことだろう?
と、訝しげに思いつつ、

イエス、イエス。ロックガーデン。
レッツラゴー、ゴーゴー。と、安請け合い。

なんて、ええかげんな、ガイドだろう。

と、自分で、自分を蔑む。



午前9時30分。何はともあれ、
宿の人たちが、見送る中
高台寺、下川原通を出発です。

行き先は、二条城。

(なるほど、ここの庭には、作事奉行、
 小堀遠州の、作庭した、
 ロック・ガーデンが、確かにある。)

二条城には、我らが
都・タクシーの運転手さんの、
専用駐車スペースが、ある。
自分が、運転手でないから、
ずっと、クーラーを、かけていてもらえる。

こんな暑い日には、助かる。
ここで、タクシーの運転手さんから、要望です。

「お客さん、観光でしたら、
 貸し切り料金で、頼みます。」


「えー?そんなの、
 今更、言ってもらってもぉ。」


そうです。私は、5000円を越えたメーターは
半額になるというタクシーを選んで乗ったのです。

京都のタクシーは、本当に安いです。

朝から、夕方まで、実に、7時間も乗って、
支払いは、11430円でした。そりゃ、そう
言いたくなりますよね。貸切料金にしてくれってね。

因みに、貸切料金は、
1時間当たり、3320円です。
まともに、料金を支払えば、
7.5×3320=24900
24900円。

タクシーは、この後、2度乗り換え、
それぞれが、800円と、900円。

タクシー代合計は、13130円、

車付きガイド、
1日3万円の売り込みは、今も有効のようである。


午後3時半に、タクシーは、帰って行きました。
都タクシーの乗務員さんが、

「堪忍してくれ。」

と、音を上げてしまったので。

ゴタは、鬼の客。ああいやだ。
みなさん、こんな悪い客にならないようにね!


でも、それでも、
今度、奈良・大阪・神戸と周遊する観光が、あるときに、
また呼んでくれ、と言うので、お名刺いただきました。


二条城、二の丸御殿にて。

大広間、大政奉還の様子を、人形で、再現しています。

「What are these dolls for ?」
(何これ?)

「 They depict the proclamation of the Return of Political Rule to the Emperor.」
(これは、大政奉還の様子です。)

「Shogun and his subordinates,right?」
(将軍と、配下ね?)

「Yes.they are.」
(はーい。)

「Oh, Page boys ! 」
(小姓もいるわ。)

「Yes. And look at the panels beside Shogun.
  There is another room behind the panels
where the guards hid themselves to protect
Shogun in case anything happened.」

( そうです。将軍の横のふすま戸をご覧下さい。
その裏に部屋があって、
護衛の武士が、身を隠していました。)


 【黒書院】

黒書院へ、向かいます。歩くたびに、
廊下が、キュキュと、きしみます。

我らがお客様、大喜びです。

なぜなら、お客様のガイドブックには、
そのように、解説されていましたので。

つまり、

As a safeguards against treachery,
Ieyasu had the interior fitted with 'nightingale'
floors.

(背信行為からの、警備手段として、
 家康は、「うぐいす張り」の廊下をしつらえました。)


えっ? なぜ、知っているかって?

同じガイドブックを、持っているからだ。
曰く、敵を知り、己を知らば、百戦危うからず。

とは、言うものの、いつも怪しげな、案内のゴタ。

みなさま、lonely planet社の

「Japan」

は、必携ですぞ。
たいていの、外国人観光客が持っているのは、
このガイドブックであります。
しかも、彼らは、このガイドブックを、
聖書のように、信頼しておいでです。

これに違う案内をすれば、すぐに、

「Oh, That is different
 from what I 've read so far.」

(あら、読んだのと、違うわね。)


という手裏剣が、飛んで来ますよ。
手裏剣は、あの青い表紙のガイドブックから、飛んでくる。


ヾ(@^▽^@)ノ

白書院を出て、外の廊下を右手に進みます。
再度、入ったところに、牡丹の絵。白い牡丹です。

「Standing, she looks like a tree peony,
  sitting,like a peony and walking, like a lily.」

(立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花。)


という諺があると、説明。

しかも、タイミングよく(悪く?)、奥方が、
こちらを振り向いたときに、言ったものだから、


「Like you ! 」 
(あなたのように。)

と、修飾語尾を付け足した。

何にも出ませんでした。


 
 【金閣寺にて】


入ろうとすると、呼び止められました。

「ちょっと、入場券を見せてください。」


お客様、お札をしまい込んでいました。

「Sorry. I didn't know this was the ticket.」
(すみません。これって、入場券だったのね。)

「Yes. and doubles as a talisman.」
(そうです。護符も兼ねてます。)

「Wonderful.」
(いいわね。)



金閣寺が見えました。

(さあ、説明開始!)

勇み足、というか、勇み声で、始める。


「一層は、法水院で、平安様式の寝殿造り。
 二層は、潮音洞といい、観音像御安置の場。
 三層は、ああで、こうで、こうなんですよ。」


と、英語での説明をがんばります。
同じく、英語で、うなずきの返事が、返ります。

(何か、おかしいな)、

と振り返ると、よその外国人です。

(あらら、まあ、ゴタのお客様はどこ?)

見渡せば、ご主人は、一番奥で、写真撮影に、忙しそうです。


(えーと、奥様は、どこかしらん?)

と、また、見渡すと、
こちらは、入り口近くで、
これまた、写真をカシャカシャ。

ここは、ご夫婦で、
一緒に立ったところを、写すのが、定番なのに。

ひとり、ボケー、としていると、

「すみません。シャッターを押して
 いただけますか?」

「はい、いいですよ。」

ひとつが、終われば、またひとつ。
私ゃ、写真屋か!もう、いや。


 【竜安寺にて】

お客様の、第一希望の、石庭に、やって参りました。
ベランダに、座って、しばし、瞑想に、ふけりましょう。

ああ、でも、きょうの、この暑さといったら、
とても、瞑想に、入る気分じゃありません。

南側の庭の、暑いこと、そそくさと、
北側のベランダに、移りました。
定番説明の、つくばいが、あります。

The Chinese character put upper,
 assorted with the square pool in the center,
can be read as "ware" which means

"I "

in English.

Then, the square part that is
representative of a mouth and the right part
form another Chinese character meaning

"only ".

And the more other letter meaning

" satisfaction "

consists of the center square and down part.

And finally, the center pool,
coupling with the left letter
makes a meaning of


" know ".


Altogether,they read as
"I only know the satisfaction."

And this teaching is derived
from a Buddhist holly sutra .

(上の漢字と真ん中の四角で、
われ、つまり、英語で、私 と読めるのです。
そして、四角の部分は、口というのを
言い表していまして、右の部分と併せて、’唯’
の意味です。
次に、さらに、満足という意味の字が、
真ん中の’口’と、下の部分で、構成されます。
最後に、真ん中の’口’は、左の字と、
ペアで、’知る’という意味の漢字になります。

結局、全体で、我、唯、足るを知る。と読めるのです。

そしてこの教えは、仏典から、来ているのです。)


お客様、大きく、うなずかれました。


ヾ(@^▽^@)ノ


【仁和寺にて】

 はじめ、天龍寺を予定していましたが、
 竜安寺の近くに、見学出来る寺院は、ありますか?
 という、ご夫妻のリクエストにお応えして、
 そして、乗務員さんのおすすめもあって、
 ここ、御室の、仁和寺に、やって来ました。

 発願は、光孝天皇。
 これが、仁和2年(886年)だったことから、
 仁和寺と称する、とか。
 天皇は、寺の竣工を見ずに崩御。


 その意志を継いだ宇多天皇が、
 仁和4年(888年)寺を創建し、開基となる。
 
 寺は、始め西山御願寺と名乗ったが、
 後に、光孝天皇在位の年号を取って、仁和寺とした。


 御室の八重桜は、有名ですが、残念ながら、
 今の季節、ただの、低木です。

  ヾ(@^▽^@)ノ

 まず、御室御殿に入ります。
 開基である宇多天皇を始め、
 代々天皇が、執務を執った門跡寺院の御殿です。

 御殿の廊下を、進んでいった中程に、
 お抹茶が、頂ける部屋が、ありました。

 「Would you like to try it ? 」
 (いかがですか?)


 「We will.」
 (そうしますわ。)

 畳の上に座るか、テーブルで、頂くか?
 どっちが、いいかと、係の人が、尋ねます。

 テーブルが、いいと、おっしゃいます。

 500円也。

 旦那様が、お支払い下さいました。
 ありがとうございます。

 お菓子を見て、

 「Any suitable timing
  that we eat this sweets?」
 (これは、いつ食べるのだ?)

 「Oh, unlike tea or coffee you have in Europe ,
 the powdered green tea we are going to have is
  tasted a little bitter because of no sugar.
  This sweets serves as a kind of sugar
  separately set outside.

  So eat first so that
  the bitter tea goes well in your mouth.」

(そちらのお国の紅茶や、コーヒーと違って、
お抹茶は、お砂糖を入れないので、苦いです。
お菓子は、お砂糖代わり。
苦いお茶と、合うように、今、お口にどうぞ。)


 お茶が来ました。クルクルと、茶器を手のひらで、
 回転させて、お客様の前に出されました。


 「 Why is it? Is she casting
   a spell or anything ?」
 (何かの、おまじないかね?)

「 Not at all. She's turning the cup so that
she could serve it with its front faced on you.
  It's a polite way of serving the tee.
At a tea ceremony, it is a matter of course. 」

(違うんです。器の正面が、あなたの方に、
向くように、回したのです。丁寧なお給仕ですよ。
茶道では、当たり前のことです。)

 床の間の、掛け軸を、じっと、ご覧でした。
 漢文でしたので、ゴタも読めません。
 でも、サービス精神だけは、
 旺盛なので、無理して、解説を施した。

 漢字は、10ほどありました。その中に、
 「茶」の字と、「友」の字が、あったので、
 『お茶は、友達。』
 と、書いてあります。
 とまた、ええ加減な、ガイドをしてしまいました。
  (^_-)☆

  お客様は、庭が、お気に入りのご様子でした。
 少し歩いては、「ワンダフォー」、
 また少し歩いては、「ビュータフォー」、
 「スプレンディド」、 「ワァオー」。          
 じっと、立ち止まって、動きません。

 ガイドは、もう、話すネタが、尽きています。
 こちらも、一緒に、ただ、ッボケーっと、立っているだけ。

 まあ、喜んでもらえれば、いいのだ。
 と、自分に言い聞かす。


 
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60番:過去日記から2010年8月19日(木)

2025-03-12 05:30:02 | 日記

2010年 8月19日(木)

【インドのお客様をご案内】 




 【午前9時、京都駅】


烏丸口中央に、お迎え・・・・・・と、
いうことに、なっていたのに、いらっしゃいませーん。

何で-? 

と、思ったが、待つしかない。
とりあえず、電話を入れた。

そしたら、30分、遅れますので、よろしく。
と、言っている。

仕方がありません。
ホテルも、エージェントも、
タッチしていない私のリピーターなので、
どこにも、何も、いえません。

ただ、待っているのも、脳が、ないので、
TICに行って、お客様4名分の
シティー・マップをもらってきた。

結局、45分遅れで、お見えになりました。

インドのミューニッシュさんご一家です。

「Alright now, let's get started !」
(さあ、さっそく、観光をしましょう。)

というと、

「 Oh, Mr. Yamada.
There's one thing we must do
  before that. We have not finished our meal yet.
  Do you know somewhere great
little place for that ?」
 
(ちょっと、待って下さい。
  まだ、朝ご飯を、食べていません。
  どこか、この近くで、レストランは、ありますか?)


 「 Then, the restaurant on the first floor of
   the Melpark building will do. 
   How about a morning set menu there ?」
  
(じゃあ、メルパルクの一階で、
   モーニング・セットは、いかが?)


「 Sounds good ! But, before going in,
we want our luggage kept in a car.」

(いいねえ。
   その前に、荷物を車に、置いて来ましょう。)


⏁⏁⏁⏁⏁


さて、荷物を、車に積み終えると、


「Yamada san, Please come with us.」

(山田さん、一緒にいきましょう。)


と、言います。


ドライバーさんに、気を遣いながら、
ノコノコついて行きました。

でも、これは、ついて行く必要がありました。


遅延もあり、朝食時間も挿入になり、
日程を変更するための、
打ち合わせを、しなければ、なりません。

清水寺を、割愛すると、
いうことで、話はまとまりました。


⏁⏁⏁⏁


さあ、1時間15分遅れの、出発です。

ご夫婦と、ふたりのお子さんです。
ふたりとも、お嬢ちゃんで、
ひとりは、小学校一年生。
もうひとりは、まだ、学校じゃ、ありません。

チャーターしたセダンは、
ヤサカタクシーのハンドル・コラムの6人乗り。
ご一家は、全員うしろの座席に、
山田が、前席に座りました。


⏁⏁⏁⏁


京都観光は、定番の【金閣寺】から、はじまりです。

ドライバーさん、私たちの知らない抜け道を、
スススっと縫って行ったので、
あっという間に、金閣寺に到着です。

そんなわけで、説明するひまなく、
金閣寺の山門に、たどり着きました。


「Kinkakuji is a temple that was registered
 as a world cultural heritage in 1994.」
(金閣寺は、1994年に、
 世界文化遺産に、登録されました。)


山門を、入ると、左手に、鐘楼が、あります。


「One strike costs ¥200 yen.
  Would you like to try that ? 」
(ひと突き、200円ですけど、やってみますか?)


「No, thank you.」
(いらん。)


あっけなく、断られました。


⏁⏁⏁


きょうの、入場料は、お客様負担の契約です。

「Please buy your tickets at the booth.」
(ここで、チケットを、お求め下さい。)


チケットを手にされたお客様、大喜びです。

「This makes a great little charm for the ticket.」

 ※この山田錦の日記では、実際に発話された発話文を
  正しく覚えていません。あしからず。
  英文に、あやまりが、あるかも知れません。

 ※(これは、いいな。お守りになるよ。)


「That's when Kyoto municipal government
 suggested to raise up a temple admission tax,
 the temple refused it saying that people visit it
 not on sightseeing but on religious purpose.
And then the ticket was
changed into this talisman sticker.」

(京都市が、古都税を取る、と言ったとき、
寺は、反対しました。
みなさん方、観光ではなく、宗教行為で、
来られるのだと言って、そのためか、
拝観切符ではなく、お供養料の護符になりました。)



金閣寺が、見えました。

「Beautiful.」

 「Wonderful.」 

「Oh.」


お客様、感嘆詞をつぎつぎ、発せられます。
暑さを忘れる、唯一のひととき。


⏁⏁⏁


金閣寺に、来る度に、

「しまった。調べるのを、忘れていた」

と、思うことがあります。

それは、夕佳亭に、たどり着いたとき。

「あの、床の間をご覧下さい」
(Look at the alcove ! )

そのあとが、続かない。

なぜか。

それは、南天の床柱を説明したいのだが、

恥ずかしながら、

「南天」(ナンテン)

を、英語で、言えない。

ガイドとしては、少々ナンテン(「難点)です。 

英語で、一体、ナンテーンだろう? 
 今、和英で、調べたところ、ナンテンは、

「nandina」

もしくは、

「a heavenly bamboo」

なのだそうです。

天国の竹とは、面白いですね。


⏁⏁⏁

お不動さんの境内で、香料のお供えをなさいます。
敬虔な、お客様で、道祖神を見るたび、合掌なさいます。

「ナマステー」という、
 英語のハローに当たるインド語
(ヒンディー語)は、やはり、相手に対し、
合掌しながら、いうのだそうです。


⏁⏁⏁


竜安寺にて

境内に入ると、左手に、鏡容池(きょうようち)。
アヒルが、小島の上で、休んでいます。


「Do you know mandarin ducks?」
(オシドリって鳥をご存じですか?)


「Oh, we have a lot of mandarin ducks in India.」
(何、インドには、オシドリは、たくさんいますよ。)


インドのデリーから、はるばるお越しです。


(あんな、暑いところに、
 オシドリが、ほんとに、いるのかな?)


と、思っているところに、

「India extends far long from north to south.」
(インドだって、
 北国もあれば、南国もありますよ。)


まあ、いずれにせよ、
今は、季節はずれで、オシドリの姿はありません。


「Mandarin ducks are migratory birds that
move between Japan and Asian continent. 
And this is out of season now.」

(オシドリは、渡り鳥なので、今は、いないのです。)


私が、migratory という言葉を使ったので、
ミューニッシュさんは、子供たちに、やさしい言葉で、
解説していました。すみませんです。
私には、やさしい表現のほうが、難しいのです。


⏁⏁⏁  ヾ(@^▽^@)ノ


午後、食事を兼ねて、おみやげを買います。
熊野にある、

  「京都ハンディ・クラフト・センター」

に行きます。

⏁⏁⏁

楽しみのお食事は、午後2時を過ぎていたため、
終了していました。
ここの、ランチ・バイキングが、
午後2時までだそうです。


滑り込み。 アウトーッ!


⏁⏁⏁


熊野神社の南向かいにある、

「スパイシー・カレー」

の店まで、バック。

(日本に来て、カレーを食べるのか)

と、一瞬思いかけたが、私の、
旅程管理ミスで、
生じた臨時のカレーショップだった。

反省!


⏁⏁⏁

午後3時。再度、
京都ハンディ・クラフト・センターへ。



陶磁器売り場で、ご夫婦は、全然、動きません。

(いい陶器が、見つかったんだ。)

そう、思いました。

でも、可哀想なのは、子供たち。

退屈で、退屈で、ゴソゴソし始めました。

山田。階段あそびを、しようと提案。

ジャンケンゲームです。

グー、で勝つと、グリコ(3歩)。パンダ
チョキで勝つと、チヨコレイト(6歩)、チョコレート
パーで勝つと、パイナツプル(6歩)、チーズ
階段を上がれます。

チョキのことを、シザスとか、
パーをペイパーとか、言っていましたので、
ジャンケンを知っていたようです。


⏁⏁⏁⏁


セダンの契約は、午後4時までです。
午後3時40分の時点で、乗り換えする旨を伝えました。

午後4時に、交代のセダン(6人乗り)が、到着。
お客様の、お荷物を、全て、積み替え。

こちら、流しタクシーですので、
メーター走行を、して頂くことになりました。

店内に戻ると、まだ、お買い物です。


ヾ(@^▽^@)ノ

何と、お店を出たのは、午後5時でした。

(すごーい。よく、まあ、飽きもせず・・・)

なんて、思ってはいけません。お客様なのだから。


⏁⏁⏁

「If only we can take a little look at "maiko".」
(舞妓さんを見てみたいなぁ。)

ポツリと、おっしゃった、お客様。

「Chances are that we can come across them
at around Gion area in the evening.」
(夕方、祇園でなら、もしかしたら、見られるかも。)


「It's getting close to evening now.」
(もう、その夕方だ。)


そうして、我らが、セダンは、祇園・白川に到着。

辰巳橋で、降りた。
車は、新橋通りと、交差した、橋の上で、待機。


約10分の自由ウォーキング ・タイムです。
新橋通りの、風致地区を歩く。
路地に入り、新門前に抜ける。

ここは、骨董商の店が、軒を連ねている。
お客様たち、興味深そうに、
瀬戸物を並べたウィンドーを、眺めています。

最も、興味を引いたのは、
屋根瓦の、先に立てる、
鬼瓦を専門に、商う、お店でした。

ヾ(@^▽^@)ノ

新門前を、今度は、西へ。

ここに、京舞の、師匠、
井上八千代さんの、住居がある。
白木の、犬やらいのある家だ。


⏁⏁⏁⏁


祇園甲部に、車で、移動。

我々は、一力茶屋で、降りる。
車は、歌舞練場周辺で、待機。

石畳の小道に、お茶屋が、並ぶ。
ここは、タイムスリップした、エリアである。

舞子さんは、いませんでした。


でも、浴衣姿の、二人ずれのお嬢さん方を見つけ、
私に、


「写真、一緒に撮りたいから、たのんでくれ。」


といいます。


「オーケー。お安いご用だ。」


『すみませーん。お写真、
 一緒に撮らせて欲しいんですけど。』


『はい、いいですよ。
 それで、私たちの写真も、お願いできますか?』


『もちろん。よろこんで。』


いいところに、舞妓さんの代役がいました。


⏁⏁⏁


このあと、高台寺参道に入って、
八坂の塔の辺りを散策すればいいと、
思っていたのですが、京都駅に、早めに、戻ります、
とのことで、
我らが、車は、宮川町を通って、
川端に出て、下がりました。

ここで、ドライバーさん。


 「この、鴨川は、明治時代まで、
  処刑地やったんやで。
  近藤勇も、ここで、処刑されたんや。」


と、解説を始めました。


(えっ、何?これを、通訳せよ、ということなのかな?)


突然だったもので、山田、狼狽。


だって、新撰組の説明から、しなくてはならないし。
しかも、右折する七条の交差点までに、
終わる必要があるし、大変でした。

This side of the river bank
was used as the execution site until recently.
It was not until Meiji era
that the custom was abolished.

Kondo Isami ,head of Shinsengumi
shogunate government police was one of
those who were executed here.

なけなしの知恵を絞って、新撰組のことを、
幕府警察と試訳しました。
もっとも、見廻り隊というのが、
新鮮組の他に、いましたがね。


⏁⏁⏁


午後6時過ぎ、
久々の、8時間ツアーが、終了しました。

でも、ちょっと、反省しています。
それは、タクシー降車場で、お別れしたこと。

今は、タクシードライバーじゃないので、
ちゃんと、ホームまで、お見送りするべきでした。
お守りをする車が、ないのだから。

今後は、是非、そのように。と、思っています。



おしまい。


山田 錦(ゴタ)でした。

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52番:【日記】 3月11日(火)

2025-03-11 21:06:27 | 日記

3月11日(火)

 

きょうこのブログは二段階認証になっていて、

スマホをかえたぼくは開くことができません

でした.

仕方がないので、アカウントを作り直して

新しいブログで語学学習記事を投稿しました.

 

そこまではよかったのですが、今度は旧ブログ、

つまりharunosuke のページにアクセスできなく

なりました.

 

まさか、5000 以上の投稿した記事がそのまま無くなった?

どうする?

きっとこのブログを捨てて、旧アカウントでログインすれば

復旧すると思う.

 

でも、もういいわ.このまま gotapyon ブログに居座ります.

そこで、前のブログ「さっぷいさっぷい外語学院」の

投稿記事の控えは残っていますので、今後は少しづつ

再掲していきます.

 

 

 

 

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20番:語学学習日記

2025-03-11 08:33:08 | 日記

語学学習日記

 

ログインできないので「さっぷいさっぷい外語学院」へのアクセス

ができません.『さすらいの青春』は(653番)まで投稿して

いたと思います.『サウンドオブミュージック』は(914)まで

だったと思います.1番からやり直したのですから、654や915

を待っていただいている人には、申し訳ないですが、お待ちいただく

ことになりますが、できる限り早くたどり着けるよう、どんどん

投稿していきます.手元には記事は残っているのですから、どんどん

投稿するだけですので.

 

ゴタぴょん

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12番:はじめまして、ゴタぴょんと申します.

2025-03-11 05:23:12 | 日記

はじめまして、ゴタぴょんと申します.

 

これまでharunosuke の名前で語学ノートを日記形式で

書いていたのですが、今朝このブログを開こうとしたら

開きません.二段階認証をせよ、と言っています.

 

いっておくが、おいらは田舎のおっさんなんだよ.

そげん、むつかしば、こつゆわれても困る.

 

でもせっかくの学習ノートは、全国の語学学習なかま

であるみなさまにお見せしなくちゃ、と思い、

新たにgotapyonのIDで作り直しました.

 

作り直したら、どうなるか?

作り直したら、また1からの学習となります.

 

だけどな、これまで、『さすらいの青春』は600回以上

も投稿しているので、毎日3回以上記事送信いたします.

(のつもり)

 

なかよくしてね

 ゴタぴょん

 

 

 

 

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