筒に魅せられた男の日記

京都府八幡市、淀川三川合流域に自生する葦で笛を作ってます。

葦にも種類が

2024-12-12 15:48:00 | 日記
高槻鵜殿の葦原は、細くて節間が長い。
八幡背割堤の葦は、背が高くて太めで節間はそれより短め。



八幡背割堤のヨシは、セイタカヨシ?
気になって調べてみると、色々な違いがあって面白い。

種の違いで、保護の方向性も違ってくる。
その違いを知ると、その地の文化や風土みたいなものが見えてくる。

これはなかなか奥が深いぞ。



淀川の葦

2024-12-12 11:47:00 | 日記
大きな川沿いを歩くと、葦の群生がすぐに見つかります。
京都の宇治川、木津川、桂川、淀川のそれぞれで保護活動がされているようです。
このヨシは淀川の堤防を歩いていて拾いました。
以前、まだ青い葦を切って持ち帰った事がありますが、時間とともに萎びていました。
葦を採取する時は、枯れの始まった葦のほうがいいです。
しかし、先程ご説明したとおり、保護活動をされている区域がありますので、持ち帰る際は、枯れて折れてしまっていたり、朽ち果てているものにした方が良いと思います。
この葦も、千切れて一部踏まれて折れた物をです。
わざわざ切り取らなくても、十分満足できる状態を保っています。
葦の保護活動にご協力のほどよろしくお願いします。
※鵜殿の葦原では入会権(いりあいけん)があり、それがないと採取してはいけないそうです。ご注意下さいね。