今の時期は、まだ青々としているので、倒れて枯れている葦を拾ってきて、適当な長さに切っておきました。
節は弱いので、節ごとに切り分けています。
切り分けたら、水で洗って数日干しておきます。
竹の場合、火で表面を炙ると艶が出ます。
葦も少し炙った方が、表面の色合いがしっかりします。
僕は、ガスコンロで炙ってます。
ちなみに火で炙る事で、水分を飛ばす事と、虫を駆除して虫食いを防ぐ意味があるようです。
100均ショップで買った細長いタワシ棒を使って、節の中を掃除。
400番くらいの紙やすりで、表面を整えます。
やすりを掛けると、手触りが良くなります。
底の部分にコルクを詰めるのですが、詰める際に割れる可能性があるので、タコ糸を巻いておきます。
ヘンプ巻きと言うきれいな巻き方もありますが、適当に巻いた方が雰囲気がいいと思ってます。
糸が巻けたら、補強の為にニスを塗っておきます。
100均ショップの安い物でも大丈夫です。
塗り方は僕の場合、使い終わった筆を洗うのが面倒なので割り箸を使ってます。
ニスが乾いたら、コルクを入れる穴の型をヤスリなどを使って整えます。
コルクを穴の大きさにカットして、木工ボンドで接着します。
最後に、唄口を整えます。
縁を薄くした方が、音が出やすいです。
色々と工夫して、音の出やすい型を追求するのも、楽しみのひとつです。
大体16〜17センチくらい。
吹き方は、唄口にくちびるを近づけて、そっと吹いてみて下さい。
ジュースの空瓶で音を出す要領で。
スマホのアプリで、測るとB4(シ)の音でした。